第2次高市改造内閣の閣僚名簿
初入閣7人・留任8人の全19人
高市早苗首相は2026年9月17日、政権発足後初めての内閣改造を行いました。皇居での認証式を経て発足した第2次高市改造内閣は、首相を含む全19人のうち10人が交代し、初入閣は7人。木原稔官房長官・茂木敏充外相・片山さつき財務相・小泉進次郎防衛相ら8人が留任して骨格は維持しました。最大の変化は、連立を組む日本維新の会から中司宏前幹事長が初入閣し、閣外協力が閣内協力に移ったことです。この記事では首相官邸が公表した閣僚名簿をもとに、全19人の顔ぶれ、留任・初入閣・再入閣の内訳、退任した10人、そして改造前後で平均年齢がどう動いたかまでを整理します。
この記事でわかること
- 第2次高市改造内閣は2026年9月17日発足。首相を含め全19人中10人が交代、初入閣7人・再入閣3人・留任8人
- 初入閣は藤井比早之(総務)・関芳弘(文科)・簗和生(農水)・井林辰憲(国交)・笹川博義(環境)・古川俊治(デジタル)・中司宏(規制改革など)の7人
- 維新の中司宏氏が初入閣。連立関係が閣外協力から閣内協力へ移行
- 環境相に「クマ被害対策担当」が新設され、防災担当は国家公安委員長から復興相(細野豪志氏)へ移動
- 当ブログの独自集計では、閣僚の平均年齢は60.3歳→59.1歳と1.2歳若返り。最年少は小野田紀美氏の43歳
- 退任は10人。林芳正総務相は閣外へ。前内閣で最年長だった平口洋法相(78)も外れた
第2次高市改造内閣の閣僚名簿——全19人の顔ぶれ
首相官邸が9月17日に公表した閣僚等名簿の順に並べたものです。年齢は発足日時点。色のついた行が今回新しく閣僚になった10人です(官邸の表記は「赤澤亮正」、報道では「赤沢亮正」と書き分けられています)。
| ポスト・主な担当 | 氏名(年齢) | 所属 | 区分 |
|---|---|---|---|
| 内閣総理大臣 | 高市 早苗(65) | 衆・自民 | 続投 |
| 総務大臣 地方創生/副首都整備等推進 |
藤井 比早之(55) | 衆・自民 | 初入閣 |
| 法務大臣 男女共同参画/女性活躍 |
山下 貴司(61) | 衆・自民 | 再入閣 |
| 外務大臣 | 茂木 敏充(70) | 衆・自民 | 留任 |
| 財務大臣 金融/消費税・支援金法案 |
片山 さつき(67) | 参・自民 | 留任 |
| 文部科学大臣 | 関 芳弘(61) | 衆・自民 | 初入閣 |
| 厚生労働大臣 | 上野 賢一郎(61) | 衆・自民 | 留任 |
| 農林水産大臣 | 簗 和生(47) | 衆・自民 | 初入閣 |
| 経済産業大臣 GX実行推進/AX社会実装 |
赤澤 亮正(65) | 衆・自民 | 留任 |
| 国土交通大臣 水循環政策/国際園芸博覧会 |
井林 辰憲(50) | 衆・自民(麻生派) | 初入閣 |
| 環境大臣 原子力防災/クマ被害対策 |
笹川 博義(60) | 衆・自民 | 初入閣 |
| 防衛大臣 | 小泉 進次郎(45) | 衆・自民 | 留任 |
| 内閣官房長官 沖縄基地負担軽減/拉致問題 |
木原 稔(57) | 衆・自民 | 留任 |
| デジタル大臣 AI・サイバー安全保障/コンテンツ戦略 |
古川 俊治(63) | 参・自民 | 初入閣 |
| 復興大臣 防災/防災庁設置準備/国土強靱化 |
細野 豪志(55) | 衆・自民 | 再入閣 |
| 国家公安委員会委員長 沖縄北方/消費者/アイヌ施策 |
葉梨 康弘(66) | 衆・自民 | 再入閣 |
| 内閣府特命担当大臣 こども政策/規制改革/行政改革 |
中司 宏(70) | 衆・維新 | 初入閣 |
| 内閣府特命担当大臣 経済財政政策/日本成長戦略 |
城内 実(61) | 衆・自民 | 留任 |
| 内閣府特命担当大臣 経済安全保障/感染症危機管理 |
小野田 紀美(43) | 参・自民 | 留任 |
(うち維新1人)8人留任
(首相を除く)10人交代したポスト
(全19のうち)3人再入閣
山下・細野・葉梨
留任8・初入閣7・再入閣3——数えると見えてくる「骨格維持」
首相を除く18ポストのうち、同じ人が同じポストに残ったのが8人。木原稔官房長官、茂木敏充外相、片山さつき財務相、小泉進次郎防衛相という政権の四本柱がそろって残り、これに赤澤亮正経産相、上野賢一郎厚労相、城内実経済財政相、小野田紀美経済安保相が続きました。時事通信は改造前から「内閣の骨格は維持する方針」と報じており、結果もそのとおりになっています。
平均年齢は60.3歳→59.1歳。1.2歳だけ若返った
閣僚19人の生年月日から発足日時点の年齢を計算し、改造前の第2次高市内閣と比べました。平均は60.3歳から59.1歳へ1.2歳の若返りです。もっとも、これは大きな入れ替えの結果というより、前内閣で最年長だった平口洋法相(78)が外れた影響が大半を占めます。最年長は茂木外相と中司氏の70歳、最年少は小野田紀美経済安保相の43歳で、いずれも改造前から変わっていません。
| 指標 | 改造前 (2/18発足) |
改造後 (9/17発足) |
差 |
|---|---|---|---|
| 平均年齢 | 60.3歳 | 59.1歳 | −1.2歳 |
| 最年長 | 78歳(平口洋) | 70歳(茂木・中司) | −8歳 |
| 最年少 | 43歳(小野田紀美) | 43歳(小野田紀美) | ±0 |
| 参議院選出 | 2人 | 3人 | +1 |
| 女性 | 3人 | 3人 | ±0 |
| 自民党以外 | 0人 | 1人(維新) | +1 |
女性は高市首相・片山財務相・小野田経済安保相の3人で、19人中15.8%。改造前と同じ人数・同じ顔ぶれで、今回の改造では女性閣僚は増えませんでした。参議院からの起用は古川俊治デジタル相が加わって3人になっています。
官邸の名簿では、改造前と同じポストに残る閣僚は「再任」と書かれます。報道で使われる「留任」「続投」と中身は同じです。これに対して、別のポストに移ることを「横滑り」と呼び、この場合だけ首相からあらためて補職辞令が出ます。今回は横滑りがなく、残る人はそのままのポスト、代わる人は入れ替えという分かりやすい形になりました。
維新・中司宏氏が初入閣——閣外協力から閣内協力へ
今回の改造で制度的にもっとも大きい変化が、日本維新の会からの初入閣です。維新は自維連立政権の一角でありながら、これまで閣外協力の立場で閣僚を出していませんでした。毎日新聞によると、首相と維新は改造に先立ち「維新から閣僚を起用し、連立関係を閣内協力に移行することで正式に合意した」といいます。
入閣したのは中司宏前幹事長(70)。ポストは内閣府特命担当大臣で、こども政策・少子化対策・若者活躍・規制改革・共生・共助を担当し、あわせて行政改革担当と国家公務員制度担当を兼ねます。行政改革を看板に掲げてきた維新らしく、改革系の担当が集められた形です。
1956年生まれ、大阪府枚方市出身。早稲田大学卒業後、産経新聞の政治部記者として中曽根康弘首相や自民党田中派・竹下派を担当しました。大阪府議を4期、枚方市長を4期(1995〜2007年)務め、2021年の衆院選で大阪11区から初当選(現在3期)。2025年8月から2026年9月まで日本維新の会の幹事長を務めました。行政の現場を長く経験した「自治体の首長出身」という点が、行革を掲げる維新らしい人選と言えます。
【速報】内閣改造、維新・中司幹事長の入閣調整https://t.co/6cwUiMOueU
— 47NEWS (@47news_official) September 13, 2026
閣内協力に変わると、維新は政権の意思決定に直接加わる一方で、政策の結果責任も負うことになります。10月5日召集が有力な臨時国会では、規制改革や行政改革をめぐる答弁に中司氏が立つ場面が出てきます。
名簿を読むと分かる3つの変化——クマ・防災・成長戦略
環境相に「クマ被害対策担当」が付いた
官邸の名簿で目を引くのが、笹川博義環境相の担当に「クマ被害対策担当」と明記されたことです。改造前の石原宏高環境相にはこの肩書きはありませんでした。クマの出没と人身被害が全国で相次いでいることを受け、担当大臣を名簿上はっきり置いた形です。環境省の鳥獣行政に加え、都道府県との調整や捕獲の体制づくりが仕事になります。
防災担当が国家公安委員長から復興相へ移った
改造前は赤間二郎国家公安委員長が防災担当を兼ねていましたが、今回は細野豪志復興相が防災・防災庁設置準備・国土強靱化・国際防災協力をまとめて担当します。政府が準備を進める「防災庁」の設置に向け、復興行政と防災行政を一人の大臣に束ねた配置です。なお細野氏は民主党政権で原発事故担当相・環境相を務めた経験があり、自民党を与党とする内閣での入閣は今回が初めてになります。
城内経済財政相に「日本成長戦略担当」が加わった
留任した城内実経済財政相には、日本成長戦略担当・賃上げ環境整備担当が新たに付きました。一方、前内閣で小野田紀美氏が担当していたクールジャパン戦略担当は名簿から消えています。官民ファンドのクールジャパン機構が廃止の方向となったことと符合する動きです。小野田氏には代わって「外国人との秩序ある共生社会推進担当」が加わりました。
初入閣した関芳弘文科相(61)は旧安倍派に所属し、政治資金収支報告書に不記載がありました。毎日新聞は、起用されれば「自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、政治資金収支報告書に不記載があった議員の入閣は、23年末の事件発覚後初めてとなる」と報じています。野党が臨時国会で取り上げる可能性のある論点です。
【追記・2026年10月2日】実際の改造では、関氏(戒告)に加えて簗和生農水相(党の役職停止6か月)も入閣し、裏金問題で党の処分を受けた議員2人が閣僚になりました(毎日新聞)。簗氏をめぐっては9月30日、就任前に地元2市町の道路予算を「大幅にカットした」と話したとする音声が報じられています。簗和生農水相の問題とは?予算カット発言・裏金・LGBT発言を整理で整理しました。
退任した10人——林芳正総務相は閣外へ
今回の改造で閣僚を離れたのは10人です。なかでも注目されたのが、2025年の自民党総裁選で高市首相と争った林芳正総務相(65)の処遇でした。時事通信は改造前から「処遇が焦点となる」と伝えていましたが、結果は閣外。後任の総務相には菅義偉グループの藤井比早之氏が起用され、総務相の担当には「副首都整備等推進担当」が付きました。維新が掲げる副首都構想の受け皿にあたるポストです。
| ポスト | 退任(年齢) | 後任 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 総務大臣 | 林 芳正(65) | 藤井 比早之 | 閣外へ |
| 法務大臣 | 平口 洋(78) | 山下 貴司 | 旧内閣の最年長 |
| 文部科学大臣 | 松本 洋平(53) | 関 芳弘 | — |
| 農林水産大臣 | 鈴木 憲和(44) | 簗 和生 | — |
| 国土交通大臣 | 金子 恭之(65) | 井林 辰憲 | — |
| 環境大臣 | 石原 宏高(62) | 笹川 博義 | — |
| デジタル大臣 | 松本 尚(64) | 古川 俊治 | — |
| 復興大臣 | 牧野 京夫(67) | 細野 豪志 | — |
| 国家公安委員長 | 赤間 二郎(58) | 葉梨 康弘 | 防災は復興相へ |
| 内閣府特命(こども政策ほか) | 黄川田 仁志(55) | 中司 宏 | 維新へ |
10人のうち、2026年2月の第2次高市内閣発足時にすでに閣僚だった人ばかりです。第2次高市内閣は総選挙直後ということもあり全閣僚が再任されていたため、高市政権として本格的に顔ぶれを入れ替えたのは、今回が初めてということになります。
前日16日の自民党役員人事——総務会長に梶山弘志氏
内閣改造の前日、9月16日には自民党の役員人事が決まりました。麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長、小林鷹之政調会長、萩生田光一幹事長代行が留任し、総務会長に梶山弘志氏が就いています。党の骨格も内閣と同じく「維持」が基本線でした。
| 役職 | 氏名(年齢) | 区分 |
|---|---|---|
| 副総裁 | 麻生 太郎(85) | 留任 |
| 幹事長 | 鈴木 俊一(73) | 留任 |
| 政務調査会長 | 小林 鷹之(51) | 留任 |
| 総務会長 | 梶山 弘志(70) | 新任 |
| 選挙対策委員長 | 西村 康稔(63) | 起用 |
| 幹事長代行 | 萩生田 光一(63) | 留任 |
党の体制を固めてから閣僚人事に入るという段取りは、当初「役員人事と改造を同じ日に行う」案から1日ずらして組まれたものです。15日に税制改正大綱を閣議決定し、16日に党役員、17日に内閣改造、18日に副大臣・政務官という4日間の流れは、ほぼ事前報道どおりに進みました。
改造当日の流れ——「総辞職」とは何が違うのか
内閣改造は、憲法68条が定める首相の国務大臣任免権に基づいて行われます。首相が辞めるわけではないので、内閣そのものは続きます。この点が、総選挙のあとに行われる「組閣」と大きく違います。17日は次の順で進みました。
| 手順 | 場所 | 内容 |
|---|---|---|
| ①閣議で辞表取りまとめ | 首相官邸 | 朝の閣議で首相が全閣僚の辞表を集める。留任する閣僚には後で辞表を返す |
| ②組閣本部の設置 | 首相官邸 | 官房長官や与党幹部を呼び、新しい閣僚を最終決定 |
| ③閣僚名簿の発表 | 首相官邸 | 官房長官が名簿を読み上げる。新閣僚は就任会見で抱負を語る |
| ④認証式 | 皇居 | 新たに閣僚となる10人が天皇から認証を受ける。首相の親任式はない |
| ⑤記念撮影・首相会見 | 首相官邸 | 全閣僚で記念撮影。首相は午後6時半から記者会見(NHK) |
2026年2月の総選挙のあと発足したのが「第2次高市内閣」。改造しても次数は変わらず、「第2次高市改造内閣」と呼ばれます。もう一度改造すれば「第2次高市第2次改造内閣」です。組閣のたびに「第○次」が増える総選挙後とは区別されています。
改造前から引き続き閣僚となる人には、新たな任命の辞令(官記)は出ません。形式上は辞表を出しても大臣としての空白期間がないためです。第1次高市内閣の発足(2025年10月21日)から数えて331日目の改造でした。
内閣改造は「8〜10月」に集中する——2005年以降17回を集計
今回の改造は9月17日でしたが、これは偶然ではありません。2005年以降に行われた内閣改造17回の実施日を並べると、14回(82%)が8月・9月・10月に集中しています。通常国会(1〜6月)が終わり、秋の臨時国会が始まる前の「国会が閉じている時期」に人事を動かすのが定石だからです。
| 実施日 | 改造内閣 | 月 |
|---|---|---|
| 2005年10月31日 | 第3次小泉改造内閣 | 10月 |
| 2007年8月27日 | 第1次安倍改造内閣 | 8月 |
| 2008年8月2日 | 福田康夫改造内閣 | 8月 |
| 2010年9月17日 | 菅直人第1次改造内閣 | 9月 |
| 2011年1月14日 | 菅直人第2次改造内閣 | 1月 |
| 2012年1月13日 | 野田第1次改造内閣 | 1月 |
| 2012年6月4日 | 野田第2次改造内閣 | 6月 |
| 2012年10月1日 | 野田第3次改造内閣 | 10月 |
| 2014年9月3日 | 第2次安倍改造内閣 | 9月 |
| 2015年10月7日 | 第3次安倍第1次改造内閣 | 10月 |
| 2016年8月3日 | 第3次安倍第2次改造内閣 | 8月 |
| 2017年8月3日 | 第3次安倍第3次改造内閣 | 8月 |
| 2018年10月2日 | 第4次安倍第1次改造内閣 | 10月 |
| 2019年9月11日 | 第4次安倍第2次改造内閣 | 9月 |
| 2022年8月10日 | 第2次岸田第1次改造内閣 | 8月 |
| 2023年9月13日 | 第2次岸田第2次改造内閣 | 9月 |
| 2026年9月17日 | 第2次高市改造内閣 | 9月 |
月別に数えると8月5回・9月5回・10月4回・1月2回・6月1回。1月の2回は通常国会の召集直前、6月の1回は野田内閣が参院の問責決議を受けて閣僚を交代させた例で、いずれも「国会対策」の色が濃い改造でした。9月17日という日取りは、過去の9月改造(9月3日・11日・13日・17日)と同じ幅にぴたりと収まります。奇しくも2010年の菅直人第1次改造内閣と同じ9月17日でした。
これからの日程——18日に副大臣、10月5日に臨時国会
改造の翌18日には副大臣・政務官の人事が行われます。各省で大臣を支える実務の布陣が決まり、そのうえで10月5日召集が有力な臨時国会に新体制で臨むことになります。
臨時国会の最大の論点は、15日に閣議決定された税制改正大綱に基づく法案です。大綱には食料品の消費税率引き下げなど2027年度からの減税に向けた内容が盛り込まれており、片山財務相の担当に新たに「消費税・支援金法案担当」が加わったのは、この審議を見据えた配置です。もう一つは維新の閣内協力です。規制改革・行政改革を担う中司氏がどこまで具体策を出せるかが、連立の実質を測る物差しになります。
本記事は9月17日の閣僚名簿の発表を受けて全面的に書き換えたものです。18日の副大臣・政務官人事、臨時国会の召集日の正式決定など、動きがあり次第あらためて追記します。
よくある質問
Q. 第2次高市改造内閣はいつ発足しましたか?
A. 2026年9月17日です。朝の閣議で全閣僚の辞表を取りまとめたあと、皇居での認証式を経て発足し、高市首相は午後6時半から記者会見を行いました。第1次高市内閣の発足から331日目の改造です。
Q. 初入閣したのは誰ですか?
A. 7人です。藤井比早之総務相、関芳弘文科相、簗和生農水相、井林辰憲国交相、笹川博義環境相、古川俊治デジタル相の6人が自民党から、中司宏内閣府特命担当相が日本維新の会からの初入閣です。
Q. 留任した閣僚は誰ですか?
A. 首相を除く8人です。木原稔官房長官、茂木敏充外相、片山さつき財務相、小泉進次郎防衛相、赤澤亮正経産相、上野賢一郎厚労相、城内実経済財政相、小野田紀美経済安保相が同じポストに残りました。
Q. 維新から初めて閣僚が入ったのはなぜですか?
A. 自民党と日本維新の会が、連立関係を閣外協力から閣内協力へ移すことで合意したためです。維新はこれまで閣僚を出していませんでしたが、中司宏前幹事長が規制改革・行政改革などを担当する内閣府特命担当大臣に就きました。
Q. 退任した閣僚は誰ですか?
A. 10人です。林芳正総務相、平口洋法相、松本洋平文科相、鈴木憲和農水相、金子恭之国交相、石原宏高環境相、松本尚デジタル相、牧野京夫復興相、赤間二郎国家公安委員長、黄川田仁志内閣府特命担当相が閣外に出ました。
Q. 内閣改造と内閣総辞職の違いは何ですか?
A. 改造は首相が閣僚を入れ替えるだけで内閣は継続し、首相の親任式はありません。新しく閣僚になる人だけが皇居で認証を受けます。総辞職は内閣全体が退陣し、あらためて首相指名選挙から始まります。
Q. 環境相の「クマ被害対策担当」とは何ですか?
A. 今回の名簿で新たに置かれた担当で、笹川博義環境相が兼務します。クマの出没と人身被害が各地で相次いでいることを受けたもので、改造前の環境相にはこの肩書きはありませんでした。
Q. 女性閣僚は何人ですか?
A. 高市首相、片山さつき財務相、小野田紀美経済安保相の3人で、19人中15.8%です。改造前と同じ人数・同じ顔ぶれで、今回の改造では増減しませんでした。
Q. 臨時国会はいつ始まりますか?
A. 10月5日の召集が有力です。9月15日に閣議決定された税制改正大綱に基づく食料品の消費税減税関連法案などが主な議題になる見込みです。


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