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ハンターズムーン2026はいつ?満月は26日13時、今夜の月の出は何時
10月の満月「ハンターズムーン(狩人の月)」が話題です。国立天文台の暦によると、2026年10月の満月の瞬間は10月26日13時12分でした。ただし、満月を過ぎた今夜27日も月はほぼまん丸で、東京では17時15分に東北東の空から昇ります。国立天文台の「各地のこよみ」から49地点の月の出を集計し、今年13回の満月の距離も計算して比べました。
この記事の結論
- ハンターズムーンは、秋分に最も近い満月「ハーベストムーン」の次の満月を指す英語圏の呼び名です。2026年は9月27日の満月がハーベストムーン、10月26日13時12分の満月がハンターズムーンにあたります。
- 今夜27日の月は、国立天文台の月齢で16.5(正午)。当サイトの計算では21時に月面の97%が光って見え、見た目はほぼ満月です。
- 今夜の月の出は全国49地点で16時28分(根室)〜18時27分(那覇)。どの地点でも日の入りの11〜36分後に昇ります。
- 秋の満月のころは、月の出が1日ごとに遅れる幅が小さいのが特徴です。東京では10月26日→27日の遅れが39分で、3月・4月の満月のころ(61〜63分)の3分の2ほどでした。
- 10月26日の満月は地球から約36万9千km(当サイト計算)で、2026年の満月13回のうち4番目に近い満月。最も遠かった5月31日より約10.1%大きく見えます。

ハンターズムーンとは?いつの満月を指すのか
ハンターズムーン(Hunter’s Moon)は、英語圏で使われている満月の呼び名の一つで、日本語では「狩人の月」「狩猟月」などと訳されます。米国の暦本「The Old Farmer’s Almanac」は、ハンターズムーンを「ハーベストムーンの次の満月」と説明し、冬に備えて狩りをし、肉を蓄える時期と結びついた名前だとしています。
では、ハーベストムーン(収穫月)はいつか。もう一つの暦本「Farmers’ Almanac」は、ハーベストムーンは月で決まる名前ではなく、秋分に最も近い満月だと説明しています。多くの年は9月ですが、秋分と満月の巡り合わせによっては10月になることもあります。
2026年はどの満月がハンターズムーン?
国立天文台の「令和8年暦要項」で確かめると、2026年の秋分は9月23日9時05分です。その前後の満月は8月28日13時19分と9月27日1時49分で、秋分に近いのは9月27日(秋分の約3.7日後)です。したがって9月27日の満月がハーベストムーン、その次の10月26日13時12分の満月がハンターズムーンになります。
米国の暦本では「10月26日午前0時12分(米国東部夏時間)」と書かれていますが、日本時間に直すと13時12分で、国立天文台の時刻と同じ瞬間を指しています。
名前の由来は?
Farmers’ Almanacは、月ごとの満月の呼び名について、北米北東部のアルゴンキン語族を中心とするネイティブアメリカンの人びとが季節の出来事にちなんで名付けたものにさかのぼると説明しています。一方で、いま使われている呼び名は一つの体系ではなく、いくつかの文化の伝統が混ざったものだとも述べています。
ハンターズムーンについては、刈り入れの終わった畑で獲物を見つけやすく、秋の明るい月明かりが狩りの助けになったことに由来すると紹介されています。日本に昔からある月の呼び名ではなく、英語圏の呼び名です。
日本の暦では「十三夜」の4日後
日本の旧暦の数え方では、9月25日が「中秋の名月(十五夜)」、10月23日が「十三夜」でした。暦要項の新月(朔)は10月11日なので、今日10月27日は旧暦の9月17日にあたり、昔の呼び方では「十七夜(立待月)」の日です。中秋の名月と満月の日がずれた理由は「あわせて読みたい」の記事で詳しく解説しています。
満月はいつだった?今夜27日も満月に見えるのか
天文学でいう「満月(望)」は、太陽と月が地球をはさんで反対側に並ぶ瞬間のことです。2026年10月の満月の瞬間は、国立天文台の暦要項で10月26日13時12分。日本ではまだ月が昇る前の昼間でした。
ただ、月の光って見える部分は満月の前後で少しずつしか変わりません。当サイトで計算すると、月面のうち光って見える割合は26日21時で99.7%、今夜27日21時でも97.4%です。肉眼ではほとんど満月と区別がつかないでしょう。
| 日付 | 月齢(正午) | 光って見える割合(21時) | 東京の月の出 | 東京の南中 |
|---|---|---|---|---|
| 10月26日 | 15.5 | 99.7% | 16:36 | 26日23:41 |
| 10月27日(今夜) | 16.5 | 97.4% | 17:15 | 28日0:39 |
| 10月28日 | 17.5 | 92.5% | 18:02 | 29日1:41 |
月齢・月の出・南中は国立天文台 暦計算室「月の出入り@東京」による。光って見える割合(輝面比)は当サイトがPyEphemで計算した値。
東京で今夜の月が真南に来る(南中する)のは日付が変わった28日0時39分で、そのときの高さは77.8度と、かなり高い位置まで昇ります。月が沈むのは28日6時58分です。
今夜の月の出は何時?主要12都市と全国49地点
国立天文台「各地のこよみ」の49地点(47都道府県の県庁所在地と根室・小笠原[父島])について、10月27日の月の出と日の入りの時刻を集めました。今夜の月の出は、最も早い根室が16時28分、最も遅い那覇が18時27分で、差は119分です。
| 都市 | 月の出(27日) | 日の入り | 日の入りから | 南中(28日) |
|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 16:46 | 16:34 | 12分後 | 0:32 |
| 仙台 | 17:03 | 16:44 | 19分後 | 0:34 |
| 新潟 | 17:11 | 16:51 | 20分後 | 0:42 |
| 東京 | 17:15 | 16:52 | 23分後 | 0:39 |
| 名古屋 | 17:28 | 17:04 | 24分後 | 0:51 |
| 金沢 | 17:25 | 17:03 | 22分後 | 0:52 |
| 大阪 | 17:35 | 17:10 | 25分後 | 0:57 |
| 広島 | 17:48 | 17:23 | 25分後 | 1:10 |
| 高知 | 17:46 | 17:19 | 27分後 | 1:05 |
| 福岡 | 17:59 | 17:32 | 27分後 | 1:18 |
| 鹿児島 | 18:03 | 17:34 | 29分後 | 1:17 |
| 那覇 | 18:27 | 17:51 | 36分後 | 1:29 |
国立天文台 暦計算室「各地のこよみ」の2026年10月の月の出入り・日の出入りから当サイトで集計。時刻は月・太陽の中心が地平線に一致する時刻で、山や建物がある場所では見え始めがもう少し遅くなります。
どの地点でも、月は日の入りの11〜36分後に昇ります。日の入りとの差が最も小さいのは根室(11分)と札幌(12分)、大きいのは那覇(36分)と小笠原[父島](33分)でした。夕焼けが残る東の空に、大きく見える赤みがかった月が昇ってくる時間帯です。
全49地点の今夜の月の出
札幌 16:46、根室 16:28、青森 16:56、盛岡 16:58、仙台 17:03、秋田 17:02、山形 17:05、福島 17:06、水戸 17:10、宇都宮 17:12、前橋 17:16、さいたま 17:15、千葉 17:13、東京 17:15、小笠原[父島] 17:25、横浜 17:16、新潟 17:11、富山 17:22、金沢 17:25、福井 17:28、甲府 17:20、長野 17:18、岐阜 17:28、静岡 17:22、名古屋 17:28、津 17:30、大津 17:32、京都 17:33、大阪 17:35、神戸 17:36、奈良 17:33、和歌山 17:37、鳥取 17:38、松江 17:43、岡山 17:41、広島 17:48、山口 17:53、徳島 17:40、高松 17:42、松山 17:48、高知 17:46、福岡 17:59、佐賀 18:00、長崎 18:03、熊本 17:59、大分 17:55、宮崎 17:59、鹿児島 18:03、那覇 18:27
なぜ「狩人の月」?秋の満月は月の出が遅れにくい
月は1日ごとに東へ移動するため、月の出は毎日少しずつ遅くなります。ところが秋の満月のころは、その遅れが小さいのが特徴です。Farmers’ Almanacも、秋は月の通り道が東の地平線に浅い角度で交わるため、満月のころに早い時間の明るい月の出が何晩も続き、それが狩りの明かりになったと説明しています。
実際に、国立天文台の東京の月の出で「満月の日」から「翌日」への遅れを比べてみました。
| 満月 | 月の出(満月の日→翌日) | 遅れ | 季節 |
|---|---|---|---|
| 3月3日 | 17:28→18:31 | 63分 | 春 |
| 4月2日 | 18:21→19:22 | 61分 | 春 |
| 9月27日 | 17:35→18:05 | 30分 | 秋(ハーベストムーン) |
| 10月26日 | 16:36→17:15 | 39分 | 秋(ハンターズムーン) |
国立天文台「各地のこよみ」東京の月の出入り(2026年3月・4月・9月・10月)から当サイトで計算。
春の満月のころは1日に1時間ほど遅れるのに対し、9月のハーベストムーンは30分、10月のハンターズムーンは39分でした。東京の10月の月の出は、23日15:08→24日15:34→25日16:03→26日16:36→27日17:15と、満月までの数日は26〜33分ずつしか遅れていません。
この遅れは北へ行くほど小さくなります。26日→27日の月の出の遅れは、札幌・根室が33分、東京が39分、福岡が41分、鹿児島が42分、那覇が45分でした。秋の満月のころの「夕方の月の出が続く」性質は、高緯度の地域ほどはっきり表れるといえます。
2026年の満月は13回|呼び名と地球との距離
2026年は満月が13回あります(5月は1日と31日の2回)。国立天文台の暦要項の満月の時刻に、Farmers’ Almanacの呼び名と、当サイトで計算した地球との距離を並べました。距離は地球の中心と月の中心の間の値で、「大きさ」は最も遠かった5月31日の満月の見かけの大きさを100としたときの値です。
| 満月(日本時間) | 英語圏の呼び名 | 地球との距離 | 大きさ |
|---|---|---|---|
| 1月3日 19:03 | ウルフムーン(Wolf Moon) | 362,312km | 112 |
| 2月2日 7:09 | スノームーン(Snow Moon) | 371,387km | 109 |
| 3月3日 20:38 | ワームムーン(Worm Moon) | 382,613km | 106 |
| 4月2日 11:12 | ピンクムーン(Pink Moon) | 393,595km | 103 |
| 5月2日 2:23 | フラワームーン(Flower Moon) | 402,000km | 101 |
| 5月31日 17:45 | ブルームーン(Blue Moon)※5月2回目の満月 | 406,135km | 100 |
| 6月30日 8:57 | ストロベリームーン(Strawberry Moon) | 405,254km | 100 |
| 7月29日 23:36 | バックムーン(Buck Moon) | 399,617km | 102 |
| 8月28日 13:19 | スタージョンムーン(Sturgeon Moon) | 390,397km | 104 |
| 9月27日 1:49 | ハーベストムーン(Harvest Moon) | 379,435km | 107 |
| 10月26日 13:12 | ハンターズムーン(Hunter’s Moon) | 368,872km | 110 |
| 11月24日 23:54 | ビーバームーン(Beaver Moon) | 360,765km | 113 |
| 12月24日 10:28 | コールドムーン(Cold Moon) | 356,738km | 114 |
満月の時刻は国立天文台「令和8年暦要項 朔弦望」。呼び名はFarmers’ Almanacの2026年の一覧(米国東部時間で12月23日のコールドムーンは日本時間の12月24日)。距離・大きさは当サイトがPyEphem 4.2.1で計算(満月の時刻が暦要項と1分以内で一致することを確認)。
10月26日の満月は地球から368,872kmで、13回のうち4番目に近い満月でした。最も遠い5月31日(406,135km)より約10.1%大きく見えますが、最も近い12月24日(356,738km)よりは約3.3%小さい計算です。国立天文台も、12月24日の満月を「2026年で地球に最も近い満月」と紹介しています。
月が地球に最も近づく近地点は、当サイトの計算で10月29日3時ごろ(約36万4千km)です。ハンターズムーンは、近地点の約2日半前の満月でした。なおFarmers’ Almanacは、11月24日のビーバームーンを「3回続くスーパームーンの1回目」としています。この記事では国立天文台の表現にあわせ、「地球に近い満月」と書いています。
今夜は見える?各地の天気(気象庁17時発表)
気象庁が10月27日17時に発表した天気予報から、主な地域の今日の天気と、18時〜24時の降水確率をまとめました。
| 都市(予報区) | 今日の天気 | 降水確率 18〜24時 | 0〜6時 |
|---|---|---|---|
| 札幌(石狩地方) | くもり 夜 雨 所により 雷 を伴う | 80% | 80% |
| 仙台(東部) | 晴れ 夜 くもり | 10% | 20% |
| 新潟(下越) | 雨 夜のはじめ頃 くもり 所により 雷 を伴う | 80% | 80% |
| 東京(東京地方) | くもり 夜 晴れ | 10% | 0% |
| 金沢(加賀) | 雨 夜 くもり | 40% | 70% |
| 名古屋(西部) | 晴れ 夜のはじめ頃 くもり | 0% | 0% |
| 大阪(大阪府) | くもり 夜遅く 晴れ 所により 雨 | 20% | 10% |
| 広島(南部) | くもり 夜 晴れ | 10% | 0% |
| 福岡(福岡地方) | くもり 夜 晴れ | 10% | 10% |
| 那覇(本島中南部) | 晴れ 夜 くもり 所により 夜遅く 雨 | 20% | 20% |
気象庁「天気予報」(2026年10月27日17時発表)。各府県の最初の予報区の値。
東京・名古屋・広島・福岡などは夜に晴れる予報で、月を見られる可能性が高そうです。一方、札幌(石狩地方)と新潟(下越)は夜の降水確率が80%で、雲にさえぎられる時間が長いとみられます。天気は時間とともに変わるため、出かける前に最新の予報を確認してください。
今夜のハンターズムーンを見るコツ
月が昇った直後は、地平線近くの低い空にあります。今夜の月の出の方位は東京で62度(真東より北寄りの東北東)です。東から北東にかけての空が開けた場所を選ぶと見つけやすくなります。
月の出の直後は大気を通る距離が長いため、赤っぽく、大きく感じられることがあります。一方、日付が変わる前後には空の高い所まで昇り、白く明るい月になります。夕方の東の空と、真夜中の高い空で、見え方の違いを比べてみるのも楽しいでしょう。
見に行くときの注意
暗い場所や水辺、田畑の近くで空を見上げるときは、足元や車に気をつけてください。北日本などでは夜は冷え込みます。防寒の準備をしてから出かけましょう。
次の満月は11月24日23時54分(ビーバームーン)です。国立天文台によると、12月24日10時28分の満月は2026年で地球に最も近い満月になります。
ハンターズムーンについてよくある質問
Q. ハンターズムーン2026はいつ?
A. 満月の瞬間は2026年10月26日13時12分です(国立天文台の暦要項)。米国の暦本では10月26日午前0時12分(米国東部夏時間)と書かれていますが、同じ瞬間です。
Q. 今夜10月27日も満月に見える?
A. ほぼ満月に見えます。当サイトの計算では、27日21時に月面の約97%が光って見えます。東京の月の出は17時15分です。
Q. ハンターズムーンの意味は?
A. 「狩人の月」という意味です。秋分に最も近い満月(ハーベストムーン)の次の満月を指す英語圏の呼び名で、冬に備えた狩りの時期にちなむとされています。
Q. 今夜の月の出は何時?
A. 国立天文台の各地のこよみでは、札幌16時46分、仙台17時03分、東京17時15分、名古屋17時28分、大阪17時35分、福岡17時59分、那覇18時27分です。
Q. 2026年で一番大きく見える満月はいつ?
A. 12月24日10時28分の満月です。国立天文台は「2026年で地球に最も近い満月」としています。当サイトの計算では、10月26日の満月より約3%大きく見えます。
Q. 次の満月はいつ?
A. 11月24日23時54分です。英語圏では「ビーバームーン」と呼ばれます。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- 国立天文台 暦計算室「令和8年(2026)暦要項 朔弦望」「二十四節気および雑節」
- 国立天文台 暦計算室「各地のこよみ」(49地点の月の出入り・日の出入り、2026年10月。東京は3月・4月・9月も)
- 国立天文台「ほしぞら情報」(2026年10月・2026年12月)
- 気象庁「天気予報」(2026年10月27日17時発表)
- The Old Farmer’s Almanac「Full Hunter’s Moon, October 2026」
- Farmers’ Almanac「Full Moon Dates and Times 2026」
- 満月の距離・見かけの大きさ・光って見える割合:当サイトがPyEphem 4.2.1で計算
- 写真:Julian Paren/Wikimedia Commons(本文・アイキャッチ、CC BY-SA 2.0)


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