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ワールドシリーズ2026はブルワーズ先勝|初戦の勝者の優勝率は63%
MLBのワールドシリーズ2026は、ナ・リーグのミルウォーキー・ブルワーズとア・リーグのタンパベイ・レイズの対戦になりました。両球団ともワールドシリーズを制したことがなく、どちらが勝っても球団初の優勝です。日本時間10月24日朝の第1戦はブルワーズが3対2で勝ち、先に1勝しました。MLB公式のデータで1903年からの全121回を集計し、「第1戦に勝ったチームはどのくらい優勝しているのか」を確かめました。
この記事の結論
- ブルワーズは1982年以来44年ぶり2回目、レイズは2008年・2020年に続き3回目のワールドシリーズです。過去の出場ではどちらも敗れていて、どちらも優勝経験のない球団どうしの対戦は1980年以来46年ぶりです。
- 第1戦(日本時間10月24日)はブルワーズが3対2で勝利。歴代の傾向どおりならブルワーズがやや有利ですが、第1戦を落としてから優勝したチームも44回あり、2025年のドジャースもその一つです。
- 当サイトの集計では、第1戦に勝ったチームの優勝は全120回で76回(63.3%)。最近は高く、1997〜2024年の28回では23回(82.1%)でした。2025年を含む直近28回(1998〜2025年)では78.6%です。
- レギュラーシーズンはブルワーズが103勝59敗でMLB最多勝、レイズは98勝64敗でア・リーグ最高勝率。両チームとも公式ロスターに日本出身の選手はいません。
ワールドシリーズ2026の日程は?第1戦の結果と全7戦の予定
ワールドシリーズは4勝先取の7回戦制です。レギュラーシーズンの勝率が高いブルワーズが第1・2戦と第6・7戦を本拠地で戦い、第3〜5戦はレイズの本拠地に移ります。日時はMLB公式の日程を日本時間に直したものです。
| 試合 | 日本時間 | 会場 |
|---|---|---|
| 第1戦 | 10月24日(土)9時 | アメリカン・ファミリー・フィールド(ミルウォーキー) |
| 第2戦 | 10月25日(日)9時 | アメリカン・ファミリー・フィールド(ミルウォーキー) |
| 第3戦 | 10月27日(火)9時 | トロピカーナ・フィールド(セントピーターズバーグ) |
| 第4戦 | 10月28日(水)9時 | トロピカーナ・フィールド(セントピーターズバーグ) |
| 第5戦 | 10月29日(木)9時 | トロピカーナ・フィールド(セントピーターズバーグ)(必要な場合) |
| 第6戦 | 10月31日(土)9時 | アメリカン・ファミリー・フィールド(ミルウォーキー)(必要な場合) |
| 第7戦 | 11月1日(日)9時 | アメリカン・ファミリー・フィールド(ミルウォーキー)(必要な場合) |
出典:MLB公式「Postseason」・MLB Stats API(日程)。第5〜7戦はどちらかが4勝した時点で行われません。開始時刻は変わることがあります。
第1戦の結果
第1戦はミルウォーキーで行われ、ブルワーズが3対2で勝ちました。勝ち投手はジェイコブ・ミジオロウスキー、負け投手はニック・マルティネス、セーブはトレバー・メギルです(MLB公式記録)。
| チーム | 安打 | 失策 | 得点 |
|---|---|---|---|
| レイズ | 7 | 0 | 2 |
| ブルワーズ | 8 | 0 | 3 |
ブルワーズとレイズはどんなチーム?球団史とワールドシリーズ出場歴
両球団の歩みを、MLB公式の球団データ(名前・所属リーグの変遷)とワールドシリーズの記録で整理しました。
| 項目 | ブルワーズ | レイズ |
|---|---|---|
| 本拠地 | ウィスコンシン州ミルウォーキー | フロリダ州セントピーターズバーグ |
| 球場 | アメリカン・ファミリー・フィールド | トロピカーナ・フィールド |
| 所属 | ナ・リーグ中地区 | ア・リーグ東地区 |
| 公式戦の開始 | 1969年(パイロッツとして) | 1998年(デビルレイズとして) |
| WS出場 | 2回目(前回1982年) | 3回目(2008・2020年) |
| WS通算 | 0勝1敗(試合は3勝4敗) | 0勝2敗(試合は3勝8敗) |
| 2026年の成績 | 103勝59敗(MLB最多) | 98勝64敗(ア・リーグ最多) |
出典:MLB公式の球団データ・2026年順位表。WS通算は当サイトがMLB公式の全試合記録から集計。
- 1969年シアトル・パイロッツとして誕生ア・リーグの拡張球団。1年で移転し、1970年からミルウォーキー・ブルワーズになりました。
- 1982年ブルワーズが初のワールドシリーズア・リーグ代表としてカージナルスと対戦。第1戦に勝ちましたが、3勝4敗で敗れました。
- 1998年レイズ誕生/ブルワーズはナ・リーグへタンパベイ・デビルレイズがア・リーグで公式戦を開始。同じ年、ブルワーズはナ・リーグに移りました。
- 2008年レイズが初のワールドシリーズ「デビルレイズ」から「レイズ」に名前を変えた年。フィリーズに1勝4敗で敗れました。
- 2020年レイズ2回目のワールドシリーズドジャースに2勝4敗で敗れました。
- 2026年初優勝をかけて対戦ブルワーズは44年ぶり、レイズは6年ぶりの出場。どちらが勝っても球団初の世界一です。
MLB公式の球団データでは、レイズは2025年のシーズンをタンパのジョージ・M・スタインブレナー・フィールドで戦い、2026年はトロピカーナ・フィールドに戻っています。ワールドシリーズの第3〜5戦もトロピカーナ・フィールドで行われる予定です。

どちらが勝っても初優勝、こんな対戦は何回目?
MLBの30球団のうち、ワールドシリーズで一度も優勝していないのはブルワーズ、レイズ、パドレス、マリナーズ、ロッキーズの5球団です(当サイトがMLB公式の記録を球団単位で集計。移転・改名した球団は同じ球団として数えています)。今年のシリーズが終われば、この数は4球団に減ります。
さらに、どちらも優勝経験のない球団どうしがワールドシリーズで戦うのは珍しく、2026年を含めて歴代8回目です。
| 年 | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|
| 1903年 | ボストン(現レッドソックス)対パイレーツ | ボストンが5勝3敗 |
| 1905年 | ジャイアンツ対アスレチックス | ジャイアンツが4勝1敗 |
| 1906年 | ホワイトソックス対カブス | ホワイトソックスが4勝2敗 |
| 1907年 | カブス対タイガース | カブスが4勝0敗1分 |
| 1909年 | パイレーツ対タイガース | パイレーツが4勝3敗 |
| 1920年 | インディアンス対ロビンス(現ドジャース) | インディアンスが5勝2敗 |
| 1980年 | フィリーズ対ロイヤルズ | フィリーズが4勝2敗 |
| 2026年 | ブルワーズ対レイズ | 第1戦はブルワーズが勝利 |
当サイトがMLB公式の歴代全試合データから集計。1903・1919〜1921年は5勝先取の9回戦制。ワールドシリーズは1904年と1994年は開催されていません。
第1戦に勝つと優勝できる?歴代121回を集計【独自】
「ワールドシリーズは初戦が大事」とよく言われます。MLB公式のデータ(Stats API)から1903〜2025年の全121回・全試合の勝敗を取り出し、第1戦の勝者と優勝チームを照らし合わせました。1907年は第1戦が引き分けだったため除き、120回で計算しています。
| 期間 | 回数 | 初戦の勝者が優勝 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 全期間(1903〜2025年) | 120回 | 76回 | 63.3% |
| 7回戦制だけ | 116回 | 74回 | 63.8% |
| 1903〜1960年 | 56回 | 32回 | 57.1% |
| 1961〜2025年 | 64回 | 44回 | 68.8% |
| 1995〜2024年(30回) | 30回 | 24回 | 80.0% |
| 1997〜2024年(28回) | 28回 | 23回 | 82.1% |
| 1998〜2025年(直近28回) | 28回 | 22回 | 78.6% |
| 2016〜2025年(直近10回) | 10回 | 6回 | 60.0% |
当サイトがMLB公式 Stats API の歴代ワールドシリーズ全試合の記録から集計。
全期間では63.3%で、およそ3回に2回は第1戦の勝者が優勝しています。昔より最近のほうが高く、1961年以降は68.8%です。よく紹介される「82.1%」という数字は、当サイトの集計では1997〜2024年の28回(23回)と一致しました。ただ、2025年はブルージェイズが第1戦に勝ちながらドジャースが逆転優勝したため、2025年までの直近28回で数え直すと78.6%になります。また、2025年にベースボールチャンネルが紹介した「1995年以降の30回で24チーム」という数え方も当サイトの集計と一致し、割合は{W9524[2]:.1f}%です。
1990年以降、第1戦を落として優勝した8チーム
- 1992年 ブルージェイズ(対ブレーブス):4勝2敗
- 1996年 ヤンキース(対ブレーブス):4勝2敗
- 2002年 エンゼルス(対ジャイアンツ):4勝3敗
- 2009年 ヤンキース(対フィリーズ):4勝2敗
- 2016年 カブス(対インディアンス):4勝3敗
- 2017年 アストロズ(対ドジャース):4勝3敗
- 2022年 アストロズ(対フィリーズ):4勝2敗
- 2025年 ドジャース(対ブルージェイズ):4勝3敗
最近10回(2016〜2025年)に限ると、第1戦の勝者の優勝は6回(60%)にとどまり、逆転が4回ありました。第1戦の勝ち負けは目安にはなりますが、決定的とまでは言えません。
第1戦はホームが有利?
第1戦はホームのチームが71勝49敗(59.2%)でした。2026年はブルワーズが第1戦のホームです。また、7回戦制のシリーズで第7戦までもつれたのは41回、4連勝で決着したのは21回でした(引き分けを除いた勝敗数で集計)。
ブルワーズとレイズの2026年の成績を比較
MLB公式のチーム成績から、2026年レギュラーシーズンの主な数字を並べました。順位は30球団の中の順位です。
| 項目 | ブルワーズ | レイズ |
|---|---|---|
| 勝敗 | 103勝59敗 | 98勝64敗 |
| 得点 | 832 | 736 |
| 失点 | 618 | 650 |
| 得失点差 | +214 | +86 |
| 安打 | 1,422(1位) | 1,405(2位) |
| 出塁率 | .341(1位) | .326(5位) |
| 本塁打 | 154(28位) | 169(22位) |
| 盗塁 | 162(5位) | 164(2位) |
| 打者の三振 | 1,383(少ない順20位) | 1,145(少ない順1位) |
| 防御率 | 3.51(2位) | 3.70(7位) |
| セーブ | 55(2位) | 58(1位) |
出典:MLB公式 順位表・MLB公式のチーム成績(2026年レギュラーシーズン)。順位は当サイトが30球団を並べて算出(同じ値は同順位)。
どちらも本塁打は少なく(ブルワーズ28位、レイズ22位)、安打と出塁、走塁でつなぐチームです。ブルワーズは安打・出塁率がMLB1位で、得点から失点を引いた得失点差も+214と30球団でいちばん大きくなりました。レイズは打者の三振がMLBで最も少なく、盗塁は2位。投手陣ではセーブ数が1位でした。
ポストシーズンの勝ち上がり
| シリーズ | ブルワーズ | レイズ |
|---|---|---|
| ワイルドカード | シード(試合なし) | シード(試合なし) |
| 地区シリーズ | パドレスに3勝1敗 | ヤンキースに3勝0敗 |
| リーグ優勝決定戦 | ドジャースに4勝0敗 | ガーディアンズに4勝2敗 |
| 通算 | 7勝1敗 | 7勝2敗 |
出典:MLB公式の試合記録(2026年ポストシーズン)。
ブルワーズはリーグ優勝決定戦で、大谷翔平選手・山本由伸投手らが所属し2連覇中だったドジャースに4連勝しました。レイズはガーディアンズに1勝2敗と先行されてから3連勝しています。
年俸総額の比較について
両球団の年俸総額(チームの人件費)は、MLBが公式の一覧を公表していないため、この記事では扱っていません。報道や民間サイトの推計は、集計の方法によって数字が変わる点に注意が必要です。
日本での放送・配信は?NHKとSPOTV NOW
日本では、NHKが番組表で放送予定を公表しています(10月24日時点で第3戦まで)。
| 試合 | NHK | 放送時間 |
|---|---|---|
| 第1戦 | 総合・BSP4K | 10月24日(土)9:00〜11:54 |
| 第2戦 | BSサブ→BS | 10月25日(日)9:00〜9:30(BSサブ)、9:30〜12:00(BS) |
| 第3戦 | BS | 10月27日(火)9:00〜12:00 |
出典:NHK「MLB 2026」放送予定。延長時の扱いや第4戦以降は番組表で確認してください。第1・2戦の当日深夜にはNHK総合でハイライト番組も予定されています。
ネット配信では、ケータイWatch(2026年9月29日)によると、SPOTV NOWがワイルドカードシリーズからワールドシリーズまでの全試合を日本語実況付きでライブ配信すると発表しています。ライブ配信と見逃し配信は有料会員向けで、各シリーズの初戦から注目の1試合が無料でライブ配信される、としています。
日本人選手は出場する?
MLB公式の出場選手登録(ブルワーズ・レイズ、各26人)と40人枠の選手の出生国を確認したところ、両チームとも日本出身の選手はいません(10月24日時点)。2024・2025年はドジャースで大谷翔平選手らがワールドシリーズに出場しましたが、今年は日本人選手のいないシリーズになります。
ワールドシリーズ2026のよくある質問
Q. ワールドシリーズ2026の対戦カードは?
A. ナ・リーグ優勝のミルウォーキー・ブルワーズと、ア・リーグ優勝のタンパベイ・レイズです。第1戦は日本時間10月24日(土)午前9時に、ブルワーズの本拠地アメリカン・ファミリー・フィールドで始まりました。
Q. 第1戦の結果は?
A. ブルワーズが3対2で勝ち、先に1勝しました(MLB公式記録)。
Q. 第1戦に勝ったチームの優勝確率は?
A. 当サイトがMLB公式のデータで1903〜2025年を集計したところ、第1戦の勝者が優勝したのは120回中76回(63.3%)でした。1997〜2024年の28回に限ると82.1%、2025年を含む直近28回では78.6%です。
Q. ブルワーズとレイズはワールドシリーズで優勝したことがある?
A. どちらもありません。ブルワーズは1982年にカージナルスに3勝4敗、レイズは2008年にフィリーズに1勝4敗、2020年にドジャースに2勝4敗で敗れています。今年はどちらが勝っても球団初の優勝です。
Q. 日本人選手は出ている?
A. 10月24日時点のMLB公式の出場選手登録と40人枠を確認したところ、両チームとも日本出身の選手はいません。
Q. 日本で見るには?
A. NHKが第1戦を総合とBSP4K、第2戦をBSサブ・BS、第3戦をBSで放送する予定です(NHK番組表、10月24日時点)。ネットではSPOTV NOWが全試合を日本語実況でライブ配信すると発表しています(有料会員向け)。
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出典・参考資料
- MLB公式:Postseason(日程)、Gameday(ワールドシリーズ第1戦)、2026年順位表、ブルワーズのロスター、レイズのロスター
- MLB公式 Stats API:2026年ワールドシリーズ日程、1903〜2025年の歴代ワールドシリーズ全試合、2026年のチーム成績・ポストシーズン記録・球団の変遷・出場選手登録
- NHK:「MLB 2026」放送予定
- 報道:ケータイWatch「SPOTV NOW、MLBポストシーズン全試合を日本語実況で配信」(2026年9月29日)、ベースボールチャンネル「WS初戦を落とすと“世界一黄信号”?」(2025年10月24日)
第1戦の勝者の優勝割合・優勝経験のない球団どうしの対戦・順位などは、MLB公式のデータをもとに当サイトが集計・計算したものです。内容は2026年10月24日時点の情報です。アイキャッチの写真:Michael Barera(アメリカン・ファミリー・フィールド、2024年)、本文の写真:Vmartin12(いずれもWikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)。アイキャッチはトリミング・明るさ調整し文字を加えています。


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