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ステップワゴンなど8車種リコール、対象は?1万5191台の型式と確認法
ホンダ(本田技研工業)は10月22日、「ステップワゴン」「VEZEL(ヴェゼル)」「フリード」など8車種、計15,191台のリコールを国土交通省に届け出ました。車の電気系統を制御する部品に誤った仕様のコンデンサーが組み付けられ、電源を切った後も電気が流れ続けてバッテリーが上がり、エンジンがかからなくなるおそれがあります。届出の一覧表から24型式すべての台数と製作期間を表にし、自分の車が対象かを調べる方法と、ホンダの今年のリコールの中での位置づけを整理しました。
この記事の結論
- 対象はステップワゴン、VEZEL、フリード、シビック、ZR-V、N-BOX、N-BOX CUSTOM、N-VANの8車種・24型式、計15,191台。いちばん多いのはステップワゴンの4,487台で、VEZELと合わせると全体の56.6%です。
- 原因は「ボディコントロールモジュール」の部品選定のミス。修理はモジュールを良品に交換し、バッテリーを点検(異常があれば新品に交換)で、リコールの修理は無料です。改修は10月23日に始まりました。
- 届出では不具合は170件、事故は「無し」。対象台数で割ると約1.1%(およそ89台に1台)にあたります。
- 対象車の99.9%は2024年12月23日〜2025年3月22日の約3か月に作られた車です。ただし車台番号の範囲に入っていても対象外の車があるため、ホンダか国交省の検索ページで車台番号を入れて確かめるのが確実です。

ステップワゴンなどのリコールは何が原因?届出の中身
国土交通省が10月22日に発表したリコールの届出と、ホンダ公式のリコール情報の内容をまとめると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 届出日・届出番号 | 2026年10月22日/リコール届出番号5891(届出者:本田技研工業) |
| 改修の開始日 | 2026年10月23日 |
| 不具合の部位 | 電気装置(ボディコントロールモジュール) |
| 原因 | ボディコントロールモジュールで部品の選定が適切でなく、誤った仕様のコンデンサーを組み付けた |
| 起きるおそれがあること | パワースイッチを切った後も過大な待機電流が流れ続けてバッテリーが上がり、エンジンが始動できなくなる、またはパワーシステムが起動できなくなる |
| 直し方 | 全車両のボディコントロールモジュールを良品に交換。あわせてバッテリーを点検し、異常があれば新品に交換 |
| 不具合件数・事故 | 170件・事故の有無は「無し」(発見の動機は「市場からの情報による」) |
| 知らせ方 | 使用者にはダイレクトメール等で通知。交換修理用部品として出荷された部品が付いた車は、追跡して特定したうえで連絡 |
「ボディコントロールモジュール」とは
名前のとおり、車体(ボディ)まわりの電気装置を制御するコンピューター(電子制御ユニット)です。今回の届出では、このユニットの中に本来とは違う仕様のコンデンサーが使われていました。コンデンサーは電気をためたり流れを整えたりする小さな電子部品です。
その結果、届出によると車の電源(パワースイッチ)を切った後も、通常より大きな「待機電流」が流れ続けることがあります。車は止めている間もわずかな電気を使っていますが、それが大きすぎるとバッテリーの電気が少しずつ減り、次に乗ろうとしたときにエンジンがかからない(ハイブリッド車ではシステムが起動しない)状態になります。
「走行中に止まる」とは書かれていない
届出に書かれているのは、電源を切った後に電気が流れ続けてバッテリーが上がり、始動・起動ができなくなるおそれです。修理ではモジュールの交換に加えてバッテリーの点検も行い、異常があれば新品に交換するとしています。しばらく乗らない日が続く車ほど影響を受けやすいと考えられますが、どの程度の期間で上がるかは届出に示されていません。
リコール対象の8車種と台数|ステップワゴンが最多
届出の一覧表に並ぶ型式ごとの台数を、車種ごとに足し上げました。合計は届出どおり15,191台になります(N-BOXとN-BOX CUSTOMは同じ型式のため1行にまとめていますが、届出では別の車種として数えられ「計8車種」です)。
| 車種 | 型式数 | 台数 | 割合 | 製作期間 |
|---|---|---|---|---|
| ステップワゴン | 3 | 4,487台 | 29.5% | 2025年1月14日〜2025年3月3日 |
| VEZEL(ヴェゼル) | 3 | 4,116台 | 27.1% | 2025年1月10日〜2025年2月21日 |
| フリード | 8 | 2,295台 | 15.1% | 2024年12月23日〜2025年1月28日 |
| シビック | 3 | 1,607台 | 10.6% | 2025年1月17日〜2025年7月2日 |
| ZR-V | 4 | 1,168台 | 7.7% | 2025年1月8日〜2025年2月25日 |
| N-BOX/N-BOX CUSTOM | 2 | 1,118台 | 7.4% | 2025年1月28日〜2025年2月17日 |
| N-VAN | 1 | 400台 | 2.6% | 2025年2月7日〜2025年3月18日 |
| 合計 | 24 | 15,191台 | 100% | 2024年12月23日〜2025年7月2日 |
型式別にみると、最も多いのはVEZELのハイブリッド「6AA-RV5」の3,476台、次いでステップワゴンのハイブリッド「6AA-RP8」の3,030台です。逆に、フリードの「5BA-GT2」(GT2-5000238)は1台だけ、ステップワゴンの「5BA-RP7」(RP7-5100107〜5100108)は2台だけが対象になっています。
型式別の車台番号の範囲と製作期間(全28行)
車検証の「型式」と「車台番号」を見比べるための一覧です。国交省の届出一覧表から書き写し、ホンダ公式の掲載内容と1行ずつ照合しました。
| 型式 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | 台数 |
|---|---|---|---|
| ステップワゴン | |||
| 6AA-RP8 | RP8-1093010〜RP8-1098660 | 2025/1/14〜2/20 | 3,030 |
| 5BA-RP6 | RP6-1128112〜RP6-1130197 | 2025/1/17〜3/3 | 970 |
| 5BA-RP6 | RP6-5100399〜RP6-5100408 | 2025/1/23〜2/19 | 10 |
| 5BA-RP7 | RP7-1113591〜RP7-1114431 | 2025/1/20〜2/20 | 475 |
| 5BA-RP7 | RP7-5100107〜RP7-5100108 | 2025/2/5〜2/11 | 2 |
| VEZEL(ヴェゼル) | |||
| 5BA-RV4 | RV4-1101818〜RV4-1102166 | 2025/1/10〜2/12 | 238 |
| 6AA-RV5 | RV5-1243718〜RV5-1248721 | 2025/1/31〜2/21 | 3,476 |
| 6AA-RV6 | RV6-1107859〜RV6-1108380 | 2025/2/3〜2/18 | 402 |
| フリード | |||
| 5BA-GT1 | GT1-1012652〜GT1-1013227 | 2024/12/24〜2025/1/27 | 548 |
| 5BA-GT2 | GT2-1005273〜GT2-1005468 | 2024/12/24〜2025/1/27 | 175 |
| 5BA-GT2 | GT2-5000238 | 2025/1/6 | 1 |
| 5BA-GT3 | GT3-1001717〜GT3-1001770 | 2024/12/24〜2025/1/10 | 54 |
| 5BA-GT4 | GT4-1000735〜GT4-1000755 | 2024/12/24〜2025/1/10 | 10 |
| 6AA-GT5 | GT5-1019126〜GT5-1022069 | 2024/12/23〜2025/1/28 | 799 |
| 6AA-GT6 | GT6-1010899〜GT6-1011402 | 2024/12/23〜2025/1/24 | 451 |
| 6AA-GT7 | GT7-1002921〜GT7-1003053 | 2024/12/24〜2025/1/7 | 129 |
| 6AA-GT8 | GT8-1002774〜GT8-1002927 | 2024/12/24〜2025/1/10 | 128 |
| シビック | |||
| 5BA-FL1 | FL1-1301578〜FL1-1301840 | 2025/3/14〜3/22 | 215 |
| 5BA-FL1 | FL1-1401438〜FL1-1401484 | 2025/6/27〜7/2 | 21 |
| 6AA-FL4 | FL4-1201704〜FL4-1202047 | 2025/3/14〜3/22 | 320 |
| 6BA-FL5 | FL5-1205574〜FL5-1206686 | 2025/1/17〜2/12 | 1,051 |
| ZR-V | |||
| 5BA-RZ3 | RZ3-1100614〜RZ3-1100687 | 2025/1/8〜2/25 | 45 |
| 5BA-RZ5 | RZ5-1100248〜RZ5-1100283 | 2025/1/9〜2/25 | 27 |
| 6AA-RZ4 | RZ4-1116510〜RZ4-1117270 | 2025/1/28〜2/19 | 695 |
| 6AA-RZ6 | RZ6-1105736〜RZ6-1106268 | 2025/1/29〜2/17 | 401 |
| N-BOX/N-BOX CUSTOM | |||
| 6BA-JF5 | JF5-1169233〜JF5-1172436 | 2025/2/7〜2/17 | 856 |
| 6BA-JF5 | JF5-8003694〜JF5-8003886 | 2025/1/28〜2/17 | 69 |
| 6BA-JF6 | JF6-1029064〜JF6-1029497 | 2025/2/7〜2/14 | 170 |
| 6BA-JF6 | JF6-8001139〜JF6-8001186 | 2025/2/7〜2/17 | 23 |
| N-VAN | |||
| ZAB-JJ3 | JJ3-1004019〜JJ3-1006527 | 2025/2/7〜3/18 | 400 |
製作期間は西暦に直して表記しました(届出は和暦。令和6年=2024年、令和7年=2025年)。同じ年の中の期間は、終わりの年を省いています。
部品だけ出荷された120個も対象
車に組み付けられた状態ではなく、修理用の交換部品として出荷されたボディコントロールモジュール120個も対象です。これらは部品が付いた車をまだ特定できていないため、ホンダが追跡調査で車を特定してから使用者に連絡し、同じ修理をするとしています。備考欄の車種はフリード72個、N-BOX JOY 23個、シビック25個です。N-BOX JOYは上の車両の一覧には出てきませんが、部品の側で対象になっています。
| 部品番号 | 出荷期間 | 個数 | 備考(車種) |
|---|---|---|---|
| 38809-33F-JF2 | 2025/1/31〜2025/9/22 | 57個 | フリード |
| 38809-33F-JB2 | 2025/1/28〜2025/7/25 | 15個 | フリード |
| 38809-32R-JA1 | 2025/2/4〜2025/11/29 | 23個 | N-BOX JOY |
| 38809-T43-J42 | 2025/6/28〜2026/2/14 | 7個 | シビック |
| 38809-T64-JA1 | 2024/12/13〜2025/9/2 | 5個 | シビック |
| 38809-T64-JB1 | 2025/7/26 | 1個 | シビック |
| 38809-T64-JC1 | 2025/1/21〜2025/11/17 | 12個 | シビック |
過去に修理でこの部品に交換した車は、製作期間が上の一覧と違っていても対象になりうるということです。心当たりがある場合は、販売店に問い合わせるのが確実です。
届出データを集計してわかったこと
対象車の99.9%は約3か月の間に作られた
全28行の製作期間を並べると、2024年12月23日から2025年3月22日までの約3か月に作られた車が15,170台(99.9%)でした。それより後に作られた車は、シビックの「5BA-FL1」で2025年6月27日〜7月2日に作られた21台だけです。フリードは2024年12月下旬〜2025年1月、ステップワゴンとVEZELは2025年1〜2月が中心で、車種によって時期が少しずつずれています。
同じ部品を使う複数の車種で、ある時期に作られた車だけが対象になっているため、この期間に新車で買った(登録した)人は特に確認する価値があると言えます。ただし、製作日と購入日・登録日は一致しないので、最終的には車台番号で確かめてください。
車台番号の範囲に入っていても、対象は約半分
届出の一覧表には「リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります」と注意書きがあります。実際にどのくらい含まれていないのかを、範囲の最初と最後の番号から計算しました。28行の範囲に入る番号は合計28,607通りで、そのうち対象は15,191台、割合は53.1%です。
つまり、車台番号が範囲内でも、半分ほどは対象ではない計算になります。N-VANでは範囲内の6台に1台程度しか対象になっていません。範囲だけを見て「対象だ」「対象外だ」と決めつけず、次の章の検索ページで1台ずつ確かめるのが確実です。
※車台番号がすべて連番で使われていると仮定した単純計算です。実際にはその範囲の番号がすべて国内向けの車に使われているとは限りません。
不具合170件は対象台数の約1.1%
届出の不具合件数170件を対象台数15,191台で割ると約1.12%、およそ89台に1台の割合で不具合の情報が寄せられていた計算です。発見の動機は「市場からの情報による」とされ、事故は起きていません。同じ日に届け出られた輸入車2件(次の表)も合わせると、3件で計16,254台・不具合181件になります。
同じ日に「ODYSSEY」「ACCORD」も同じ原因でリコール
10月22日には、ホンダの輸入車2車種についても、まったく同じ「誤った仕様のコンデンサー」を原因とするリコールが届け出られています。中国とタイで作られた車で、届出者は現地の製造会社とホンダです。
| 届出番号 | 車種 | 製作した会社(国) | 台数 | 製作期間 |
|---|---|---|---|---|
| 5891 | ステップワゴンなど8車種 | 本田技研工業(日本) | 15,191台 不具合170件 |
2024/12/23〜2025/7/2 |
| 外-4248 | ODYSSEY(オデッセイ) | 広汽本田汽車(中国) | 628台 不具合4件 |
2025/2/3〜2025/6/16 |
| 外-4249 | ACCORD(アコード) | ホンダ・オートモービル・タイランド(タイ) | 435台 不具合7件 |
2025/3/18〜2025/11/19 |
ODYSSEYの届出・ACCORDの届出とも、事故は「無し」です。ODYSSEYとACCORDは今回の「8車種・1万5191台」には含まれない別の届出なので、該当する車に乗っている人はそれぞれのページで確認してください。
自分の車が対象か調べる方法
リコールの対象かどうかは、車台番号で調べられます。車台番号は自動車検査証(車検証)に記載されています。
- 1. 車検証で「型式」と「車台番号」を確認:型式が上の表の24型式(例:ステップワゴンなら6AA-RP8、5BA-RP6、5BA-RP7)のどれかに当てはまるかをまず見ます。当てはまらなければ今回の対象ではありません。
- 2. ホンダの検索ページに車台番号を入れる:ホンダ公式のリコール等情報対象車両の検索(四輪車)で、車台番号から対象かどうかを確認できます。
- 3. 国交省の検索ページでも確認できる:国土交通省「リコール情報検索」でも、メーカー・車名などからリコールの届出を調べられます。
- 4. 対象なら販売店を予約:ホンダは、最寄りのHonda販売店に来店日時を予約して点検・修理(無料)を受けるよう呼びかけています。使用者にはダイレクトメール等でも通知されます。
問い合わせ先
ホンダ「Honda市場措置専用窓口」0120-280524(受付時間9時〜17時、12月31日〜1月3日を除く)。ODYSSEY・ACCORDの問い合わせ先も同じ窓口です。
バッテリーが上がってしまったら
届出の修理内容には、モジュールの交換とあわせて「バッテリーを点検し異常がある場合は新品に交換」が含まれています。すでに何度かバッテリーが上がった経験がある場合は、予約の際にそのことを販売店に伝えておくと、点検がスムーズです。
ホンダのリコールは今年何件?2026年の12件と比べる
ホンダ公式の四輪車のリコール・改善対策一覧には、2026年(令和8年)の届出としてリコール12件が載っています(中国・タイなど海外で作られた輸入車の分を含む)。各ページの対象台数を集計すると合計72,195台で、今回の15,191台は5月28日の「LEGEND、シビック」(低圧燃料ポンプ、36,116台)に次いで2番目に多い届出です。10月22日の3件だけで、今年の合計の22.5%を占めます。
| 届出日 | 届出番号 | 内容(ホンダ公式の見出し) | 対象台数 |
|---|---|---|---|
| 5月14日 | 5818 | Honda e のリコール(普通充電コネクター) | 59台 |
| 5月28日 | 5824 | LEGEND、シビックのリコール(低圧燃料ポンプ) | 36,116台 |
| 5月28日 | 5823 | N-BOXなど23車種のリコール(低圧燃料ポンプ) | 3,364台 |
| 5月28日 | 外-4194 | NSXのリコール(低圧燃料ポンプ) | 290台 |
| 6月4日 | 外-4197 | CR-Vのリコール(パンク応急修理用具)更新 | 118台 |
| 6月18日 | 5838 | インサイトのリコール(低圧燃料ポンプ) | 120台 |
| 7月30日 | 5854 | ZR-V、シビックのリコール(シートフレーム) | 14,730台 |
| 7月30日 | 外-4216 | ACCORDのリコール(シートフレーム) | 1,143台 |
| 9月17日 | 5882 | Super-ONEのリコール(バッテリーチャージャー) | 1台 |
| 10月22日 | 5891 | ステップワゴンなど8車種のリコール(ボディコントロールモジュール) | 15,191台 |
| 10月22日 | 外-4248 | ODYSSEYのリコール(ボディコントロールモジュール) | 628台 |
| 10月22日 | 外-4249 | ACCORDのリコール(ボディコントロールモジュール) | 435台 |
| 合計 | 12件 | 72,195台 |
対象台数は各ページの「対象範囲」の合計で、交換修理用部品の個数は含めていません。「外-」で始まる番号は輸入車の届出です。
国全体では年358件・401万台
国交省の各年度のリコール届出件数及び対象台数によると、2025年度(令和7年度)のリコール届出は国産車・輸入車合わせて358件、4,014,432台でした。単純平均すると1件あたり約1.1万台です。メーカー別の年度・メーカー別の集計で本田技研工業の分を見ると、次のとおりです。
| 年度 | 届出件数 | 対象台数 |
|---|---|---|
| 令和7年度 | 20件 | 100,396台 |
| 令和6年度 | 14件 | 2,787,863台 |
| 令和5年度 | 10件 | 1,497,061台 |
| 令和4年度 | 6件 | 225,437台 |
| 令和3年度 | 10件 | 118,622台 |
| 令和2年度 | 14件 | 69,436台 |
2025年度のホンダは20件で計100,396台。今回の1件(15,191台)は、その1年分の約15%にあたる規模です。一方、2024年度の約279万台や2023年度の約150万台と比べると、今回のリコールは台数としては中くらいの規模と言えます。年度によって大きく振れるのは、1件で数十万〜数百万台に及ぶ大型のリコールがあるかどうかで決まるためです。
※国交省の年度統計は4月〜翌3月の集計で、メーカー別の表は国産車の主要メーカー分です。ホンダ公式の一覧(暦年・輸入車を含む)とは集計の範囲が違います。
製作から届出・改修開始までの流れ
- 2024年12月23日対象車の製作が始まるフリードのハイブリッド(6AA-GT5・GT6)が最も早く、ここから2025年3月22日までに対象車の99.9%が作られました。
- 2025年7月2日対象車の製作期間が終わる最後はシビック「5BA-FL1」の21台(6月27日〜7月2日製作)。
- 2026年2月14日交換修理用部品の出荷期間が終わる修理用として出荷された対象部品の最も遅い出荷日(部品番号38809-T43-J42)。
- 2026年10月22日国交省にリコールを届け出ステップワゴンなど8車種15,191台(No.5891)のほか、ODYSSEY 628台・ACCORD 435台も同じ原因で届出。
- 2026年10月23日改修(無料修理)を開始ボディコントロールモジュールを良品に交換し、バッテリーを点検。使用者にはダイレクトメール等で通知。
ステップワゴンなど8車種リコールのよくある質問
Q. ステップワゴンのリコールの対象は何台ですか?
A. 10月22日の届出(No.5891)は8車種・24型式で計15,191台です。このうちステップワゴンは型式6AA-RP8、5BA-RP6、5BA-RP7の計4,487台で、8車種の中で最も多くなっています。
Q. リコールの原因は何ですか?
A. ボディコントロールモジュールで部品の選定が適切でなく、誤った仕様のコンデンサーが組み付けられたことです。そのため電源を切った後も過大な待機電流が流れ続けてバッテリーが上がり、エンジンが始動できなくなる、またはパワーシステムが起動できなくなるおそれがあります。
Q. 事故は起きていますか?
A. 届出では不具合件数は170件、事故の有無は「無し」です。不具合は市場からの情報で見つかったとされています。
Q. 自分の車が対象かどうかはどう調べますか?
A. 車検証に記載された車台番号を、ホンダ公式の「リコール等情報対象車両の検索」に入力すると確認できます。届出の車台番号の範囲には対象外の車も含まれる場合があるため、範囲だけで判断せず検索で確かめるのが確実です。
Q. 修理にお金はかかりますか?どのくらい時間がかかりますか?
A. リコールの点検・修理は無料です。修理はボディコントロールモジュールを良品に交換し、バッテリーを点検する(異常があれば新品に交換)内容です。作業時間は届出に示されていないため、販売店に予約するときに確認してください。
Q. N-BOX JOYやオデッセイ、アコードは対象ですか?
A. N-BOX JOYは車両としては今回の対象範囲に載っていませんが、修理用部品として出荷されたモジュール23個の備考に車種名があり、その部品が付いた車は対象になります。ODYSSEY(628台)とACCORD(435台)は、同じ日に別のリコールとして同じ原因で届け出られています。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- 国土交通省:リコールの届出について(ホンダ ステップワゴン 他)(リコール届出一覧表PDF)、同(ホンダ ODYSSEY)、同(ホンダ ACCORD)(いずれも2026年10月22日)
- 本田技研工業:ステップワゴンなど8車種のリコール(ボディコントロールモジュール)、ODYSSEYのリコール、ACCORDのリコール、四輪車 リコール・改善対策一覧、車台番号からの対象車両検索
- 国土交通省「自動車のリコール・不具合情報」:各年度のリコール届出件数及び対象台数、年度・メーカー別のリコール届出件数及び対象台数(国産車)、リコール情報検索
車種別の小計・割合、製作期間の集計、車台番号の範囲に対する対象の割合、不具合件数の割合、ホンダの2026年のリコールの集計は、上記の資料をもとに当サイトが計算したものです。内容は2026年10月23日時点の情報です。写真:Tokumeigakarinoaoshima(Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)。アイキャッチ・本文の写真はトリミング・文字入れなどの加工をしています。


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