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国内のラッコはメイ1頭に|キラ死亡と最多122頭から減った32年

2026 11/07
動物
2026年11月7日
あおむけで水に浮かび前足を顔に当てるラッコ(キラやメイ本人ではありません)

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動物|水族館

国内のラッコはメイ1頭に|キラ死亡と最多122頭から減った32年

2026年11月7日時点/出典:鳥羽水族館の公式発表、中日新聞、メ〜テレ、日本動物園水族館協会の集計(Wikipedia経由)

結論

  • 三重県の鳥羽水族館は11月5日、メスのラッコキラ(18歳)が死んだと発表しました。死因は呼吸不全による心肺停止と推測され、今後、病理検査で詳しく調べます。
  • これで国内で飼育されているラッコは、同じ鳥羽水族館のメイ(メス22歳)の1頭だけになりました。メイの体調に変化はありませんが、展示の再開は未定です。
  • 国内のラッコは1994年に28施設122頭いましたが、1998年に米国からの輸入ができなくなり、32年で1頭まで減りました。館内には12月20日までメッセージボードがあります。
1頭国内のラッコ(メイ・22歳)
18歳キラの年齢(2008年生まれ)
122頭国内最多だった1994年の数

国内の頭数の推移は日本動物園水族館協会の集計(Wikipedia「ラッコ」経由)から。

目次

キラの最期:8月の不調から11月5日まで

日付 できごと
2026年8月ごろ 足腰の運動機能に不調が見られ、検査と経過観察を続ける
11月1日(日) 体重の低下も目立つとして、展示とライブ配信を止める可能性を公表(公式)
11月3日(火) 翌日からのラッコ見学の全面中止とライブ配信の停止を発表(公式)
11月4日(水) 治療とケアを優先して展示を中止
11月5日(木)午前7時ごろ けいれんが見られ治療室へ。保温・酸素吸入・投薬を行う
11月5日(木)午前10時40分 飼育係とメイに見守られて死ぬ
11月7日(土)〜12月20日(日) 館内に追悼のメッセージボードを設置

担当者は「亡くなる前日には寝転びながらもご飯を食べ、いらなくなったら首を横に振り、最後までキラらしい姿を見せてくれた」と話しています(鳥羽水族館)。飼育下のラッコの平均寿命は20歳前後で、18歳のキラは高齢でした(メ〜テレ)。

キラのプロフィール

項目 内容
誕生 2008年4月21日、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)
鳥羽水族館へ 2021年3月17日に入館。メイと一緒に暮らす
性格 ゆったりしたマイペースな姿で人気を集めた
死亡 2026年11月5日、18歳。死因は呼吸不全による心肺停止と推測(病理検査で詳しく調べる予定)

日本のラッコ、122頭から1頭までの推移

年 できごと
1982年 伊豆・三津シーパラダイス(静岡県)で国内初の飼育
1994年 国内最多の28施設・122頭
1998年 米国が輸出を禁止し、海外から新しく迎えられなくなる
2008年 キラがアドベンチャーワールドで誕生
2021年 キラが鳥羽水族館へ
2025年1月4日 国内最後のオス「リロ」がマリンワールド海の中道(福岡県)で死ぬ。国内は鳥羽水族館のメス2頭だけに
2026年11月5日 キラが死に、国内はメイ1頭に

中日新聞は「1990年代には国内で約120匹が飼育されていた」と伝えています(中日新聞)。輸入が途絶えたうえ、残ったのがメスだけになったため、国内で数を増やす方法はありません。新しいラッコを迎える計画は、11月7日の時点で発表されていません。

残されたメイと、これから

メイは22歳のメスで、飼育下の平均寿命とされる20歳前後をすでに超えています。メ〜テレによると、メイの体調に変化はありませんが、展示の再開は未定です(メ〜テレ)。鳥羽水族館の担当者は「メイのケアにも尽力し、1日でも長く元気に生きてもらえるよう頑張っていきたい」としています。

会いに行く前は、鳥羽水族館の公式サイトやXで展示の状況を確かめるのが確実です。館内のメッセージボードはIゾーン「極地の海」前の通路にあり、12月20日まで置かれます(シールがなくなりしだい受付終了)。献花や供え物は受け付けていません(公式)。

野生のラッコなら北海道で見られることも

ラッコは毛皮をとるための乱獲で、日本の周りでは20世紀のはじめにいなくなったと考えられていました。1980年代から北海道東部で再び見られるようになり、根室市のモユルリ島などで繁殖も確認されています。環境省のレッドリストでは絶滅危惧IA類です。世界の推定生息数は約12万9,000頭(2004〜2018年)です。生態はラッコの生態の記事でまとめています。

ラッコのキラとメイのよくある質問

Q. ラッコのキラはいつ死んだのですか。

A. 2026年11月5日午前10時40分に、鳥羽水族館で死にました。18歳のメスで、死因は呼吸不全による心肺停止と推測されています。

Q. 日本でラッコは何頭いますか。

A. 鳥羽水族館のメイ(メス22歳)の1頭だけです。国内では1994年に122頭が飼育されていました。

Q. メイには今会えますか。

A. 11月7日の時点で、ラッコの展示は中止されたままで、再開は未定です。訪れる前に鳥羽水族館の公式サイトやXで確かめてください。

Q. キラにメッセージを送れますか。

A. 鳥羽水族館の館内(Iゾーン「極地の海」前の通路)に、11月7日から12月20日までメッセージボードが置かれています。献花や供え物は受け付けていません。

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出典・参考資料

  • 鳥羽水族館:【大切なお知らせ】ラッコの「キラ」死亡のお知らせ(2026年11月5日)
  • 鳥羽水族館:ラッコ「キラ」のメッセージボードについて(2026年11月6日)
  • 鳥羽水族館:ラッコ 見学中止・ライブ配信停止のお知らせ(2026年11月3日)
  • 鳥羽水族館:ラッコ「キラ」の状態について(2026年11月1日)
  • 中日新聞:鳥羽水族館のラッコ「キラ」天国へ 国内で飼育は22歳の「メイ」のみに
  • メ〜テレ:鳥羽水族館のラッコ「キラ」死ぬ 18歳
  • メ〜テレ(Yahoo!ニュース配信):ラッコの「キラ」にお別れ 来館者が追悼メッセージボードに
  • Wikipedia:ラッコ(国内飼育数は日本動物園水族館協会の集計)

アイキャッチ写真のラッコは、キラやメイ本人ではありません。写真:Matt Zalewski/Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)。明るさ調整・文字入れあり。

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