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トルコリラ円はなぜ最安値?利下げ後もスワップで勝てるか8年で検証

2026 10/28
FX
2026年10月28日
トルコ中央銀行の建物の写真に「トルコリラ円はなぜ最安値?利下げ後もスワップで勝てるか」の文字を重ねたアイキャッチ

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FX・トルコリラ

トルコリラ円はなぜ最安値?利下げ後もスワップで勝てるか8年で検証

トルコリラ円が史上最安値を更新しました。トルコ中央銀行は10月22日に政策金利を37%から36%へ1%引き下げ、その翌日には円高も重なって、FX会社のレートで3.12円台をつけています。スワップ目当てでリラを持つ人にとって気になるのは「利下げ後もスワップで為替差損を埋められるのか」です。この記事では、トルコ中銀の公式データで政策金利と物価の推移を整理し、2019年から8年分のスワップ実績で、受け取ったスワップが為替差損に勝てた年・負けた年を自分で集計しました。

政策金利36%(10月22日決定)リラ円は年初から13.2%安1年保有の黒字は2024年以降の開始だけ次の焦点は11月3日の10月CPI

2026年10月28日時点/出典:トルコ中央銀行(政策金利・参考為替レート・物価)、トルコ統計局、SBI FXトレード、Yahoo Finance、外為どっとコム。リラ円の水準は特記のない限りトルコ中銀の参考為替レート(10月27日公表分)

この記事の結論

  • トルコリラ円はトルコ中銀の参考レートで3.1714円(10月27日)と、2025年末の3.652円から13.2%安です。FX会社のレートでは10月23日に3.12円台まで下げ、史上最安値を更新しました。
  • 今年の下げは、ほぼ全部がリラ自体の下落(対ドルで16.0%安)です。ただ、最安値を更新した10月21日から23日の下げ(−0.89%)は、対ドルのリラ安が0.11%にとどまり、円高が主因でした。
  • トルコ中銀は1月以来9か月ぶりに1%の利下げを決めました。9月の物価上昇率は29.73%と、2021年11月以来4年10か月ぶりに30%を下回り、政策金利から物価上昇率を引いた実質金利は約6.27%のプラスです。
  • SBI FXトレードのスワップ実績で計算すると、年初に1万通貨買って年末まで持った場合、スワップが為替差損を上回ったのは2019年・2024年・2025年・2026年(10月27日まで)の4回で、2020〜2023年は毎年8千〜4万円の赤字でした。分かれ目は実質金利がマイナスかプラスかでした。
  • 今のスワップ(1日27円)が1年続けば年9,855円で、1年後に約2.19円まで下がっても損益はとんとんです。ただし利下げが進めばスワップは減る方向です。次の焦点は10月29日のFOMC、30日の日銀、11月3日のトルコ10月CPI、12月10日のトルコ中銀会合です。
目次

トルコリラ円はなぜ最安値に?下げの中身を分解

3.1714円リラ円(トルコ中銀の参考レート、10月27日)
−13.2%2025年末からの下落率
36%政策金利(10月22日に37%から引き下げ)
29.73%9月の消費者物価(前年同月比)

外為どっとコムのアナリストレポート(10月23日)によると、トルコリラ円は利下げ翌日の23日早朝に3.12〜3.13円前後まで続落し、史上最安値を更新しました。27日のレポートでは、安値は3.120円とされています。

FX会社のレートは各社で少しずつ違うため、この記事ではトルコ中央銀行が毎営業日15時30分(トルコ時間)に公表する参考為替レートを基準にします。トルコ中銀は「1ドル=何リラ」と「100円=何リラ」を公表しているので、そこからリラ円を計算できます。

日付 1ドル(リラ) 100円(リラ) リラ円(円)
2025年末 42.8843 27.3824 3.6520
9月1日 48.2325 30.1418 3.3177
10月21日(利下げ前日) 49.5569 31.3475 3.1901
10月22日(利下げ当日) 49.5835 31.5805 3.1665
10月23日 49.6094 31.6272 3.1618
10月27日(最新) 49.7445 31.5315 3.1714

トルコ中銀の参考レートで見ても、10月23日の3.1618円は、2026年のすべての営業日と2007年以降の各年末値の中で最も低い水準です。FX会社の安値(3.12円台)より高いのは、1日1回の公表値で、夜間や早朝の値動きを含まないためです。

今年の下げは「リラ安」、最安値の更新は「円高」

リラ円は「ドル円」と「ドルリラ」の2つの動きで決まります。2025年末から10月27日までを比べると、1ドルあたりのリラは42.88リラから49.74リラへ16.0%増え(リラ安)、ドル円は0.7%の円安でした。つまり今年のリラ円の下げは、ほぼ全部がリラ自体の下落によるものです。

一方、最安値を更新した10月21日から23日の2日間に限ると、リラ円は-0.89%下げましたが、対ドルのリラ安は0.11%だけで、100円あたりのリラが0.89%増えた(円高)ことが下げの大半でした。外為どっとコムの27日のレポートも、米国のAI関連株への警戒から株安と米金利低下が進み、ドル円が23日に一時156.08円まで下落したことを下げの主因に挙げています。

ポイント:リラ安は「毎週少しずつ」

同じレポートは、ドルに対するリラ安のペースが週0.4%程度で、利下げの前後でほぼ変わっていないと分析しています。トルコ中銀が為替の急変を避けながら、リラをゆっくり下げている状態です。そこに円高が加わると、リラ円は一気に最安値を更新します。

トルコ中銀の1%利下げで何が決まった?

トルコ中央銀行の金融政策委員会は2026年10月22日、政策金利(1週間物レポ金利)を37%から36%へ引き下げることを決めました。あわせて、翌日物の貸出金利を40%から39%へ、借入金利を35.5%から34.5%へ下げています。利下げは1月22日(38%→37%)以来9か月ぶりで、その間の5回の会合は据え置きでした。

2026年の会合 政策金利 ポイント
1月22日 38%→37% 1%の利下げ
3月12日 37%で据え置き 地政学的な情勢でエネルギー価格が上昇。3月1日に1週間物レポ入札を一時停止
4月22日 37%で据え置き エネルギー価格が高止まり
6月11日 37%で据え置き 国内の需要が弱いと判断
7月23日 37%で据え置き エネルギー価格が再び上昇
9月10日 37%で据え置き 物価の基調は鈍化と判断(8月23日にレポ入札の再開を発表)
10月22日 37%→36% 9か月ぶりに1%の利下げ
12月10日 次回 2026年最後の会合

据え置きの理由は各回の声明文の要旨。レポ入札の停止(3月1日)・再開(8月23日発表)はトルコ中銀のプレスリリース。

声明文のポイント

声明文は、月ごとの振れはあるものの物価の基調は鈍化していると判断し、需要の弱さも確認できるとしました。一方で、地政学的な緊張によるエネルギー価格の高止まりは物価の上振れリスクだとし、利下げの幅と時期は会合ごとに慎重に決める、物価の見通しが大きく悪化すれば引き締めると書いています。中期的な物価目標は5%です。

外為どっとコムの10月23日のレポートによると、市場は今後も緩やかな利下げを予想しており、政策金利は2027年3月末に33%、6月末に31%、12月末に28%へ下がる見方が中心です。利下げは事前に織り込まれていたため、トルコの金融市場への影響は大きくなかったとしています。

会合の議事要旨(Summary of the MPC Meeting)は10月30日に公表される予定です。

政策金利の推移と実質金利(2021年以降)

トルコの政策金利は、ここ5年で大きく上下しました。2021年は物価が上がる中で利下げを続け、2023年2月には8.5%まで下がりました。物価上昇率が2022年10月に85.51%まで上がったあと、2023年6月から急速に利上げし、2024年3月には50%に達しました。2024年12月からは利下げに転じています(2025年4月に一度利上げ)。

下の表は、政策金利から物価上昇率を引いた実質金利と、リラ円の年間の騰落を並べたものです。

年 年末の政策金利 物価上昇率(12月) 実質金利 リラ円の騰落
2018年 24% 20.3% +3.7% −30.1%
2019年 12% 11.84% +0.2% −12.3%
2020年 17% 14.6% +2.4% −24.0%
2021年 14% 36.08% −22.1% −37.8%
2022年 9% 64.27% −55.3% −18.3%
2023年 42.5% 64.77% −22.3% −31.9%
2024年 47.5% 44.38% +3.1% −7.7%
2025年 38% 30.89% +7.1% −17.6%
2026年(10月27日まで) 36% 29.73%(9月) +6.3% −13.2%

政策金利:トルコ中銀の1週間物レポ金利(適用日ベース、年末時点。2026年は10月23日適用の36%)。実質金利も年末時点の値で、年の途中の変化は含みません。物価上昇率:トルコ統計局の消費者物価(前年同月比、トルコ中銀の掲載表)。リラ円:トルコ中銀の参考為替レートの年末値から計算。

実質金利が大きなマイナスだった2021〜2023年は、リラ円が毎年18〜38%下落(平均-29.3%)しました。実質金利がプラスに戻った2024年以降も下落は続いていますが、幅は7.7〜17.6%(2026年は10月27日まで13.2%)と小さくなっています。リラ円が1年間で上がった年は、2008年以降の18年で2009・2012・2013・2014年の4回だけです。

9月の物価上昇率29.73%は、2021年11月(21.31%)以来4年10か月ぶりに30%を下回りました。利下げ後の実質金利は36%−29.73%=約6.27%で、1月の利下げ後(12月の30.89%に対して約6.1%)とほぼ同じ水準を保っています。

2021年以降の政策金利の変更(全29回)

適用日 政策金利 変化
2021年3月19日 19%
2021年9月24日 18% −1%
2021年10月22日 16% −2%
2021年11月19日 15% −1%
2021年12月17日 14% −1%
2022年8月19日 13% −1%
2022年9月23日 12% −1%
2022年10月21日 10.5% −1.5%
2022年11月25日 9% −1.5%
2023年2月24日 8.5% −0.5%
2023年6月23日 15% +6.5%
2023年7月21日 17.5% +2.5%
2023年8月25日 25% +7.5%
2023年9月22日 30% +5%
2023年10月27日 35% +5%
2023年11月24日 40% +5%
2023年12月22日 42.5% +2.5%
2024年1月26日 45% +2.5%
2024年3月22日 50% +5%
2024年12月27日 47.5% −2.5%
2025年1月24日 45% −2.5%
2025年3月7日 42.5% −2.5%
2025年4月18日 46% +3.5%
2025年7月25日 43% −3%
2025年9月12日 40.5% −2.5%
2025年10月24日 39.5% −1%
2025年12月12日 38% −1.5%
2026年1月23日 37% −1%
2026年10月23日 36% −1%

トルコ中銀「1 Week Repo」の表。日付は新しい金利の適用日(2026年の2回はいずれも決定日の翌日)。

スワップで為替差損を埋められた?8年分を集計

トルコリラの買いポジションには毎日スワップ(金利差の調整額)が付きます。SBI FXトレードの「つみたて外貨」は2019年1月からのスワップ実績を日ごとに公表しているので、これを使って「スワップを受け取っても、為替差損で負けていなかったか」を計算しました。どれも1万通貨(レバレッジ1倍相当)の買いで、手数料・税金は含みません。

1. 年初に買って年末まで持った場合

年 年初→年末のリラ円 為替損益 スワップ 合計
2019年 20.84→18.27円 −25,710円 +28,058円 +2,348円
2020年 18.27→13.88円 −43,866円 +7,444円 −36,422円
2021年 13.88→8.63円 −52,514円 +12,839円 −39,675円
2022年 8.63→7.05円 −15,756円 +7,430円 −8,326円
2023年 7.05→4.80円 −22,496円 +8,364円 −14,132円
2024年 4.80→4.43円 −3,721円 +13,420円 +9,699円
2025年 4.43→3.65円 −7,800円 +12,510円 +4,710円
2026年(10/27まで) 3.65→3.17円 −4,806円 +8,345円 +3,539円

リラ円はトルコ中銀の参考レートの年末値、スワップはSBI FXトレード「つみたて外貨」の1万通貨あたり実績の合計(年末の翌日〜その年の年末まで)。

スワップが為替差損を上回ったのは2019年・2024年・2025年・2026年(10月27日まで)の4回でした。2020〜2023年は、スワップを受け取っても毎年8,326〜39,675円の赤字です。前の章の表と重ねると、赤字の年のうち2021〜2023年は実質金利が大きなマイナスだった時期、黒字に変わった2024年以降は実質金利がプラスの時期と重なります。2020年は実質金利こそプラスでしたが、この年のスワップは年4.1%相当と少なく、24%のリラ安を埋められませんでした。

2. 買う日をずらして1年持った場合

年初に買う人ばかりではないので、2019年1月4日から2025年10月27日までの毎営業日に買い、ちょうど1年持った場合を全部計算しました(為替はYahoo Financeの日足)。全1,773通りのうち1,121通り(63%)が赤字でした。

買い始めた年 試した日数 赤字 赤字の割合
2019年 257通り 235通り 91%
2020年 262通り 221通り 84%
2021年 261通り 257通り 98%
2022年 260通り 259通り 100%
2023年 260通り 149通り 57%
2024年 262通り 0通り 0%
2025年(10月27日まで) 211通り 0通り 0%

2021年・2022年に買った場合はほぼ全部が赤字で、2024年以降に買った場合は1通りも赤字がありません。保有期間を延ばすと、2019年以降に買って2年持った場合は1,515通り中1,153通り(76%)、3年持った場合は1,255通り中1,057通り(84%)が赤字で、長く持てば勝てるとは限りません。2019〜2022年に買った分は、2021年や2023年の大きなリラ安を通過したためです。

3. 今日まで持ち続けた場合

2019年1月から2025年10月まで、毎月初めに買って10月27日まで持ち続けた82通りでは、46通りが今も赤字です。たとえば2019年1月に20.857円で買った1万通貨は、スワップを98,410円受け取っても、為替差損が176,985円あり、合計で78,575円の赤字です。一方、2022年12月以降に買った35通りは、すべて黒字になっています。

注意:今の黒字は「リラ安が年10〜20%」で済んでいるから

今のスワップは1万通貨あたり1日27円(SBI FXトレードのつみたて外貨、10月)です。1年続けば9,855円で、リラ円3.1714円に対して年31.1%にあたります。単純計算では、1年後にリラ円が約2.19円まで下がっても損益はとんとんです。ただし、利下げが進めば金利差が縮み、スワップは減る方向です。2021年や2023年のように1年で30%以上下げれば、スワップでは埋められません。外為どっとコムの27日のレポートも、同社のスワップ(1日24円)で計算した週168円の受け取りに対し、今のリラ安のペースによる値下がりは週約133円で、差は35円ほどしかないと試算しています。

トルコリラ円は今後どうなる?見るべき日程と条件

  1. 10月29日 3:00FOMCの結果発表(日本時間)10月27〜28日の会合。ドル円が動けば、リラ円も同じ方向に動きやすくなります。
  2. 10月30日日銀の金融政策決定会合(2日目)10月29〜30日の会合。円高が進むと、リラ円の下押し要因になります。
  3. 10月30日トルコ中銀の議事要旨10月22日の会合の議事要旨(Summary of the MPC Meeting)の公表予定日です。
  4. 11月3日 16:00トルコの10月消費者物価トルコ統計局が公表(トルコ時間10時)。昨年10月は前月比2.55%上昇だったので、これを下回れば前年比の伸びはさらに鈍ります。
  5. 12月10日トルコ中銀の金融政策委員会2026年最後の会合。追加利下げの有無と幅が焦点です。

日時は日本時間。FOMCはFRB、日銀会合は日本銀行、トルコ中銀の日程は同行の2026年の会合予定、CPIの公表日はトルコ統計局の9月分の発表文(「次回は11月3日」)による。

リラ円が下げやすい条件

①日銀が追加利上げに前向きな姿勢を示す、または米国株の不安が強まって円高が進む場合、②10月の物価が予想より大きく鈍化し、12月10日の会合で利下げが続く・幅が広がるとの見方が強まる場合、③地政学リスクでエネルギー価格が上がり、トルコの経常収支やリラへの不安が強まる場合です。

リラ円が持ち直しやすい条件

①FRBの追加利上げ観測などでドル円が反発する場合、②リラ安のペース(週0.4%程度)が変わらず、スワップの受け取りが続く場合です。外為どっとコムの27日のレポートは、まず3.17円を回復できるかを目安に挙げています。

どちらに動くとしても、トルコリラ円は「ドル円」と「ドルリラ」の掛け算で動くことを覚えておくと、ニュースの見方が分かりやすくなります。

トルコリラを持つときの3つの注意点

1. レバレッジを低く保つ。2021年や2023年のように1年で30%以上下げる年があります。レバレッジが高いと、スワップを受け取る前に強制決済(ロスカット)になるおそれがあります。

2. スワップは毎日変わる。スワップは決まった利息ではなく、金利差や会社の設定で変わります。今回のような利下げが続けば、受け取りは減っていきます。会社によって金額も違い、10月下旬はSBI FXトレードのつみたて外貨が1日27円、外為どっとコムが1日24円でした。

3. 「長く持てば勝てる」とは限らない。上の集計では、2019年以降に買って3年持った場合の84%が赤字でした。積立でも高い時期に買った分は損が残ることは、積立FXは失敗する?SBIつみたて外貨を10通貨・81通りで検証でも確かめています。

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トルコリラ円の最安値についてよくある質問

Q. トルコリラ円はなぜ最安値を更新したのですか?

A. 今年の下げはほぼ全部がリラ自体の下落(対ドルで16.0%安)によるものです。そこへ10月22日の利下げ後、米国株安と米金利低下で円高が進み、23日に最安値を更新しました。トルコ中銀の参考レートでは、10月21日から23日の下げ-0.89%のうち、対ドルのリラ安は0.11%だけでした。

Q. トルコ中銀は政策金利をいくらにしましたか?

A. 2026年10月22日に、政策金利(1週間物レポ金利)を37%から36%へ1%引き下げました。利下げは1月以来9か月ぶりです。次の会合は12月10日です。

Q. トルコリラ円は今いくらですか?

A. トルコ中銀の参考為替レート(10月27日公表)では3.1714円です。外為どっとコムのレートでは、23日早朝に3.12〜3.13円前後まで下げたあと、安値3.120円をつけて史上最安値を更新しました。

Q. スワップで為替差損を取り戻せますか?

A. 時期によります。SBI FXトレードの実績で計算すると、年初に買って年末まで持った場合、スワップが為替差損を上回ったのは2019年と2024年以降の4回で、2020〜2023年は毎年赤字でした。2019年以降の毎営業日に買って1年持った場合は63%が赤字です。

Q. トルコの10月の消費者物価はいつ発表されますか?

A. 2026年11月3日(火)のトルコ時間10時、日本時間16時にトルコ統計局が発表します。9月は前年同月比29.73%、前月比1.84%でした。

Q. トルコリラは今後も下がりますか?

A. リラ円が1年間で上がった年は2008年以降の18年で4回だけで、下げやすい通貨であることは変わりません。ただ、下げ幅は実質金利がプラスになった2024年以降小さくなっています。円高とトルコの利下げのペース次第で、どちらにも動く可能性があります。

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出典・参考資料

  • Central Bank of the Republic of Türkiye:Press Release on Interest Rates(2026-45、10月22日)/1 Week Repo(政策金利の履歴)/Monetary Policy Committee 2026(会合日程)
  • 同:Press Release on Turkish Lira Liquidity Management(2026-11、3月1日)/同(2026-35、8月23日)
  • 同:Indicative Exchange Rates(参考為替レート、10月27日公表分)(2007〜2025年の年末値と2026年の全営業日を取得)/Consumer Prices(TURKSTAT公表値)
  • Turkish Statistical Institute(TÜİK):Consumer Price Index, September 2026(10月5日公表、次回11月3日)
  • SBI FXトレード:つみたて外貨 スワップカレンダー(2019年1月〜2026年10月、2026年10月28日取得)
  • Yahoo Finance:チャートAPI TRYJPY=X(日足)(2026年10月28日取得)
  • Board of Governors of the Federal Reserve System:FOMC meeting calendars/日本銀行:金融政策決定会合の運営
  • 外為どっとコム マネ育チャンネル:トルコリラの焦点「中銀は6会合ぶりに利下げ…リラは円高主導で最安値を更新」(10月23日)/トルコリラ/円見通し(10月27日)

リラ円はトルコ中銀の参考為替レート(外貨の買い・売りの仲値)から「100÷100円あたりのリラ」で計算しました。FX会社のレートとは数銭ずれます。保有期間別の集計はYahoo FinanceのTRYJPY=X日足(トルコ中銀の年末値との差は±1.4%以内)で、スワップはSBI FXトレード「つみたて外貨」の1万通貨あたり実績(付与日数込み)を、買った日の翌日から売った日まで足しています。スプレッド・手数料・税金は含みません。声明文は原文(英語)を筆者が要約しました。この記事は情報提供を目的としたもので、特定の通貨や取引を勧めるものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。アイキャッチ背景:Vikiçizer「TC Merkez Bankası arka cephe.JPG」(Wikimedia Commons、CC BY-SA 3.0)をトリミング・明るさ調整・文字入れ。

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  • 英国予算でポンドはどう動く?過去33回の値動きと10月28日の結果

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