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イスラエル総選挙の結果は?両陣営とも過半数届かず組閣はどうなる
10月27日に投票が行われたイスラエル総選挙(国会=クネセト、定数120)は、開票が進んだ28日時点でネタニヤフ首相の右派・宗教陣営が53議席、アイゼンコット元参謀総長が率いる野党陣営が48議席と、どちらも過半数の61議席に届いていません。リクードは第1党を守った一方、アラブ系2党が合わせて19議席を得て、組閣のカギを握る形になっています。中央選挙管理委員会の開票データから、議席の配分を当ブログで計算し直して読み解きます。
この記事の結論
- 中央選管の集計(有効票4,854,102票)を、イスラエルの議席配分の方式(ドント式+余剰票協定)で当ブログが計算すると、リクード26・ヤシャル21・ベヤハド12・ジョイントリスト12などとなり、ynetが報じた議席予測と1議席も違わずに一致しました。
- 陣営別ではネタニヤフ陣営53議席(得票42.1%)、野党陣営48議席(37.7%)、アラブ系2党19議席(15.0%)。61議席に届く組み合わせは、野党陣営とアラブ系2党が組む67議席や、リクードとヤシャルなどの大連立に限られます。
- アラブ系2党の19議席は、2019年以降の6回の選挙で最多です。リクードの26議席は、同じ6回で最も少ない数です。
- まだ50万票を超える「二重封筒票」(兵士などの票)が未集計です(ynet)。当ブログの計算では、最後の120議席目はヤシャル・民主党とリクード・宗教シオニズムが約1万4,000〜1万6,000票の差で争う位置にあり、陣営の数字はまだ1議席動く可能性があります。
- 最終結果は11月4日までに官報で公表され、その後ヘルツォグ大統領が各党と協議して組閣を託す議員を指名します。期限は28日+延長14日で、仮に11月11日に指名されれば最長で12月23日までです。
イスラエル総選挙の結果は?政党別の得票と議席
中央選挙管理委員会の公式サイトは、現地時間10月28日14時32分(日本時間21時32分)時点で、有権者7,331,981人、集計済みの票4,875,751票(うち有効票4,854,102票、無効票21,649票)を公表しています。サイトには「最終結果は11月4日までに官報で公表され、それまでは結果が変わることがある」と明記されています(中央選挙管理委員会「全国の結果」)。
中央選管のサイトが示すのは得票数と得票率で、議席数は載っていません。そこで、イスラエルの選挙法の配分方式(得票3.25%以上の党だけで、ドント式+余剰票協定)で、当ブログが120議席を計算しました。
| 政党(党首) | 得票数 | 得票率 | 議席(試算) | 陣営 |
|---|---|---|---|---|
| リクードネタニヤフ首相 | 1,006,726 | 20.74% | 26 | ネタニヤフ陣営 |
| ヤシャルアイゼンコット元参謀総長 | 786,109 | 16.19% | 21 | 野党陣営 |
| ジョイントリスト | 446,240 | 9.19% | 12 | アラブ系 |
| ベヤハドベネット元首相 | 436,588 | 8.99% | 12 | 野党陣営 |
| 民主党ゴラン氏 | 316,161 | 6.51% | 8 | 野党陣営 |
| イスラエル我が家リーベルマン氏 | 289,291 | 5.96% | 7 | 野党陣営 |
| ラアム | 283,615 | 5.84% | 7 | アラブ系 |
| 統一トーラー・ユダヤ教 | 276,498 | 5.70% | 7 | ネタニヤフ陣営 |
| ユダヤの力ベングビール氏 | 269,385 | 5.55% | 7 | ネタニヤフ陣営 |
| シャス | 257,898 | 5.31% | 7 | ネタニヤフ陣営 |
| 宗教シオニズム・ゼフトスモトリッチ氏・フェイグリン氏 | 231,703 | 4.77% | 6 | ネタニヤフ陣営 |
| 予備役党(予備役・経済)ヘンデル氏・ゼリカ氏 | 127,844 | 2.63% | 0 | — |
| アムハ・イスラエルウィンター氏 | 78,377 | 1.61% | 0 | — |
出典:中央選挙管理委員会(現地10月28日14時32分の集計)。議席は当ブログの計算で、阻止条項(有効票の3.25%=157,758票)を超えた11党に配分。表の下2党は阻止条項に届いていません。このほか25の小党が計47,667票を得ています。党首名は各報道による。
計算の結果は、ynet(10月28日、日本時間22時15分更新)が「投票所の93%、票の85.6%を開票」の時点として報じた議席予測(リクード26、ヤシャル21、ベヤハドとジョイントリストが各12、民主党8、イスラエル我が家・統一トーラー・シャス・ユダヤの力・ラアムが各7、宗教シオニズム・ゼフト6)と全11党で一致しました(ynet)。

余剰票協定で1議席が動いた
イスラエルでは、2つの党が事前に「余剰票協定」を結ぶと、端数の議席を配るときだけ2党を1つの名簿として計算します。ynetの解説によると、票そのものを移すわけではなく、2党とも阻止条項を超えた場合にだけ有効になる仕組みです(ynet、10月13日)。今回の協定は、リクードと宗教シオニズム、ヤシャルと民主党、ベヤハドとイスラエル我が家、シャスと統一トーラー、ジョイントリストとラアムの5組で、ユダヤの力(ベングビール氏)だけがネタニヤフ陣営で唯一、相手がいませんでした(Jerusalem Post、10月6日・10月13日)。
当ブログの計算では、協定がなければリクードは27議席、ベヤハドは11議席でした。協定によって最後の端数の議席がリクードからベヤハドへ移り、リクード26・ベヤハド12になっています。陣営の合計で見ると、ネタニヤフ陣営が1議席減り、野党陣営が1議席増えた形です。
過半数61議席に届く組み合わせはある?連立の議席を計算
イスラエルの首相は国民が直接選ぶのではなく、国会で61議席以上の信任を得た連立が政権をつくります。上の試算議席で、報道で取り沙汰される組み合わせを足し算しました。
| 組み合わせ | 議席 | 61議席まで |
|---|---|---|
| ネタニヤフ陣営(リクード・宗教シオニズム・ユダヤの力・シャス・統一トーラー) | 53 | あと8 |
| ネタニヤフ陣営+イスラエル我が家 | 60 | あと1 |
| ネタニヤフ陣営からユダヤの力を除く | 46 | あと15 |
| 野党陣営(ヤシャル・ベヤハド・民主党・イスラエル我が家) | 48 | あと13 |
| 野党陣営+ラアム | 55 | あと6 |
| 野党陣営+アラブ系2党(ジョイントリスト・ラアム) | 67 | 過半数(+6) |
| リクード+ヤシャル+ベヤハド(大連立) | 59 | あと2 |
| リクード+ヤシャル+ベヤハド+シャス+統一トーラー | 73 | 過半数(+12) |
議席は当ブログの試算(開票途中)。組み合わせは議席の足し算で、各党が実際に組む意思があるかは別問題です。
表のとおり、ネタニヤフ陣営は53議席で8議席足りません。イスラエル我が家(7議席)を加えても60議席で、1議席届きません。一方、野党陣営は48議席で、アラブ系2党の19議席を合わせて初めて67議席の過半数になります。
アラブ系政党との連携が最大の焦点
Al Jazeeraは、ネタニヤフ氏とアイゼンコット氏の両方がアラブ系政党との連携を否定してきたと伝えています(Al Jazeera)。一方、民主党のゴラン党首はX(旧Twitter)で「ネタニヤフは負けた。120まで数えられる。65は55より多い」と書き込み、アラブ系市民と組んで政権をつくるべきだと訴えました(数字は開票途中の段階のもの)。ジョイントリストのジャバリーン党首も「ネタニヤフ、ベングビール、スモトリッチの政権を家に帰らせる道を開く用意がある」と述べています(いずれもynet)。
ネタニヤフ氏・アイゼンコット氏は何と言った?
ynetによると、ネタニヤフ首相はエルサレムの会場で支持者を前に、リクードが第1党になったことを祝い、「シオニストの多数派は目を覚まして団結しなければならない。それだけがイスラエルの将来を保証する」と呼びかけました。演説では、いまの連立の「忠実なパートナー」に2度感謝を述べており、ynetは連立相手との関係を保つ意思の表れとみています。
アイゼンコット氏は出口調査の発表直後に「私たちは歴史をつくった。国民は変化を選んだ」と演説し、ネタニヤフ氏の退陣を求めました。ただ、ynetは、その後の開票でリクード陣営が野党陣営を上回る数字になり、演説の受け止めが変わったと伝えています。
ynetはまた、トランプ米大統領の周辺の関係者の話として、大統領はネタニヤフ氏が次の政権にベングビール氏(ユダヤの力)を入れることを望んでいないと報じました。表の「ネタニヤフ陣営からユダヤの力を除く」は46議席で、この場合は過半数から一段と遠くなります。
議席はまだ変わる?未集計の「二重封筒票」と当落線
今回の集計には、兵士や、自分の投票所以外で投票した人の「二重封筒票」が入っていません。中央選管の担当者は「50万票を超える二重封筒票が見込まれる」とし、集計は現地28日(水)の深夜ごろに始まり、29日(木)の夕方に終わる予定だと説明しています。イスラエル軍は、軍人の投票率が79.9%で前回より6.2ポイント高かったと発表しました(いずれもynet)。
仮に二重封筒票が50万票加わると、集計済みの投票率は66.5%から約73.3%に上がり、阻止条項の票数も約174,008票に上がる計算です(当ブログの試算)。
あと何票で1議席増える?各ペアの「当落線」
ドント式では、各党(協定ペア)の票を「1、2、3…」で割った数の大きい順に議席を配ります。今回、120番目(最後)の議席はヤシャル+民主党のペアに配られ、その値は約38,009票でした。次点はリクード+宗教シオニズムのペア(約37,528票)です。各ペアがあと何票上積みすれば最後の1議席を奪えるかを計算しました(ほかの党の票が変わらない場合)。
| 協定ペア | いまの議席 | あと何票で+1議席か |
|---|---|---|
| リクード+宗教シオニズム | 32 | 約15,878票 |
| ジョイントリスト+ラアム | 19 | 約30,331票 |
| ベヤハド+イスラエル我が家 | 19 | 約34,307票 |
| ユダヤの力(協定なし) | 7 | 約34,689票 |
| シャス+統一トーラー | 14 | 約35,744票 |
当ブログの計算(中央選管の現地28日14時32分の集計による)。実際には二重封筒票で全党の票が同時に増えるため、この差がそのまま当落になるわけではありません。
最も近いのはリクード+宗教シオニズム(約15,878票)です。逆にヤシャル+民主党の側から見ると、約13,954票少なければこの1議席を失う計算です。もし最後の1議席がリクード側に移れば、ネタニヤフ陣営は54議席、野党陣営は47議席になります。それでも、どちらかの陣営が単独で61議席に届くほどの差ではないと見られます。
阻止条項で消えた票は前回より少ない
阻止条項に届かなかった党の票は合計253,888票で、有効票の5.2%でした。前回2022年は8.8%でした。今回、議席ゼロになった最大の党は予備役党(2.63%)で、阻止条項まであと29,914票、アムハ・イスラエルは79,381票足りません。最終世論調査で4議席とされた予備役党が議席を得られなかったことも、各陣営の数字に影響しています。
最終世論調査と比べると?リクードとアラブ系が上振れ
投票5日前に公表されたTimes of Israel/Zman Yisraelの最終調査(10月22日公表)の議席予測と、今回の試算議席を並べました。
| 政党 | 最終調査 | 試算議席 | 差 |
|---|---|---|---|
| リクード | 21 | 26 | +5 |
| ヤシャル | 23 | 21 | -2 |
| ジョイントリスト | 9 | 12 | +3 |
| ベヤハド | 11 | 12 | +1 |
| 民主党 | 8 | 8 | ±0 |
| イスラエル我が家 | 9 | 7 | -2 |
| ラアム | 5 | 7 | +2 |
| 統一トーラー・ユダヤ教 | 8 | 7 | -1 |
| ユダヤの力 | 8 | 7 | -1 |
| シャス | 8 | 7 | -1 |
| 宗教シオニズム・ゼフト | 6 | 6 | ±0 |
| 予備役党(予備役・経済) | 4 | 0 | -4 |
| アムハ・イスラエル | 0 | 0 | ±0 |
| ネタニヤフ陣営 | 51 | 53 | +2 |
| 野党陣営 | 51 | 48 | -3 |
| アラブ系2党 | 14 | 19 | +5 |
出典:Times of Israel/Zman Yisrael(2026年10月22日公表、調査は10月14・15日、500人、誤差4.4%)。試算議席は当ブログ(開票途中)。
最終調査ではヤシャルが第1党と予測されていましたが、実際にはリクードが5議席上回って第1党になりました。アラブ系2党は合わせて5議席の上振れです。反対に、4議席と予測された予備役党は阻止条項に届かず、イスラエル我が家も2議席下回りました。選挙前の調査では両陣営が51議席の同数でしたが、結果はネタニヤフ陣営が2議席多く、野党陣営が3議席少ない形です。
過去の総選挙と比べると?2019年以降6回の推移
2019年4月から2022年11月まで、イスラエルは約3年7か月で5回の総選挙を繰り返しました。中央選管の最終結果と今回の試算を並べます。
| 選挙 | 投票率 | 第1党(議席) | ネタニヤフ陣営 | アラブ系政党 |
|---|---|---|---|---|
| 第21回(2019年4月9日) | 68.46% | リクード・青と白(各35) | 60 | 10 |
| 第22回(2019年9月17日) | 69.83% | 青と白(33) | 55 | 13 |
| 第23回(2020年3月2日) | 71.52% | リクード(36) | 58 | 15 |
| 第24回(2021年3月23日) | 67.44% | リクード(30) | 52 | 10 |
| 第25回(2022年11月1日) | 70.63% | リクード(32) | 64 | 10 |
| 第26回(2026年10月27日) | 66.50%集計途中 | リクード(26) | 53 | 19 |
出典:中央選挙管理委員会(votes21〜25.bechirot.gov.ilの全国最終結果、今回はvotes26の10月28日14時32分の集計)を当ブログで集計。今回の投票率は二重封筒票を含まないため、過去の最終値とは単純に比べられません。ネタニヤフ陣営は、リクードと超正統派2党、宗教右派の名簿(2019年4月は中道右派のクラヌも)の合計。バーは64議席を100%とした長さで、赤は61議席未満。
今回のネタニヤフ陣営53議席は、2021年3月の52議席に次ぐ少なさです。2021年はネタニヤフ氏が組閣できず、ベネット・ラピド両氏の連立政権が発足しました。リクード単独の26議席も、過去5回(30〜36議席)を下回ります。
一方、アラブ系政党の議席は過去5回で10〜15議席でしたが、今回は19議席と最も多くなりました。2020年3月にジョイントリストが15議席を得たときも、アラブ系政党は政権に加わっていません。どの陣営も単独で61に届かない中で、アラブ系政党の扱いがこれまで以上に問われる構図です。
今後どうなる?最終結果の公表から組閣までの日程
過半数を取った陣営がなくても、すぐに再選挙になるわけではありません。基本法「政府」(WIPO Lexの英訳)と報道をもとに、今後の流れを整理しました。日付は当ブログの計算で、実際の指名日によって変わります。
- 10月29日(木)二重封筒票の集計中央選管によると、50万票超の二重封筒票の集計は現地28日深夜ごろに始まり、29日夕方に終える予定(ynet)。
- 11月4日(水)まで最終結果を官報で公表選挙法に基づき、中央選管は11月4日までに最終結果を官報で公表します(中央選管サイト)。
- 公表から7日以内大統領が組閣を託す議員を指名大統領は各会派と協議し、組閣を引き受けると伝えた議員に任務を託します(基本法「政府」第7条)。仮に11月4日公表なら11月11日まで。
- 28日+延長14日指名された議員が連立交渉期限は28日で、大統領は合計14日以内で延長できます(第8条)。11月11日指名なら12月9日、延長を使い切ると12月23日。
- 失敗した場合別の議員に28日、その後は議員の過半数が推薦大統領は3日以内に別の議員を指名するか、組閣の見込みがないと国会議長に伝えます(第9条)。その後は議員の過半数が書面で候補を推薦でき、その候補に14日が与えられます(第10条)。
- それでも決まらない場合国会解散・再選挙大統領が国会議長に通知し、国会は解散へ(第11条)。Al Jazeeraによると、90日以内に再選挙となり、その間はネタニヤフ政権が暫定政権として続きます。
Times of Israelによると、ヘルツォグ大統領は28日、選挙後初めての公の発言で「とりわけ昨日(の選挙)のあとでは、再選挙を避けるためにできる限りのことをしなければならない。だから、ここに来る人には皆、開かれた心で来てほしい」と述べました。最終結果は来週、ソルベルグ最高裁判事から受け取り、その後に各会派と協議する予定だとしています。大統領は投票率が非常に高かったことも「イスラエル社会の名誉の印」とたたえました。
暫定政権でも権限は同じ
ynetによると、イスラエルの法律では暫定政権も通常の政権と同じ正式な権限を持ち、軍事行動を承認することもできます。ただし、取り返しのつかない大きな決定には自制が求められるとされています。組閣交渉が長引けば、ネタニヤフ首相が暫定政権の首相として当面続投することになります。
イスラエル総選挙の結果のよくある質問
Q. イスラエル総選挙の結果はいつ確定しますか?
A. 中央選挙管理委員会は、最終結果を11月4日までに官報で公表するとしています。それまでは数字が変わる可能性があり、特に10月28日時点では50万票を超える二重封筒票(兵士などの票)が未集計でした。
Q. どの党が勝ったのですか?
A. 得票と議席ではネタニヤフ首相のリクードが第1党(当ブログの試算で26議席)です。ただし、ネタニヤフ陣営は53議席、アイゼンコット氏の野党陣営は48議席で、どちらも過半数の61議席に届いていません。
Q. ネタニヤフ首相は続投するのですか?
A. 組閣が決まるまでは、ネタニヤフ政権が暫定政権として続きます。ネタニヤフ氏は「シオニストの多数派は団結しなければならない」と述べ、政権を続ける考えをにじませていますが、61議席の連立をつくれるかは決まっていません。
Q. アラブ系政党はなぜ注目されているのですか?
A. ジョイントリストとラアムの2党で19議席を得て、2019年以降で最も多くなりました。野党陣営(48議席)はアラブ系2党と組めば67議席の過半数になりますが、ネタニヤフ氏もアイゼンコット氏もこれまで連携を否定してきたと報じられています(Al Jazeera)。
Q. 余剰票協定とは何ですか?
A. 2つの党が事前に結ぶ協定で、端数の議席を配るときだけ2党を1つの名簿として計算します。票を移すわけではありません。今回は当ブログの計算で、協定によって1議席がリクードからベヤハドへ移りました。
Q. 組閣できなければどうなりますか?
A. 最初に指名された議員が28日(延長14日)で組閣できなければ、大統領が別の議員を指名します。それでも決まらない場合は国会が解散し、再選挙になります。2019〜2022年には5回の総選挙が繰り返されました。
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出典・参考資料
- イスラエル中央選挙管理委員会:第26回クネセト選挙 全国の結果(現地2026年10月28日14時32分の集計)、第25回の結果、公式サイト
- 基本法「政府」(2001年):WIPO Lex 英訳
- 報道:ynet「Israel election results: Netanyahu bloc at 53 seats, Eisenkot bloc at 48 as nearly all votes counted」(10月28日)、ynet(10月13日、余剰票協定)、Jerusalem Post(10月6日)、Jerusalem Post(10月13日)、Al Jazeera(10月28日)、Times of Israel(10月22日の最終世論調査、10月28日のライブブログ)
内容は2026年10月28日23時半(日本時間)時点の情報です。議席は中央選管の開票途中の得票から当ブログが計算したもので、最終結果とは異なる可能性があります。陣営の区分は各報道に合わせたものです。英語資料の日本語は筆者訳です。アイキャッチ背景:IDF Spokesperson's Unit「IDF in the 2022 Israeli legislative election X.jpg」(Wikimedia Commons、CC BY-SA 3.0)をトリミング・文字入れ。本文写真:Heinrich-Böll-Stiftung(Wikimedia Commons、CC BY-SA 2.0)をリサイズ。


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