iPhone 18 Proは21万9800円から、Pro Maxは23万9800円から、iPhone Duoは36万4800円から。Proシリーズは9月12日午後9時予約開始・9月18日発売、Duoは10月16日午後9時予約開始・10月23日発売です。
この記事では価格と仕様を整理したうえで、日本価格を米国価格で割って「Appleが使った為替レート」を逆算します。答えは1ドル163〜168円。実勢の153円台とは、10円以上の開きがありました。
iPhone 18 Pro・Pro Maxの価格と発売日
まず、Apple公式ストアの日本価格です。ストレージは256GBが最小構成で、128GBの設定はありません。いずれも税込価格です。
| 容量 | iPhone 18 Pro | iPhone 18 Pro Max |
|---|---|---|
| 256GB | 219,800円 | 239,800円 |
| 512GB | 254,800円 | 274,800円 |
| 1TB | 324,800円 | 344,800円 |
| 2TB | 429,800円 | 449,800円 |
Apple新型「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro MAX」発表!9月18日に発売、9月12日より予約開始 「iPhone 18 Pro(256GB)」は1199ドル、「iPhone 18 Pro MAX(256GB)」は1299ドルに
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) 2026年9月10日
前モデルのiPhone 17 Proは、2025年9月の発売時点で17万9800円(256GB)でした。iPhone 18 Proの21万9800円は、そこから4万円、率にして22.2%の上昇です。
予約注文は2026年9月12日(土)午後9時から、発売は9月18日(金)です。カラーはブラック、シルバー、グレイシャー、バーガンディの4色。背面ガラスも本体色に合わせた仕上げになります。
iPhone Duoの価格と発売日
初の折りたたみiPhoneであるiPhone Duoは、Proシリーズより1か月遅れての発売です。
| 容量 | 日本価格 | 米国価格 |
|---|---|---|
| 256GB | 364,800円 | 1,999ドル |
| 512GB | 399,800円 | 2,199ドル |
| 1TB | 469,800円 | 2,599ドル |
| 2TB | 574,800円 | 3,199ドル |
【速報】「iPhone Duo」国内価格は36万4800円から。初の“折りたたみiPhone”発表 最上位の2TBモデルは57万4800円
— AUTOMATON(オートマトン) (@AUTOMATONJapan) 2026年9月10日
予約注文は10月16日(木)午後9時から、発売は10月23日(金)。カラーはナイトスカイとスターホワイトの2色です。最上位の2TBは57万4800円で、これはiPhoneとして史上最高価格になります。
独自試算:日本価格を米国価格で割ると「1ドル167円」
ここからがこの記事の本題です。Appleは製品ごとに各国の価格を決めていますが、その裏には必ず「1ドルを何円で計算したか」という想定レートがあります。これは公表されませんが、日本価格と米国価格の両方が分かれば逆算できます。
注意点がふたつあります。ひとつは税の扱いで、日本の表示価格は消費税10%込み、米国の表示価格は売上税抜きです。そのまま割ると税の分だけ水増しされるので、日本価格を1.1で割ってから比較します。
もうひとつは購入形態です。米国では機種によって回線契約込みの価格が別に設定されているため、日米ともにSIMフリー版の価格でそろえて計算しています。
| モデル | 容量 | 日本(税込) | 米国 | 逆算レート |
|---|---|---|---|---|
| 18 Pro | 256GB | 219,800円 | 1,199ドル | 166.7円 |
| 18 Pro | 2TB | 429,800円 | 2,399ドル | 162.9円 |
| 18 Pro Max | 256GB | 239,800円 | 1,299ドル | 167.8円 |
| 18 Pro Max | 2TB | 449,800円 | 2,499ドル | 163.6円 |
| Duo | 256GB | 364,800円 | 1,999ドル | 165.9円 |
| Duo | 2TB | 574,800円 | 3,199ドル | 163.3円 |
| iPhone Air | 256GB | 189,800円 | 1,099ドル | 157.0円 |
| iPhone 17 | 256GB | 159,800円 | 929ドル | 156.4円 |
新発表の3機種は、そろって1ドル163〜168円で計算されています。一方、継続販売のiPhone 17とiPhone Airは156〜157円。同じ日の同じストアに並ぶ製品なのに、10円前後の差がついているのです。
実勢レートは153円台。差額はいくらか
2026年9月9日のドル円レートは1ドル153.27円でした。仮にこの実勢レートで値付けしたら日本価格はいくらになるか、計算してみます。
| モデル | 実勢換算 | 実売価格 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 18 Pro 256GB | 202,148円 | 219,800円 | +17,652円 |
| 18 Pro Max 256GB | 219,008円 | 239,800円 | +20,792円 |
| Duo 256GB | 337,025円 | 364,800円 | +27,775円 |
| Duo 2TB | 539,342円 | 574,800円 | +35,458円 |
| iPhone 17 256GB | 156,627円 | 159,800円 | +3,173円 |
iPhone 18 Proで約1万7600円、iPhone Duoの2TBでは約3万5000円。継続モデルのiPhone 17が3000円程度の差にとどまるのと比べると、新モデルにだけ7〜9%の上乗せがあるという形になります。
なぜ新モデルだけ「円安寄り」なのか
この差額がまるごとAppleの取り分になる、という単純な話ではありません。考えられる理由は3つあります。
スマートフォンの価格は1年近く据え置かれます。その間に円安が進んでも簡単には変えられないため、あらかじめ余裕を持ったレートを置く、という考え方です。実際Appleは2026年7月18日に日本のiPhoneを値上げしており、期中改定の手間を嫌った可能性があります。
AI向け需要でメモリとストレージの調達価格が急騰しています。スマートフォン向けの調達価格は1年で4.4倍になり、最新のSoCを追い越して「最も高い部品」になりました。ハイエンドiPhone向けの12GB RAMは、当初の25〜29ドルから70ドル超に上がったとされます。
逆算レートをよく見ると、256GBで166.7円、2TBで162.9円と大容量ほど円換算では割安です。これはAppleが大容量モデルの値上げをドル建てで先に済ませているため。メモリ高騰はドルの価格に、円安は円の価格に、それぞれ別々に効いています。
「値上げの理由は円安」と一括りにされがちですが、実際にはドル建ての値上げ(部材コスト)と、円換算での上乗せ(為替)が二重にかかっている状態です。日本の消費者が体感する値上がり幅が、米国の報道より大きく見えるのはこのためです。
iPhone 17は1年で3万円上がった
この二重構造がいちばん分かりやすく出ているのが、継続販売のiPhone 17です。2026年に入って日本では2回値上げされました。
iPhone 17(256GB)が129,800円で発売。
日本のApple Storeで価格改定。iPhone 17は142,800円へ。この時点で米国価格は据え置きで、為替要因の改定と見られました。
iPhone 18 Pro発表と同時に再度改定。iPhone 17は159,800円に。今回は米国価格も引き上げられています。
結果としてiPhone 17は、発売からちょうど1年で3万円、23.1%の値上がりとなりました。型落ちになったモデルが値上がりするのは、通常のスマートフォン市場ではまず起きない現象です。
「新型が出たら旧型が安くなる」という前提が崩れています。旧モデルの値下がりを待つ戦略は、少なくとも2026年のiPhoneでは通用しにくくなっている点に注意してください。
iPhone 18 Proは何が変わったのか
価格に見合う中身なのかを、Apple公式の仕様から確認します。
カメラ:可変絞りの採用
最大の変更点は、48MP Fusionメインカメラが可変絞りに対応したことです。ƒ/1.48からƒ/4.0まで自動で絞りを調整し、暗い場所での明るさ確保と、被写界深度のコントロールを両立します。iPhoneのメインカメラで絞りが動くのは初めてです。
望遠は100mm(4倍)のテトラプリズム設計で、8倍相当の200mmまで光学品質を維持。超広角と合わせて16倍の光学品質ズームレンジをカバーします。
チップとバッテリー
A20 Proチップは2つのスーパーコアと4つの高効率コアによる6コアCPU、Neural Accelerators搭載の7コアGPU、そしてデュアル16コアNeural Engineという構成。次世代のベイパーチャンバー(蒸気冷却システム)と組み合わせ、AI処理時の発熱を抑えます。
バッテリー駆動時間はiPhone 18 Pro Maxでビデオ再生最大45時間。Appleはこれを「iPhone史上最長」としています。約15分で最大50%まで充電できる高速充電にも対応します。
| 項目 | 18 Pro | 18 Pro Max |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 6.3インチ | 6.9インチ |
| サイズ | 150.0×71.9mm | 163.4×78.0mm |
| 厚さ | 8.75mm | 8.75mm |
| 重量 | 211g | 249g |
| ビデオ再生 | 最大36時間 | 最大45時間 |
本体とディスプレイ
ボディはアルミニウムのUnibody。前面にはCeramic Shield 2を採用し、iPhone 16 Proの3倍の耐擦傷性能をうたいます。背面にもCeramic Shieldが入りました。Dynamic Islandは刷新され、最大3つのライブアクティビティを同時表示できます。
iPhone Duoは何が新しいのか
Appleにとって初の折りたたみモデルです。「Fold」ではなく「Duo」という名称が採用されました。
2つのディスプレイ
開いたときのインナーディスプレイは7.6インチ(1,878×2,670、430ppi)。iPhone 18 Pro Maxより50%広く、iPhone史上最大です。閉じた状態のアウターディスプレイは5.4インチで、iPhone 18 Proの90%以上の画面領域を確保しています。両者のアスペクト比は同じなので、どちらで見てもコンテンツが画面いっぱいに広がります。
インナーディスプレイには映り込みを抑えるNano-texture仕上げを採用。FaceTimeカメラはアンダーディスプレイ方式で画面下に隠れており、ノッチもパンチホールもない平面になっています。屋外でのピーク輝度は3,000ニトです。
薄さと重さ
| 状態 | サイズ | 厚さ・重量 |
|---|---|---|
| 開いたとき | 164.6×117.8mm | 5.2mm / 254g |
| 閉じたとき | 84.1×117.8mm | 11.3mm / 254g |
開いた状態で5.2mmは、iPhone史上最薄です。ただし重量は254gあり、iPhone 18 Pro Max(249g)をわずかに上回ります。フレームとヒンジカバーにはグレード5チタニウムを使用し、IP68の防塵・防水にも対応しました。
Face IDではなくTouch ID
意外な変更点として、iPhone Duoの生体認証はサイドボタンに内蔵された指紋認証センサー、つまりTouch IDです。Apple公式の技術仕様にもFace IDの記載はありません。インナーディスプレイのFaceTimeカメラを画面下に隠す設計を選んだ結果、顔認証に必要なTrueDepthの部品を前面に置けなくなったためと考えられます。
iPhoneでTouch IDが復活するのは、2022年のiPhone SE(第3世代)以来です。マスク着用時や手袋を外したくない場面での使い勝手は変わるので、Face IDに慣れた人ほど乗り換え時に違和感があるかもしれません。なお同時発表のiPhone 18 Pro/Pro MaxはFace IDのままです。
Apple has officially unveiled the iPhone Duo, their first folding iPhone. Looks like they've solved the center crease issue that many folding phone screens have.
— Sawyer Merritt (@SawyerMerritt) September 9, 2026
折りたたみならではの機能
撮られる側がアウターディスプレイで自分の写り方を確認できます。
全員の準備が整ったことを検知して自動でシャッターを切ります。タイマーに走って戻る必要がありません。
本体を折って立てられるので、手に持たずにビデオ通話に応答できます。スタンバイ表示にも使えます。
カメラは48MP Fusionメイン(26mm、ƒ/1.6)、48MP Fusion超広角、12MPセンターフレームフロント、そしてアンダーディスプレイFaceTimeカメラの構成で、52mm相当の2倍望遠も光学品質でカバーします。バッテリーはデュアル構成で、ビデオ再生はアウター使用時に最大44時間、インナー使用時に最大31時間です。Apple Pencil(USB-C)にも対応しました。
今回の目玉であるSiri AIは英語から提供が始まり、日本語では2026年内に利用できるようになるとAppleは案内しています。発売直後の日本語環境では、この機能はまだ使えない点に注意が必要です。
どのモデルを選ぶか
可変絞りは今回のいちばん大きな進化です。21万9800円という価格は重いものの、カメラ目的なら差が体感しやすい変更です。
ビデオ再生45時間はiPhone史上最長。ただし249gの重量と6.9インチのサイズは、片手操作には向きません。
発売は10月23日。36万4800円という価格に加え、折りたたみ機構は第1世代です。急がないなら実機レビューを待つ判断も合理的です。
なお、価格を抑えたい場合の選択肢だったiPhone 17も、前述のとおり15万9800円まで上がっています。「1世代前で節約」の効果が薄れていることは、選ぶ前に押さえておきたいポイントです。
よくある質問
Q. iPhone 18(無印)やiPhone Air 2は発表されましたか?
A. 今回の発表に、無印のiPhone 18とiPhone Airの新モデルは含まれていません。発表されたのはiPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、iPhone Duoの3機種です。iPhone Airは従来モデルが18万9800円で継続販売されています。
Q. 予約はいつから始まりますか?
A. iPhone 18 Pro/Pro Maxは2026年9月12日(土)午後9時から、発売は9月18日(金)です。iPhone Duoは10月16日(木)午後9時から予約開始で、発売は10月23日(金)となります。
Q. いちばん安い新型はどれですか?
A. 新発表の3機種ではiPhone 18 Proの256GBが21万9800円で最安です。継続販売を含めると、iPhone 17の256GBが15万9800円、iPhone 17eが12万4800円となっています。
Q. iPhone DuoにFace IDは付いていますか?
A. 付いていません。iPhone Duoの生体認証はサイドボタンに内蔵された指紋認証センサー(Touch ID)です。インナーディスプレイのFaceTimeカメラを画面の下に隠す設計のため、顔認証は搭載されませんでした。iPhone 18 Pro/Pro MaxはFace IDのままです。
Q. 円高になったら値下げされますか?
A. 確約はできません。Appleは2026年7月18日に円安を反映した値上げを行っていますが、過去に円高局面で日本価格を引き下げた例もあります。ただし今回はメモリ調達価格の高騰というドル建てのコスト増も重なっているため、為替が戻っても値下げに直結しない可能性があります。
Q. なぜ日本価格を1.1で割って比較するのですか?
A. 日本の表示価格は消費税10%込みで、米国の表示価格は売上税抜きだからです。そのまま割ると税の分だけレートが高く出てしまうため、税抜きに揃えたうえで米ドル価格と比較しています。
まとめ
iPhone 18 Proは21万9800円、Pro Maxは23万9800円、折りたたみのiPhone Duoは36万4800円からのスタートとなりました。可変絞りカメラ、A20 Proチップ、iPhone史上最長のバッテリーと、中身の進化は確かにあります。
一方で日本価格を米国価格で割ると1ドル163〜168円という想定レートが浮かび上がり、実勢の153.27円とは10円以上の開きがありました。継続モデルが156円台であることを踏まえると、新モデルにだけ7〜9%の上乗せが乗っている計算になります。
その差は、AIブームによるメモリ価格の高騰と、円安が続くという前提の値付けが重なった結果です。スマートフォンの値段が、為替と半導体需給という2つの外部要因で決まる時代になったことを、今回の価格表ははっきり示しています。
出典:Apple「iPhone 18 Pro」/Apple「iPhone Duo」/各製品の技術仕様およびApple公式ストアの表示価格(2026年9月10日時点)。ドル円レートは欧州中央銀行の2026年9月9日基準値1ドル153.27円。逆算レートは日本の税込価格を1.1で割り、米ドル価格(SIMフリー版)で除して算出した当サイト独自の試算です。


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