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司法試験合格者の年齢|最高齢69歳・平均26.8歳、在学中受験で若返り
結論
- 2025年の司法試験の合格者1,581人のうち、最高齢は69歳、平均年齢は26.8歳、最年少は18歳でした(年齢は12月末時点、法務省)。過去4年の最高齢は66〜70歳です。
- 平均年齢は2022年の28.3歳から2023年に26.6歳へ1.7歳下がりました。この年から法科大学院の在学中に受験できる制度が始まり、2025年は合格者の45.0%が在学中受験でした。
- 49歳で合格した元アナウンサーの山本モナさんは、50歳で司法修習生になっています。2026年の試験では、短答式に合格した3,068人の最高齢が76歳。最終合格の発表は例年11月中旬です(2025年は11月12日)。
年齢はいずれもその年の12月末時点(法務省)。短答式の合格は最終合格ではありません。
司法試験合格者の年齢と合格率の推移
| 年 | 合格者 | 平均年齢 | 最高齢/最年少 |
|---|---|---|---|
| 2022年 | 1,403人 受験3,082人・合格率45.5% |
28.3歳 | 68歳/18歳 |
| 2023年 | 1,781人 受験3,928人・合格率45.3% |
26.6歳 | 66歳/19歳 |
| 2024年 | 1,592人 受験3,779人・合格率42.1% |
26.9歳 | 70歳/17歳 |
| 2025年 | 1,581人 受験3,837人・合格率41.2% |
26.8歳 | 69歳/18歳 |
法務省「令和7年司法試験の採点結果」「令和5年司法試験の採点結果」から作成。合格率は合格者÷受験者で当サイトが計算。年齢は各年12月末時点。
司法試験は、短答式(マークシート)と論文式の総合点で合否が決まります。合格者の最高齢は毎年60代後半〜70歳で、2024年には70歳の合格者が出ています。一方、最年少は17〜19歳で、上と下で50歳以上の開きがあります。
女性の割合は3割
2025年の合格者のうち女性は479人(30.30%)でした。2022年は27.73%で、少しずつ増えています。
平均年齢が2023年に1.7歳下がった理由
2023年から、法科大学院の最終学年の学生が、修了を待たずに受験できる「在学中受験」が始まりました。合格者の受験資格を並べると、若返りの理由がはっきりします。
| 年 | 在学中受験 | 法科大学院修了 | 予備試験合格 |
|---|---|---|---|
| 2022年 | ― 制度前 |
1,008人 | 395人 |
| 2023年 | 637人 合格者の35.8% |
817人 | 327人 |
| 2024年 | 680人 合格者の42.7% |
471人 | 441人 |
| 2025年 | 712人 合格者の45.0% |
441人 | 428人 |
法務省の採点結果(受験願書にもとづく情報)から作成。在学中の割合は当サイトが計算。
2025年は合格者の45.0%が在学中受験で、法科大学院を修了してから受けた人(441人)を大きく上回りました。大学院を出てから受験するより1年早く合格できるため、平均年齢が下がっています。
合格者の4人に3人は1回目で合格
| 受験回数 | 2025年の合格者 | 割合 |
|---|---|---|
| 1回目 | 1,197人 | 75.7% |
| 2回目 | 250人 | 15.8% |
| 3回目 | 103人 | 6.5% |
| 4回目 | 18人 | 1.1% |
| 5回目 | 13人 | 0.8% |
法務省「令和7年司法試験の採点結果」。割合は合格者1,581人に対して当サイトが計算。
司法試験には受験回数の上限(5回)があります。2025年の合格者の75.7%は1回目の受験で、3回目での合格は103人(6.5%)でした。次に紹介する山本モナさんは、この「3回目」の一人です。
49歳で合格、50歳で司法修習生になった山本モナさん
元朝日放送アナウンサーでフリーとして活動した山本モナさんは、3人の子どもを育てながら司法試験に挑み、2025年に3度目の受験で合格しました(弁護士JP)。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2020年1月 | 伊藤塾でオンライン受講を始める |
| その後 | 早稲田大学大学院法務研究科(ロースクール)に進学し、2年間在籍 |
| 2023年 | ロースクール在学中に受験し、不合格 |
| 2024年 | 修了後に受験し、不合格 |
| 2025年11月12日 | 3度目で合格。法務省のサイトで受験番号を確認(49歳) |
| 2026年3月19日 | 約1年間の司法修習が始まる |
| 2026年11月 | AERA DIGITALのインタビューで、50歳の司法修習生としての日々を語る |
勉強は子どもが寝た後の夜10時ごろから深夜1時ごろまでの2〜3時間だったといいます。受験回数の上限の5回までは必ず受けると決めていたそうです。合格後は、企業法務の法律事務所に内定していると明かしています(デイリースポーツ)。
49歳は合格者の中でどのくらい?
2025年の合格者の平均は26.8歳で、最高齢は69歳です。49歳は平均より20歳以上年上ですが、最高齢と比べると20歳若い計算です。50代・60代で合格する人も毎年います。
2026年の司法試験はどうなる?
2026年の司法試験は、3,871人が受験しました。8月6日に発表された短答式の結果では、合計99点以上などの基準を満たした3,068人が論文式の採点に進んでいます(法務省)。
| 項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| 受験者 | 3,837人 | 3,871人 |
| 短答式の合格に必要な成績 | 合計81点以上 | 合計99点以上 |
| 短答式の基準を満たした人 | 2,902人 | 3,068人 |
| うち平均年齢 | 29.5歳 | 29.5歳 |
| うち最高齢 | 75歳 | 76歳 |
| 最終合格者 | 1,581人 | 11月中旬の発表待ち |
法務省「令和7年司法試験(短答式試験)の結果」「令和8年司法試験(短答式試験)の結果」「令和7年司法試験の採点結果」。年齢は12月末時点。
短答式の基準を満たした人の最高齢は76歳でした。最終合格は論文式との総合点で決まるため、この人が合格するかはまだわかりません。もし合格すれば、過去4年の最高齢(2024年の70歳)を上回ります。
最終合格の発表日
2025年は11月11日の司法試験委員会で合格者を決め、11月12日に法務省のサイトで発表されました。2026年の発表日時は、11月8日時点で法務省の告知を確認できていないため、法務省の司法試験のページで確認してください。
司法試験合格者の年齢のよくある質問
Q. 司法試験の合格者の最高齢は何歳ですか。
A. 2025年は69歳でした(12月末時点)。過去4年では2024年の70歳が最も高く、2022年は68歳、2023年は66歳です。
Q. 司法試験の合格者の平均年齢は何歳ですか。
A. 2025年は26.8歳です。2022年は28.3歳でしたが、在学中受験が始まった2023年に26.6歳へ下がり、その後も26歳台が続いています。
Q. 山本モナさんは何歳で司法試験に合格しましたか。
A. 2025年に49歳で合格しました。3度目の受験でした。2026年3月から約1年間の司法修習に入り、50歳の司法修習生として学んでいます。
Q. 2026年の司法試験の合格発表はいつですか。
A. 例年11月中旬です。2025年は11月12日に法務省のサイトで発表されました。2026年の日時は法務省の告知で確認してください。短答式の結果は8月6日に発表済みです。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- 法務省:令和7年司法試験の採点結果(PDF)
- 法務省:令和5年司法試験の採点結果(PDF)
- 法務省:令和7年司法試験(短答式試験)の結果(PDF)
- 法務省:令和8年司法試験(短答式試験)の結果(PDF、2026年8月6日)
- 弁護士JP:山本モナ49歳、3度目の挑戦で司法試験合格(2026年1月15日)
- デイリースポーツ:49歳で司法試験合格の元フリーアナ すでに企業法務の事務所に内定も(2025年12月12日)
- AERA DIGITAL:50歳で司法修習生となった「山本モナ」が20代との交流で気づいたこと(2026年11月7日)
アイキャッチ写真は法務省旧本館(東京・霞が関)です。写真:Kakidai/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)。明るさ調整・文字入れあり。


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