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錦織圭の引退理由は?最後の試合と通算452勝・ツアー12勝の全記録
2026年10月1日、東京・有明コロシアムで行われたジャパンオープン1回戦で、錦織圭選手(36)が世界8位のフランシス・ティアフォー選手(米国)に4-6、4-6で敗れ、現役最後の公式戦を終えました。引退の理由として本人が語った言葉と、ATP公式のデータから集計したツアー12勝の一覧、年別の勝敗と年末ランキング、四大大会の成績、ケガで離れていた期間までを一つにまとめ、19年のキャリアを数字で振り返ります。
この記事の結論
- 最後の試合は2026年10月1日、ジャパンオープン1回戦でティアフォー選手に4-6、4-6のストレート負けでした。2012年と2014年に優勝した大会で、主催者推薦(ワイルドカード)での12度目の出場でした。
- 引退の理由について、本人は2026年春の引退表明で、度重なるケガの中で思うようにプレーできないもどかしさがあったこと、それでも全てを振り返り「やり切った」と胸を張って言えることを挙げています。
- ATP公式のデータで数えると、ツアーレベルの通算成績は452勝233敗(勝率66.0%)。優勝12回は500大会と250大会が6回ずつで、メンフィスでは4回勝っています。年末トップ10は4回(2014・15・16・18年)です。
- キャリアはケガとの戦いでもありました。大会に出られなかった長い空白は6回、合計で約1,855日(約5.1年)。プロ生活のおよそ26%にあたります。
- すごさを示す数字として、最終セットまでもつれた試合の勝率72.5%(自前集計)があります。ATPはこの指標で錦織選手を歴代3位と紹介していました。日本男子の最高位4位とツアー12勝は、ほかの日本男子5人の最高位・優勝数を大きく上回ります。
錦織圭の最後の試合|ジャパンオープン1回戦で世界8位に4-6、4-6
錦織選手が現役最後の大会に選んだのは、2012年と2014年に優勝した木下グループ・ジャパンオープン(ATP500)でした。大会公式サイトによると、錦織選手はシングルス本戦に主催者推薦(ワイルドカード)で出場。出場決定の際には「僕にとって最後のジャパンオープンになります」とコメントしていました。
テニス365の速報によると、第1セットは互いに1度ずつブレークを奪い合ったあと、第7ゲームで2度目のブレークを許して先行されました。第2セットも第3ゲームで先にブレークされ、取り返せないまま試合が終わっています。大会公式のレポートは、第1セットを0-2から追いつくなど「2セットとも僅差の勝負に持ち込んだ」と伝えています。
試合後に語った言葉
積み上げてきた30年が終わっちゃうんだなっていう喪失感が一気に押し寄せてきた。悲しさが大きい。でも、やり切ったと言える思いはあるので満足はしている――試合後のセレモニーで(共同通信の報道から)
大会公式のレポートによると、試合を終えたベンチで「喪失感が押し寄せ」、涙があふれたといいます。記者会見では「ケガで何年も失った中で、最後の最後まであきらめずにプレーできたことが自分の誇りかなと思います」と話しました。一方で、プレー内容には「よくなかったので悔しさは残る」とも振り返っています。最後まで負けず嫌いな、錦織選手らしい言葉です。
勝ったティアフォー選手は「今日は圭の日だと思っていた」と話し、かつて憧れた相手に集中を切らさず向き合いました。時事通信によると、大会最終日の10月6日にはあらためてセレモニーが予定されています。
四大大会の最後は、2026年8月の全米オープン予選で20歳の坂本怜選手に敗れた試合でした。この試合と坂本選手については、錦織圭を破った坂本怜とは?最後の四大大会と引退試合はいつかを解説で詳しく整理しています。
錦織圭の引退理由は?本人が語った「やり切った」の中身
錦織選手は2026年4月30日(日本の一部報道では5月1日)、自身のSNSで今シーズン限りでの現役引退を表明しました。引退の理由を本人がどう語ったのか、報道された表明文から要点を抜き出します。
理由1:度重なるケガとの戦い
度重なる怪我との戦いの中で、思うようにプレーできないもどかしさや、不安に押しつぶされそうになったこともありました――引退表明の文面から(デイリースポーツ、AFPBB Newsの報道)
表明文の中で、本人はケガに苦しんだことをはっきり書いています。同時に「『テニスが好きだ』『もっと強くなれる』という思いが、何度でも自分をコートに戻してくれました」とも記しており、ケガが即座に引退を決めさせたというより、ケガのたびに戻ってきた過程そのものを振り返った末の決断だと読めます。
理由2:「やり切った」と言える自分がいる
正直に言えば、今でもコートに立ち続けたい気持ちはあります。それでも、これまでのすべてを振り返ったとき、「やり切った」と胸を張って言える自分がいます――引退表明の文面から(デイリースポーツ、AFPBB News、ATP公式の報道)
続けたい気持ちは残っている、けれども「やり切った」と言える。本人の言葉としては、これが引退の決め手として最もはっきり書かれた部分です。表明文はほかに、「世界で戦いたい」という思いだけで走り続け、トップ10までたどり着けたことを「大きな誇り」と記しています。
表明の時点で置かれていた状況
デイリースポーツによると、表明時の世界ランクは464位で、四大大会の本戦出場は2025年の全豪オープンが最後、2026年は下部ツアーが主戦場でした。テニスライターの神仁司さんは、2025年に腰の疲労骨折に悩まされ、11月の横浜の下部大会で復帰したものの納得のいくテニスができなかった、と経緯を伝えています。ここで書いたのは報道された事実と本人の発言だけで、それ以上の「本当の理由」を推測するものではありません。
ケガで離れた期間は合計約5年|6回の長期離脱
「ケガで何年も失った」という本人の言葉を、データで確かめてみます。ATP公式の出場記録から、次の大会まで100日以上あいた時期を抜き出し、それぞれの原因を報道で確認しました(プロ転向前の2006年は除外)。
| 最後の大会 | 復帰した大会 | 空白 | 主な原因(報道) |
|---|---|---|---|
| 2009年3月 インディアンウェルズ | 2010年2月 デルレイビーチ | 350日 | 右ひじ(関節軟骨の損傷と慢性の滑膜炎)。2009年8月に内視鏡手術 |
| 2017年8月 カナダ | 2018年1月 ニューポートビーチ(下部大会) | 168日 | 右手首の腱の裂傷(脱臼を伴う)。手術は回避 |
| 2019年8月 全米オープン | 2020年9月 キッツビューエル | 378日 | 右ひじの骨棘除去手術(2019年10月)。復帰はコロナ禍の中断明け |
| 2021年10月 インディアンウェルズ | 2023年6月 パルマス・デル・マール(下部大会) | 616日 | 左股関節の内視鏡手術(2022年1月) |
| 2023年7月 アトランタ | 2024年3月 マイアミ | 238日 | 左ひざのけが(アトランタ大会で負傷) |
| 2025年8月 シンシナティ | 2025年11月 横浜(下部大会) | 105日 | 腰のけが(疲労骨折) |
空白は「最後に出た大会の週の初日」から「復帰した大会の週の初日」までの日数。下部大会(チャレンジャー)も出場に含めています。
6回の空白を足すと1,855日、約5.1年になります。2007年1月から2026年10月1日までの7,213日に対して約26%、プロ生活のおよそ4分の1は大会に出られなかった計算です。特に2021年10月から2023年6月までの616日は、股関節の手術に加えて足首の捻挫も重なり、公式戦から1年9か月離れました。
しかも、ランキングが最も高かった時期とケガの時期は重なっています。2017年8月の右手首のけがは、世界ランク10位前後にいたときでした。2019年10月の右ひじの手術の直前も、世界7〜8位を保っていました。
錦織圭のツアー優勝12回の一覧|決勝の相手とスコア
ATP公式の「Titles & Finals」とシングルスの出場記録から、ツアー優勝12回を時系列に並べました。格付けはATPツアーの大会グレード(500=ATP500、250=ATP250)です。
| 時期 | 大会(格付け・コート) | 決勝の相手(当時の世界ランク)とスコア |
|---|---|---|
| 2008年2月 | デルレイビーチ(米国)250相当/ハード | ジェームズ・ブレーク(米国・12位)3-6 6-1 6-4 |
| 2012年10月 | ジャパンオープン(東京)500/ハード | ミロシュ・ラオニッチ(カナダ・15位)7-6 3-6 6-0 |
| 2013年2月 | メンフィス(米国)500/室内ハード | フェリシアーノ・ロペス(スペイン・47位)6-2 6-3 |
| 2014年2月 | メンフィス(米国)250/室内ハード | イボ・カルロビッチ(クロアチア・80位)6-4 7-6 |
| 2014年4月 | バルセロナ(スペイン)500/クレー | サンティアゴ・ヒラルド(コロンビア・65位)6-2 6-2 |
| 2014年9月 | クアラルンプール(マレーシア)250/室内ハード | ジュリアン・ベネトー(フランス・28位)7-6 6-4 |
| 2014年10月 | ジャパンオープン(東京)500/ハード | ミロシュ・ラオニッチ(カナダ・8位)7-6 4-6 6-4 |
| 2015年2月 | メンフィス(米国)250/室内ハード | ケビン・アンダーソン(南アフリカ・15位)6-4 6-4 |
| 2015年4月 | バルセロナ(スペイン)500/クレー | パブロ・アンドゥハル(スペイン・66位)6-4 6-4 |
| 2015年8月 | ワシントン(米国)500/ハード | ジョン・イズナー(米国・18位)4-6 6-4 6-4 |
| 2016年2月 | メンフィス(米国)250/室内ハード | テイラー・フリッツ(米国・145位)6-4 6-4 |
| 2019年1月 | ブリスベン(豪州)250/ハード | ダニール・メドベージェフ(ロシア・16位)6-4 3-6 6-2 |
2008年のデルレイビーチは当時の格付け(インターナショナルシリーズ)で、現在の250に相当します。2019年のブリスベンは2018年12月31日開幕。タイブレークの細かいスコアは省略しています。
一覧から見える3つの特徴
1つ目はメンフィスとの相性です。2013年から2016年まで4年連続で優勝しており、12勝の3分の1をこの大会だけで挙げています。2つ目は、ハードコートの選手という印象に反してクレーのバルセロナで2勝していることです。3つ目は、500と250が6勝ずつで、その上のマスターズ1000では優勝がないことです。
マスターズ1000の決勝には4回進みましたが、相手は2014年マドリードと2018年モンテカルロがナダル選手、2016年マイアミとカナダがジョコビッチ選手でした。決勝の成績は12勝15敗で、敗れた15回の決勝のうち6回はフェデラー・ナダル・ジョコビッチ選手が相手です。「ビッグ4」の全盛期と自分の全盛期が重なったことが、この数字にそのまま表れています。
優勝12回は日本男子で断トツ
ATP公式の選手ページで、日本男子の主な選手のツアー優勝数を見ると、西岡良仁選手が3回、松岡修造さん・杉田祐一選手・ダニエル太郎選手が各1回です。5人を合わせても6回で、錦織選手1人の12回はその2倍になります。
錦織圭の年別成績|勝敗・勝率と年末ランキングの推移
ATP公式の出場記録(ツアーレベル)から、年ごとの勝敗と優勝数を、ランキング履歴から各年の最終週の世界ランクを取り出しました。色付きの行(PCでは赤い棒)が年末トップ10の年です。
| 年 | 勝敗 | 勝率 | 優勝 | 年末ランク |
|---|---|---|---|---|
| 2007 | 3勝5敗 | 37.5% | - | 286位 |
| 2008 | 16勝12敗 | 57.1% | 1 | 63位 |
| 2009 | 4勝6敗 | 40.0% | - | 418位 |
| 2010 | 3勝9敗 | 25.0% | - | 98位 |
| 2011 | 36勝22敗 | 62.1% | - | 25位 |
| 2012 | 37勝18敗 | 67.3% | 1 | 19位 |
| 2013 | 36勝19敗 | 65.5% | 1 | 17位 |
| 2014 | 54勝14敗 | 79.4% | 4 | 5位 |
| 2015 | 54勝16敗 | 77.1% | 3 | 8位 |
| 2016 | 58勝21敗 | 73.4% | 1 | 5位 |
| 2017 | 30勝13敗 | 69.8% | - | 22位 |
| 2018 | 43勝21敗 | 67.2% | - | 9位 |
| 2019 | 29勝14敗 | 67.4% | 1 | 13位 |
| 2020 | 2勝4敗 | 33.3% | - | 41位 |
| 2021 | 26勝17敗 | 60.5% | - | 47位 |
| 2022 | 出場なし | - | - | ランク外 |
| 2023 | 2勝1敗 | 66.7% | - | 352位 |
| 2024 | 8勝9敗 | 47.1% | - | 106位 |
| 2025 | 10勝10敗 | 50.0% | - | 156位 |
| 2026 | 1勝2敗 | 33.3% | - | 436位 |
| 通算 | 452勝233敗 | 66.0% | 12 | 最高4位 |
2026年はATP公式の表示(1勝1敗)に10月1日の敗戦を加え、ランクは9月28日付。2022年は1試合も出場がなく、10月にランキングから外れました。ツアーレベル(四大大会・ATPツアー・五輪・デビスカップなど)の成績で、下部大会は含みません。
ピークは2014〜2016年の3年間
最も勝率が高かったのは2014年の54勝14敗(79.4%)で、全米オープン準優勝とツアー4勝を挙げた年です。勝利数が最も多いのは2016年の58勝で、この年はリオデジャネイロ五輪の銅メダルもありました。2014年から2016年の3年間だけで166勝51敗、通算勝利の3分の1を超えます。
ランキングでは、2014年5月12日付で世界9位に入り、日本男子として初めてトップ10に到達しました。最高位の4位は2015年3月2日付で、2016年10月と2017年3月にも4位に戻っています。年末トップ10は4回(2014・2015・2016・2018年)でした。
通算勝率66.0%は、ATP公式サイトが表示している10月1日の試合前の成績452勝232敗に、最後の1敗を加えて計算したものです。テニス365も通算成績を452勝233敗と伝えています。
四大大会の成績|全米準優勝と4大会すべてでベスト8以上
四大大会(グランドスラム)は、錦織選手が最も大きな目標に掲げてきた舞台です。ATP公式の記録から、大会ごとの最高成績と通算勝敗をまとめました。
| 大会 | 最高成績 | 好成績の年 | 通算勝敗 |
|---|---|---|---|
| 全豪オープン | ベスト8 | 2012・2015・2016・2019年 | 28勝11敗(71.8%) |
| 全仏オープン | ベスト8 | 2015・2017・2019年 | 27勝12敗(69.2%) |
| ウィンブルドン | ベスト8 | 2018・2019年 | 22勝12敗(64.7%) |
| 全米オープン | 準優勝 | 2014年準優勝、2016・2018年ベスト4 | 27勝11敗(71.1%) |
| 4大会合計 | 準優勝 | ベスト8以上は計12回 | 104勝46敗(69.3%) |
予選は含みません。全豪ベスト8が4回、全仏3回、ウィンブルドン2回、全米は準優勝1回とベスト4が2回で、合計12回。
頂点は2014年の全米オープンです。準決勝で当時世界1位のノバク・ジョコビッチ選手を破り、日本選手として初めて四大大会のシングルス決勝に進みました。決勝はマリン・チリッチ選手に3-6、3-6、3-6で敗れ、準優勝でした。全米ではその後も2016年と2018年にベスト4に入っており、相性が最もよい四大大会でした。
神仁司さんの記事によると、1968年のオープン化以降、4大会すべてでベスト8以上を記録した日本男子は錦織選手だけです。四大大会の勝率は約69%で、通算勝率(66.0%)より高く、大舞台ほど強かったことがわかります。
錦織圭のすごさを数字で|最終セット勝率とビッグ4との対戦
「すごい選手だった」と言われる理由を、ATP公式の出場記録から自分で数え直した数字で確かめます。
最終セットにもつれると7割以上勝った
3セットマッチなら第3セット、5セットマッチなら第5セットまでもつれた試合を数えると、錦織選手は158勝60敗、勝率72.5%でした(途中棄権の試合は除外)。四大大会の第5セットに限ると26勝6敗(81.2%)です。ATP公式も引退表明の記事で、錦織選手の最終セット勝率を72.4%とし、これを上回るのはビョルン・ボルグさん(73.4%)とジョン・マッケンローさん(72.8%)の2人だけだと紹介しています。
ビッグ4とは9勝47敗、それでも勝った9回
錦織選手の全盛期は、フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マリーの「ビッグ4」が男子テニスを支配した時代と重なります。4人との対戦成績を合計すると9勝47敗で、大きく負け越しています。ただ、4人全員から2勝以上を挙げており、2014年全米の準決勝や、2016年リオ五輪の3位決定戦(ナダル選手に勝って銅メダル)のように、大一番で勝ち切った試合が記憶に残っています。
| 相手 | 錦織の勝ち | 錦織の負け |
|---|---|---|
| ノバク・ジョコビッチ | 2勝 | 18敗 |
| ラファエル・ナダル | 2勝 | 12敗 |
| ロジャー・フェデラー | 3勝 | 8敗 |
| アンディ・マリー | 2勝 | 9敗 |
| ビッグ4の合計 | 9勝 | 47敗 |
日本男子の歴代最高ランキングと比べると
ATP公式の各選手ページから、日本男子の主な選手の最高位・ツアー優勝・ツアーレベルの勝敗を並べました。
| 選手 | 最高位(到達日) | ツアー優勝 | ツアー勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 錦織圭 | 4位(2015年3月2日) | 12回 | 452勝233敗 | 66.0% |
| 西岡良仁 | 24位(2023年6月19日) | 3回 | 145勝166敗 | 46.6% |
| 杉田祐一 | 36位(2017年10月9日) | 1回 | 55勝90敗 | 37.9% |
| 松岡修造 | 46位(1992年7月6日) | 1回 | 145勝163敗 | 47.1% |
| 添田豪 | 47位(2012年7月23日) | 0回 | 56勝92敗 | 37.8% |
| ダニエル太郎 | 58位(2024年1月15日) | 1回 | 92勝157敗 | 36.9% |
2026年10月1日時点のATP公式の表示(錦織選手は最後の1敗を加算)。西岡選手とダニエル選手は現役のため今後変わります。
錦織選手より前の日本男子の最高位は、1992年の松岡修造さんの46位でした。錦織選手はこれを42も上回る4位に到達し、その記録はいまも破られていません。ツアーでの勝利数も、2位の西岡選手・松岡さん(145勝)の3倍以上にあたる452勝です。
錦織圭の引退・成績についてよくある質問
Q. 錦織圭の最後の試合はいつ、誰とでしたか?
A. 2026年10月1日、東京・有明コロシアムで行われた木下グループ・ジャパンオープンの男子シングルス1回戦です。世界8位のフランシス・ティアフォー選手(米国)に4-6、4-6で敗れ、現役最後の公式戦を終えました。
Q. 錦織圭が引退する理由は何ですか?
A. 本人は引退表明の文面で、度重なるケガの中で思うようにプレーできないもどかしさや不安があったこと、そして今でもコートに立ち続けたい気持ちはあるものの、全てを振り返って「やり切った」と胸を張って言えることを挙げています。
Q. 錦織圭の通算成績は何勝何敗ですか?
A. ATP公式のツアーレベルの記録で452勝233敗、勝率は66.0%です(10月1日の試合前の452勝232敗に、最後の1敗を加えた数字)。ツアー優勝は12回、最高ランキングは2015年3月2日付の世界4位です。
Q. 錦織圭のツアー優勝12回はどの大会ですか?
A. メンフィス4回(2013〜16年)、ジャパンオープン2回(2012・14年)、バルセロナ2回(2014・15年)、デルレイビーチ(2008年)、クアラルンプール(2014年)、ワシントン(2015年)、ブリスベン(2019年)です。ATP500とATP250が6回ずつで、マスターズ1000での優勝はありません。
Q. 錦織圭はケガでどれくらい試合に出られなかったのですか?
A. ATP公式の出場記録で、次の大会まで100日以上あいた時期は6回あり、合計は約1,855日(約5.1年)です。右ひじの手術(2009年・2019年)、右手首のけが(2017年)、左股関節の手術(2022年)、左ひざ(2023年)、腰(2025年)が主な原因として報じられています。
Q. 錦織圭の世界ランキング4位は日本男子でどのくらいすごいのですか?
A. 日本男子の歴代最高位で、それ以前の最高は1992年の松岡修造さんの46位でした。西岡良仁選手の24位(2023年)が現役選手では最も近い記録です。世界トップ10に入った日本男子も錦織選手しかいません。
Q. 錦織圭の引退セレモニーはいつですか?
A. 10月1日の試合後にコートでセレモニーが行われ、本人があいさつしました。さらに時事通信によると、ジャパンオープン最終日の10月6日にもセレモニーが予定されています。
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出典・参考資料
- ATP Tour(公式):Kei Nishikori Overview/Titles & Finals/Player Activity/Rankings History(いずれも2026年10月1日取得)
- ATP Tour(公式):Kei Nishikori announces he will retire at the end of 2026 season(2026年4月30日)
- ATP Tour(公式)比較選手:松岡修造/西岡良仁/杉田祐一/添田豪/ダニエル太郎
- 木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス(公式):【2026/10/1】錦織圭はティアフォーに敗れ、ツアー公式戦を終える/【2026年大会】錦織圭、現役最後のジャパンオープン出場決定!
- 時事通信:錦織圭、最後の大会は初戦敗退 世界8位にストレート負け―ジャパンOPテニス(2026年10月1日)
- 共同通信(東京新聞):テニス錦織圭、競技生活に終止符 「やり切った」ジャパンOP敗退(2026年10月1日)
- テニス365:錦織圭 ジャパンOP初戦敗退で現役引退(2026年10月1日)
- AFPBB News:錦織がジャパンOP初戦で敗退、現役生活に幕(2026年10月1日)/錦織圭が今季限りでの引退表明、日本男子初の世界トップ10(2026年5月1日)
- デイリースポーツ:錦織圭が引退表明「『やりきった』と胸を張って言える」(2026年5月)/錦織圭が主催者推薦に テニスのマイアミ・オープン(2024年3月1日)
- Yahoo!ニュース エキスパート(神仁司):プロテニスプレーヤー・錦織圭が引退表明。21世紀中に錦織以上の日本男子選手は現れるだろうか(2026年5月)
- web Sportiva:軽いラケット、柔らかいボールから、錦織圭の復活はもう始まっている(2017年12月5日)/錦織圭が語った「ワクワク」の根源 全米OP前の会見で明かした葛藤と向上心(2023年8月28日)
年別成績・ツアー優勝一覧・四大大会成績・最終セット勝率・トップ10勝利数・ビッグ4との対戦成績・ケガによる空白日数は、ATP公式サイトの選手データ(2026年10月1日取得、ツアーレベル)から筆者が集計したものです。集計方法の違いにより、ATPや報道の数字と小さな差が出ることがあります(例:最終セット勝率はATP発表72.4%、本記事の集計72.5%)。引退の理由は、本人の表明文と試合後の発言として報道された内容のみを記載しています。アイキャッチ背景:江戸村のとくぞう「Ariake Coliseum 20220919a1.jpg」(Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)をトリミング・明るさ調整・文字入れ。


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