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東浜巨が広島へ無償トレード|通算76勝の年度別成績と移籍の理由
結論
- ソフトバンクの東浜巨投手(36)が、交換相手も金銭もない「無償トレード」で広島に移籍することになりました。両球団が発表しました。
- 通算成績は180試合76勝46敗、防御率3.30。2017年に16勝で最多勝、2022年にはノーヒットノーランを達成しました。今季はプロ14年目で初めて1軍登板がありませんでした。
- ソフトバンクは支配下登録の枠(70人)を空けたい、広島は森下暢仁に続き床田寛樹も6日に国内FA権の行使を宣言し先発が手薄になる。両球団の事情が一致した移籍です。
11月6日にソフトバンクと広島の両球団が発表しました。
東浜巨の移籍で分かっていること
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移籍の形 | 無償トレード。選手の交換や金銭のやりとりがない(西日本スポーツ) |
| 移籍先 | 広島東洋カープ |
| 正式発表 | 11月6日、ソフトバンクと広島の両球団が発表 |
| 今季の成績 | 1軍登板なし。2軍で12試合6勝4敗、防御率2.37、57回で被本塁打0・与四球15 |
| 今季の推定年俸 | 1億1,000万円(日刊スポーツ、スポーツ報知) |
| 年齢 | 36歳。来季は37歳になるシーズン |
11月6日、ソフトバンクと広島の両球団が無償トレードを発表しました。東浜投手は広島の球団を通じて「少しでもカープの力になれるよう精いっぱい頑張りたい」とコメントしています(広島テレビ)。みずほPayPayドームでの取材では「最初聞いたときは素直に驚きがありました」と話し、14年間を過ごしたホークスには「本当に感謝しかない」と語りました(Full-Count)。ソフトバンクの三笠杉彦GMは「今年は1軍の登板機会がなかった。選手とも相談して、プレーする機会があればということでした」と経緯を説明しています(西日本スポーツ)。同じ6日、広島では床田寛樹投手が国内FA権の行使を宣言しました。
東浜巨の年度別成績(1軍)
| 年度 | 登板 | 勝敗 | 防御率 |
|---|---|---|---|
| 2013 | 5 | 3勝1敗 | 2.83 |
| 2014 | 7 | 2勝2敗 | 3.82 |
| 2015 | 6 | 1勝2敗 | 4.82 |
| 2016 | 23 | 9勝6敗 | 3.00 |
| 2017 最多勝 |
24 | 16勝5敗 | 2.64 |
| 2018 | 17 | 7勝5敗 | 3.32 |
| 2019 | 7 | 2勝2敗 | 6.37 |
| 2020 | 19 | 9勝2敗 | 2.34 |
| 2021 | 14 | 4勝4敗 | 3.70 |
| 2022 ノーヒットノーラン |
23 | 10勝6敗 | 3.11 |
| 2023 | 17 | 6勝7敗 | 4.52 |
| 2024 | 11 | 3勝2敗 | 3.38 |
| 2025 | 7 | 4勝2敗 | 2.51 |
| 2026 | 0 | — | — |
| 通算 | 180 | 76勝46敗 | 3.30 |
NPB公式の個人年度別成績から当サイトが作成。通算の投球回は1043回2/3。2026年は1軍登板がないためNPBの表に行がなく、2軍では12試合6勝4敗、防御率2.37でした(日刊スポーツ)。
先発で規定投球回に届いたのは、16勝の2017年(160回)だけです。ひじの故障が多く、2019年は7試合で防御率6.37と苦しみましたが、2020年は9勝2敗、防御率2.34と復活しました。2022年5月11日の西武戦では、97球の「マダックス」でノーヒットノーランを達成しています。
なぜ無償トレード?両球団の事情
| 球団 | 事情 |
|---|---|
| ソフトバンク | 戦力外通告などで支配下登録選手が61人。ドラフトで指名した9人が全員入団すると上限の70人に達するため、1枠でも空けておきたい(西日本スポーツ)。先発は大津亮介・松本晴・前田悠伍がそろって12勝と若手が台頭 |
| 広島 | 先発の柱の森下暢仁(通算60勝)が11月4日に国内FA権の行使を表明。床田寛樹(通算65勝)も11月6日に行使を宣言し、捕手の坂倉将吾もFA宣言。先発の補強が急務 |
| 東浜本人 | 昨オフに出場機会を求めてFA権を行使したが、推定年俸1億5,000万円で補償が必要なBランクだったことがネックになり、オファーがまとまらず残留(スポーツニッポン) |
日刊スポーツによると、東浜投手は今季「まだまだ、このままでは終われない」と話していました。広島はシーズン中から投球を細かくチェックしていたとされ、チーフアナリストは亜細亜大学の同期です(スポーツニッポン)。FA宣言の一覧と補償ランクの仕組みは、FA宣言2026一覧にまとめています。
過去の主な無償トレード
| 年 | 選手 | 移籍 |
|---|---|---|
| 2003年 | 小久保裕紀 | ダイエー→巨人 |
| 2006年 | 大道典嘉 | ソフトバンク→巨人 |
| 2017年 | 山田大樹 | ソフトバンク→ヤクルト |
| 2019年 | 中田賢一 | ソフトバンク→阪神 |
| 2021年 | 中田翔 | 日本ハム→巨人(シーズン中の8月) |
| 2022年 | 長野久義 | 広島→巨人 |
| 2026年 | 東浜巨 | ソフトバンク→広島 |
スポーツニッポンの解説から。前身のダイエーを含め、ホークスが出す側になる例が目立ちます。
元ホークスの主力の移籍が続くオフ
ソフトバンクからFAで巨人に移った甲斐拓也捕手も、10月末に金銭トレードで楽天へ移りました。経緯は甲斐拓也はなぜ楽天へ金銭トレード?で解説しています。
東浜巨の広島移籍のよくある質問
Q. 東浜巨はどこに移籍しますか。
A. 広島東洋カープです。交換相手や金銭が伴わない無償トレードで、11月6日に両球団が発表しました。
Q. 無償トレードとは何ですか。
A. 球団間の移籍で、選手の交換も移籍金も発生しないトレードです。出す側は支配下登録の枠を空けられ、受ける側は戦力を無償で得られます。
Q. 東浜巨の通算成績は。
A. NPB公式の記録で180試合に登板し、76勝46敗、防御率3.30です。2017年に16勝で最多勝、2022年にノーヒットノーランを達成しています。
Q. なぜFAではなくトレードなのですか。
A. 東浜投手は2025年オフにFA権を使いましたが、補償が必要なBランクだったことなどからオファーがまとまらず残留しました。今回は球団どうしの話し合いによるトレードです。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- NPB公式:東浜巨 個人年度別成績
- 広島テレビ(Yahoo!ニュース配信):カープ 床田投手 国内FA権行使を宣言(11月6日)
- Full-Count(Yahoo!ニュース配信):広島へ無償トレードの東浜「驚きました」(11月6日)
- 西日本スポーツ(Yahoo!ニュース配信):ソフトバンク三笠杉彦GM、無償トレードの経緯を説明(11月6日)
- 朝日新聞(Yahoo!ニュース配信):ソフトバンクの東浜巨が無償トレードで広島へ(11月6日)
- 日刊スポーツ(Yahoo!ニュース配信):ソフトバンク東浜巨、広島移籍へ
- 西日本スポーツ(Yahoo!ニュース配信):東浜巨が「無償トレード」で移籍へ
- スポーツニッポン(Yahoo!ニュース配信):広島 ソフトバンク・東浜巨を無償トレードで獲得
- スポーツ報知(Yahoo!ニュース配信):【広島】ソフトバンク・東浜巨をトレードで獲得
アイキャッチ写真は広島の本拠地マツダスタジアムです。写真:HKT3012/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)。明るさ調整・文字入れあり。


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