「みんなのレモネード」は、ファミリーマートと小児がんの子どもたち・そのご家族が一緒につくったレモネードです。2026年7月7日に第4弾が全国約16,400店舗で発売され、今年も「夏の風物詩」として話題に。この記事では、商品の中身から売上寄付の仕組み、原点であるみんなのレモネードの会の活動まで、まとめてわかりやすく解説します。
みんなのレモネードとは?ファミマと小児がんの子どもたちの共同開発ドリンク
みんなのレモネードは、小児がん患児とその家族をサポートする「みんなのレモネードの会」の子どもたちと、ファミリーマートが共同開発した飲料です。2023年8月に第1弾が発売されて以来、毎年夏に新しいバージョンが登場し、2026年で第4弾を迎えました。味はちょっと酸っぱく、ほんのり甘い、後味さっぱり。国産レモン果汁を50%(レモン果汁に占める割合)使っています。
売上の一部が「みんなのレモネードの会」に寄付され、全国の小児がん患者の支援に役立てられます。コンビニでレモネードを1本買うことが、そのまま小児がんの子どもたちへの応援につながる仕組みです。
商品づくりに子どもたちが本格参加している
みんなのレモネードがほかのチャリティ商品と大きく違うのは、小児がんを経験した子どもたちが「商品開発の主役」として関わっていることです。第4弾では次のような体制がとられました。
| チーム | 参加規模 | やったこと |
|---|---|---|
| 商品開発チーム | 21家族32名 | オンライン試飲会で味について意見交換 |
| デザインチーム | 22家族29名 | パッケージイラストを描き、ファミマ社員約1,500名の投票で2種類を選定 |
| 店内放送(初の試み) | 開発チームの子どもたち | 7月7日〜27日、全国の店内放送で元気な声のナレーションを担当 |
「支援される側」ではなく「一緒につくる仲間」として子どもたちが参加している点が、この商品が毎年愛される理由と言えるでしょう。
みんなのレモネードの会とは?活動の原点はひとつのレモネードスタンド
商品名の由来になっている一般社団法人みんなのレモネードの会は、小児がん患児の家族の立場から「小児がんのことをもっと知ってほしい」「患児や患児家族でつながりたい」という思いで活動している団体です。歩みを時系列で追ってみましょう。
- 12016年12月|1つのレモネードスタンドから
3歳で脳腫瘍を経験した榮島四郎さんが、地元のクリスマスイベントで「同じ病気の友だちを応援したい」と小児がん支援のレモネードスタンドを開催。これが活動の原点になりました。
- 2任意団体「みんなのレモネードの会」設立
レモネードスタンドをきっかけに患児家族がつながり、啓発イベントや交流会を開催する団体として活動をスタートしました。
- 32019年|絵本『ぼくはレモネードやさん』出版
榮島四郎さんが自身の闘病経験をもとに絵本を出版。小児がんは発見や治療が難しいこと、治っても再発の不安や晩期合併症と向き合い続けることを、子どもの視点から社会に伝えました。
- 42020年4月|一般社団法人化
活動の広がりとともに法人化し、支援の幅をさらに拡大。全国の患児家族をつなぐ「架け橋」の役割を担っています。
- 52023年〜|ファミマとのコラボ商品が毎夏の恒例に
「みんなのレモネード」第1弾が2023年8月に発売。以来、毎年夏の恒例企画として定着し、2026年に第4弾を迎えました。
レモネードスタンドによる小児がん支援は、もともとアメリカで小児がんの少女アレックスちゃんが自宅の庭でレモネードを売り、治療研究のための寄付を集めたことから世界に広がった文化です。日本でも各地の団体や病院がイベントを開催しており、みんなのレモネードの会はその代表的存在のひとつです。
みんなのレモネードの会の主な活動
- 啓発活動:絵本『ぼくはレモネードやさん』『ぼくはチョココロネやさん』の朗読・講演、原画パネルの貸出、レモネードスタンドイベントの開催
- 交流支援:患児・きょうだい児・家族のチャットグループ「レモンの会」、交流会、「みんレモ自習室」「みんレモサンタ」などの季節行事
- お届け支援:CVカテーテル固定具や絵本、誕生日プレゼントを患児に届ける企画
- 拠点運営:岡山県井原市の「みんレモの里・いばら」での交流会開催
小児がんは希少疾患のため、同じ病気の家族同士がなかなか出会えないという課題があります。会はその「架け橋」として、全国の患児家族をつなぐ役割を担っています。
みんなのレモネードはどこで買える?売り切れ情報と購入のコツ
みんなのレモネードは全国のファミリーマート約16,400店舗で販売されています。ドリンクコーナー(チルド飲料の棚)に並んでいることが多く、子どもたちが描いたカラフルなレモンのイラストパッケージが目印です。
過去の弾では発売後に「あっという間に売り切れた」と話題になったこともあるほどの人気商品です。数量限定・期間限定のため、見つけたときに購入するのがおすすめ。店舗によって入荷状況が異なるので、近隣の複数店舗をチェックしてみましょう。
買うこと以外にもできる応援がある
みんなのレモネードの会は、商品購入以外にもさまざまな形の応援を受け付けています。
- 寄付や賛助会員としての参加
- レモネードスタンドイベントへの参加・開催
- 絵本を読む・広めることでの啓発協力
- 企業としてのパートナーシップ
「まずは知ること」自体が小児がん啓発の第一歩です。9月は世界的な小児がん啓発月間(ゴールドセプテンバー)でもあり、夏のレモネードをきっかけに関心を持ち続けることに意味があります。
みんなのレモネードに関するよくある質問
Q. みんなのレモネードとは何ですか?
A. ファミリーマートと、小児がん患児・家族を支援する「みんなのレモネードの会」の子どもたちが共同開発したレモネード飲料です。売上の一部が小児がん患者の支援に寄付されます。2026年7月7日に第4弾が発売されました。
Q. 値段はいくらですか?どこで買えますか?
A. 第4弾は230円(税込248円)で、全国のファミリーマート約16,400店舗で販売されています。数量・期間限定のため、売り切れ次第終了となる場合があります。
Q. 売上はどのように使われますか?
A. 売上の一部が一般社団法人みんなのレモネードの会に寄付され、小児がん患児やその家族の交流会、啓発活動、患児へのプレゼント企画などの支援活動に役立てられます。
Q. みんなのレモネードの会はどんな団体ですか?
A. 小児がん患児の家族が中心となり、2016年のレモネードスタンドをきっかけに生まれた団体で、2020年4月に一般社団法人化しました。小児がんの啓発活動や、全国の患児家族をつなぐ交流支援を行っています。
まとめ:レモネード1本から始まる小児がん支援
みんなのレモネードは、ただの限定ドリンクではなく、小児がんの子どもたち自身が「知ってほしい」という思いを込めてつくった商品です。1本の購入が寄付につながり、パッケージや店内放送を通じて小児がんを知るきっかけにもなります。2026年の第4弾は7月7日から数量限定で販売中。ファミリーマートに立ち寄った際は、ぜひ手に取ってみてください。


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