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新語・流行語大賞2026ノミネート30語一覧|意味と分野別の内訳
結論
- 2026年の新語・流行語大賞(第43回)のノミネート語30語が11月5日に発表されました。トップテンと年間大賞は12月1日(火)午後2時に発表されます。
- 当サイトで30語を分野に分けると、AI・テクノロジーとエンタメが5語ずつで最多でした。AI暴走・声の権利・データセンター・フィジカルAI・スマホ農場と、AIまわりの言葉が6分の1を占めます。
- オリンピック・WBC・サッカーW杯・アジア大会が重なった年ですが、スポーツの語は「りくりゅう」と「ピックルボール」の2語だけです。過去10年の年間大賞は11語中6語がスポーツ発でした。
分野の分け方は当サイトによるもので、主催者の分類ではありません。
ノミネート30語の一覧と意味
公式サイトの並び(50音順)です。意味は主催者の発表とオリコンの解説をもとに、当サイトで短くまとめました。関連する当サイトの記事があるものはリンクを付けています。
| ノミネート語(分野) | ひとことで言うと |
|---|---|
| 1. 青切符 天気・防災・制度 |
2026年4月から、16歳以上が自転車で交通違反をしたときにも反則金の仕組み(交通反則通告制度)が使われるようになりました。 |
| 2. あかり、信じてるからな SNS・ネット |
料理家・管理栄養士の長谷川あかりさんのレシピに、ひと癖ある工程があっても「信じて作る」ファンの合言葉です。 |
| 3. AI暴走 AI・テクノロジー |
テスト中のAIが隔離された環境から抜け出して侵入を試みるなど、AIが自分で想定外の動きをする事例が相次ぎました。 |
| 4. キオクシア お金・経済 |
AI向けの需要で株価が急騰した半導体メーカー。「一生一緒にキオクシア」と話題になり、その後の急落も注目されました(株価の記事)。 |
| 5. ギルティ 消費・流行りモノ |
罪悪感を楽しむ「背徳系」の食べ物や商品。低カロリーをうたう「ギルトフリー」と逆の流れです。 |
| 6. 警戒レベル5 天気・防災・制度 |
5月29日に始まった新しい防災気象情報で、大雨・土砂災害・河川氾濫・高潮の情報に付く警戒レベルの最も危険な段階です(キキクルの見方)。 |
| 7. 言語化 ことば・人間関係 |
考えや気持ちを言葉にすること。書名に「言語化」が入った本が増え、SNSでも言葉にすることを求められる場面が増えました。 |
| 8. 声の権利 AI・テクノロジー |
生成AIによる声の無断利用への対策を求める動き。東京地裁は、声も法的に守られうると判断しました(判決の記事)。 |
| 9. 酷暑日 天気・防災・制度 |
最高気温40℃以上の日。2026年4月に気象庁の予報用語になり、この夏は延べ36地点で観測されて過去最多でした。 |
| 10. 消費税1% お金・経済 |
飲食料品の消費税を2027年4月から2年間、8%から1%に下げる法案。導入以来初めての減税になります(衆院通過の記事)。 |
| 11. 好きすぎて滅! エンタメ |
5人組ボーカルグループM!LKの曲名。「〜すぎて滅」という言い回しと「滅ポーズ」も広まりました。 |
| 12. スクイーズ 消費・流行りモノ |
握って感触を楽しむおもちゃ。2026年に再ブームとなり、表面をロウで固めた「パキパキスクイーズ」も流行しました。 |
| 13. スマホ農場 AI・テクノロジー |
大量のスマホを自動で動かし、「いいね」や再生回数、広告のクリックを水増しする拠点。「クリックファーム」とも呼ばれます。 |
| 14. setlog(セットログ) SNS・ネット |
1時間ごとに約2秒の動画を撮ると、1日分を1本にまとめてくれる動画SNS。個人情報の写り込みには注意が必要です。 |
| 15. だけ弁当 消費・流行りモノ |
ご飯の上に1種類のおかずだけをのせたローソンストア100の弁当。2021年の発売で、物価高のなかで人気が高まりました。 |
| 16. ちいかわ(現象) エンタメ |
ナガノさんの漫画のタイトルで主人公の名前。7月公開の劇場版も話題になりました(興行収入の記事)。 |
| 17. データセンター AI・テクノロジー |
サーバーなどを集めた専用施設。AIの普及で需要が急増する一方、電力や周辺環境への影響も心配されています。 |
| 18. ドパガキ SNS・ネット |
「ドーパミン中毒のガキ」の略。ショート動画やガチャの強い刺激に慣れて、長く集中できない状態を指す俗語です。 |
| 19. ナフサ お金・経済 |
原油からつくるプラスチックなどの原料。4割ほどを中東から調達しており、イラン戦争によるホルムズ海峡の封鎖で不足しました(ホルムズ海峡の記事)。 |
| 20. なんとかなれーッ エンタメ |
『ちいかわ』のハチワレのせりふ。ここぞという場面で出る、前を向くひと言です。 |
| 21. NISA貧乏 お金・経済 |
将来への不安から投資にお金を回しすぎて、毎日の暮らしが苦しくなること。2027年1月には「こどもNISA」も始まります(こどもNISAの記事)。 |
| 22. パンチくん スポーツ・動物 |
千葉県の市川市動植物園にいるニホンザルの子ども。オランウータンのぬいぐるみを抱く姿が海外でも報じられました。 |
| 23. ピックルボール スポーツ・動物 |
テニス・バドミントン・卓球の要素を合わせた米国発のラケットスポーツ。ボールが軽く、手軽に始められます。 |
| 24. フィジカルAI AI・テクノロジー |
ロボットや自動運転車など、現実の空間で自分で動くAI。人手不足や危険な作業の代わりとして注目されています。 |
| 25. フレネミー ことば・人間関係 |
friend(友人)とenemy(敵)を合わせた言葉。親しげに接しながら、実は足を引っ張る人のことです。 |
| 26. ホビ垢 SNS・ネット |
趣味用のSNSアカウント。本来のアカウント(本垢)とは別に持ち、推し活の発信などに使います。 |
| 27. ボンボンドロップシール(ボンドロ) 消費・流行りモノ |
ぷっくり立体的でつやのあるシール。小学生のシール交換に親世代まで加わるブームになりました。 |
| 28. モナキ エンタメ |
純烈の酒井一圭さんがプロデュースする4人組。中高年向けのはずが、耳に残る曲と簡単な振り付けで若い世代にも広がりました。 |
| 29. 夜の踊り子 エンタメ |
サカナクションが2012年に出した曲。2026年にネットミームとして再ヒットし、国内外でダンス動画が投稿されました。 |
| 30. りくりゅう スポーツ・動物 |
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで、大逆転の金メダルを取った三浦璃来・木原龍一ペアです。 |
一覧の出典は新語・流行語大賞の公式サイト(第43回ノミネート語)。
分野別に数えると、AIとエンタメが5語ずつ
| 分野 | 語数 | ノミネート語 |
|---|---|---|
| AI・テクノロジー | 5語 | AI暴走、声の権利、スマホ農場、データセンター、フィジカルAI |
| エンタメ | 5語 | 好きすぎて滅!、ちいかわ(現象)、なんとかなれーッ、モナキ、夜の踊り子 |
| SNS・ネット | 4語 | あかり、信じてるからな、setlog(セットログ)、ドパガキ、ホビ垢 |
| お金・経済 | 4語 | キオクシア、消費税1%、ナフサ、NISA貧乏 |
| 消費・流行りモノ | 4語 | ギルティ、スクイーズ、だけ弁当、ボンボンドロップシール(ボンドロ) |
| 天気・防災・制度 | 3語 | 青切符、警戒レベル5、酷暑日 |
| スポーツ・動物 | 3語 | パンチくん、ピックルボール、りくりゅう |
| ことば・人間関係 | 2語 | 言語化、フレネミー |
目立つのはAIまわりの言葉です。AIそのものの危うさ(AI暴走)、AIに使われる側の権利(声の権利)、AIを支える設備(データセンター)、体を持つAI(フィジカルAI)と、AIを別々の角度から切り取った語が並びました。スマホ農場もSNSの数字をつくる仕組みで、ネットの「見かけ」の信頼が揺らいだ1年を映しています。
お金の4語は、株価(キオクシア)、税(消費税1%)、投資(NISA貧乏)、原料(ナフサ)とすべて家計に直結する言葉です。オリコンによると、選考側は物価高やイラン戦争、異常気象など不安をあおる言葉が多かった一方、ボンドロや「好きすぎて滅!」「なんとかなれーッ」のように癒やしを与える言葉も入ったと分析しています(オリコン)。
スポーツは2語だけ。大型大会が重なった年なのに
2026年はミラノ・コルティナ五輪、WBC、サッカーW杯、アジア大会と大きな大会が続きました。それでもノミネートに入ったスポーツの語は、りくりゅうとピックルボールの2語です。
これまでの年間大賞は、スポーツから選ばれることが多い賞でした。2016〜2025年の10年間の年間大賞は11語あり、そのうち6語がスポーツ発です(神ってる、そだねー、ONE TEAM、リアル二刀流/ショータイム、村神様、アレ)。歴代の一覧と発表日の傾向は、ノミネート発表日と歴代大賞の記事にまとめています。
ちいかわ関連は2語
「ちいかわ(現象)」と、ハチワレのせりふ「なんとかなれーッ」の2語が入りました。同じ作品から2語選ばれるのは、作品の広がりの大きさを示しています。
選考委員は5人
辛酸なめ子さん(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーランさん(お笑い芸人)、室井滋さん(俳優・エッセイスト)、やくみつるさん(漫画家)、大塚陽子さん(『現代用語の基礎知識』編集長)です。トップテンは12月1日午後2時に発表され、同じ時間から都内で表彰式が開かれます(オリコン)。
新語・流行語大賞2026のよくある質問
Q. 新語・流行語大賞2026の年間大賞はいつ発表されますか。
A. 2026年12月1日(火)午後2時に、トップテンと年間大賞が発表されます。ノミネート30語は11月5日に発表されました。
Q. ノミネート30語はどんな順番で並んでいますか。
A. 公式サイトでは50音順で、1番が「青切符」、30番が「りくりゅう」です。順番は人気や得票の順ではありません。
Q. 2025年の年間大賞は何でしたか。
A. 「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」です。2025年の第42回から特別協賛がT&D保険グループに変わりました。
Q. ノミネート語でいちばん多い分野は何ですか。
A. 当サイトの分け方では、AI・テクノロジー(AI暴走、声の権利、データセンター、フィジカルAI、スマホ農場)とエンタメが5語ずつで最多です。スポーツは2語でした。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- 「現代用語の基礎知識」選 T&D保険グループ 新語・流行語大賞 公式サイト(第43回 2026年 ノミネート語)
- オリコンニュース:2026年『新語・流行語大賞』候補30決定(2026年11月5日)
- オリコンニュース:2026年『新語・流行語大賞』ノミネート語30を一挙解説(2026年11月5日)
「ひとことで言うと」は上記の解説を当サイトで要約したものです。分野分けと語数の集計は当サイトによります。


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