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G20外相会合の集合写真はなぜ中止?ラブロフ外相出席に欧州・豪が反発

2026 10/31
ニュース 国際
2026年10月31日
2019年G20大阪サミットの集合写真。G20外相会合の集合写真はなぜ中止になったのか

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国際・G20

G20外相会合の「集合写真」が中止に

米国が議長国を務めるG20外相会合が現地時間10月30日(金)、米南部ジョージア州アトランタで始まりました。会合の始まりに撮るのが通例の「ファミリーフォト(集合写真)」は、ロシアのラブロフ外相と並んで写ることに欧州各国や英国、オーストラリアなどが反発し、議長のルビオ米国務長官が中止を決めました(BBC・ガーディアンほか)。なぜ写真ひとつがこれほど問題になるのか。2022年以降の首脳会議・外相会合で集合写真がどう扱われてきたかを外務省の発表と報道で一覧にし、今回の参加国の顔ぶれもG20公式サイトと外務省の一覧から数え直しました。

何が起きたか2022年以降の集合写真 11会合参加国の顔ぶれ2026年の閣僚会合と成果文書日本の対応

2026年10月31日時点(日本時間)/出典:米国務省、G20公式サイト、外務省、BBC、ガーディアン、CNN、ABC(豪)、アルジャジーラ、CBS

この記事の結論

  • 10月30日(現地)に予定されていた集合写真は、参加国の約3分の1がロシア代表と並ぶことに反対し、議長の米国が取りやめました(ガーディアン・ABC)。
  • 米当局者は「一部の代表団が合同写真に加わる気がないとはっきりしたため」と説明し、儀礼的な写真が外交上の妨げになるのを避けたとしています(BBC・CNN)。
  • 外務省の発表と報道で2022年以降のG20を数えると、ロシアが参加した外相会合7回のうち4回で集合写真がなかったか見送りが報じられ、首脳会議では2024年・2025年に撮影されています。
  • 今回の参加メンバーは外務省の一覧で18か国+EU・AU。南アフリカが招かれず、ポーランドが招待国として加わりました。ウクライナも招かれていません。
  • 外相会合は31日(現地)まで。共同声明は見込まれず、議長声明(議長総括)にとどまるとの報道です。首脳会議は12月14〜15日にマイアミで開かれます。
約3分の1写真に反対した参加国(ガーディアン・ABC)
4/7回2022年以降の外相会合で集合写真なし・見送り(自前集計)
18か国今回のG20メンバーの参加国(+EU・AU、外務省)
12/14〜15G20首脳会議(マイアミ、米国務省)
目次

G20の集合写真はなぜ中止になった?10月30日に何があったか

米国務省の発表によると、G20外相会合はルビオ国務長官が議長となり、10月30〜31日にアトランタで開かれています。BBCは、2人の当局者の話として、30日(金)に予定されていた「ファミリーフォト」が中止になったと伝えました。ファミリーフォトは、会合に出席した全ての国・機関の代表が並んで撮る記念写真で、国際会議の幕開けの恒例行事です。

ガーディアンによると、会合に参加した国の約3分の1が、ロシアの代表と並んで写ることはしないと伝えていました。欧州連合(EU)の加盟国はロシアとの写真をボイコットすると明言し、英国とオーストラリアも、撮影をボイコットするか退席する考えを示していたといいます。オーストラリアのABCは、カナダも反対した国に含めています。CNNは、西側の当局者2人の話として「出席者の3分の1を超える代表が、写真から退席すると伝えていた」と報じました。

米国は「写真が妨げになるのを避けた」と説明

BBCとCNNによると、米当局者は「一部の代表団が合同写真に参加する気がないことがはっきりした」ため中止したと説明しました。そのうえで、儀礼的な写真撮影が外交上の妨げになるのを避け、実質的な議論に集中するために写真を見送ったとしています。

CNNは3人の関係者の話として、米国が「ラブロフ外相が入った写真」と「入らない写真」の2枚を撮る案も検討したものの、最終的にルビオ長官が写真そのものを取りやめたと伝えています。

中止を決めた日は報道で食い違いがあります

CBSニュースは米当局者2人の話として「29日(木)に取りやめた」と報じ、ABC(豪)は国務省が「30日(金)に公式日程から外した」と伝えています。いずれにしても、写真は30日に予定されていたもので、撮影は行われていません。10月31日時点で、米国務省の公式発表で中止の経緯を説明したものは確認できませんでした。

欧州・英国・オーストラリアは何に反発したのか

反発した国々の言い分は、ロシアによるウクライナ侵攻が続くなかで、ロシアの代表と並んで写ることは侵攻を「普通のこと」として扱うことになる、という点で共通しています。

ドイツ:「ロシアとの間に正常な状態はない」

ガーディアンによると、ドイツのワーデフール外相は30日の会合の前に、欧州のパートナーとラブロフ氏が一緒に写る集合写真は「いかなる場合もない」と述べ、その理由を「ロシアとの間に正常な状態はないからだ」と説明しました。一方でCNNによると、ワーデフール外相は30日朝、米国と欧州は「同じ方針に立っている」(reading from the same paper)と述べ、両者の溝を小さく見せようともしています。

英国:「侵略者が誰かは皆知っている」

英国のミリバンド外相は、ロシアとは「何年もの間、そうした形では関わっていない」と述べました(ガーディアン)。BBCによると、会合ではラブロフ外相に向かって「この戦争の侵略者が誰か、私たちは皆知っている」と直接語りかけています。英政府当局者はBBCに、ウクライナ侵攻以降、ロシアの閣僚と直接の二国間のやりとりをしない方針を続けており、それを変えるつもりはないと話しました。

オーストラリア:米国の判断を「支持」

ウォン外相の報道官は、議長国・米国が写真を取りやめた判断を支持すると表明しました。オーストラリアは「ロシアによる残虐で違法なウクライナ侵攻を正常なものとして扱わない」と一貫して表明してきた、としています(ガーディアン・ABC)。

ロシア:「誰が隣に立つかが一番大事なら…」

CNNによると、ラブロフ外相は30日の記者会見で「集合写真外交」をめぐる騒ぎを一蹴し、「彼らにとって一番大事なのが、集合写真でどう見えるか、誰が隣に立つかだというなら、それがすべてを物語っている」と述べました。また、ルビオ長官と会合の場で短く会い、「かなり良い会話ができた」とも話しています。

米国とロシアの距離が近づいていることが背景に

BBCは、ここ数週間で米ロ関係が部分的に雪解けしているとして、トランプ大統領が一部の制裁を免除し、ロシア産ディーゼル燃料を米国に輸入する合意をしたことを挙げています。欧州とウクライナはこの合意を強く批判しています。ロシアをG20に招いた米国と、写真を拒んだ欧州・英国・オーストラリアなどとの温度差が、今回の写真中止の背景にあるとみられます。

2017年にドイツ・ボンで開かれたG20外相会合の集合写真。各国の外相が2列に並んでいる
2017年2月、ドイツ・ボンで開かれたG20外相会合の集合写真。当時はロシアのラブロフ外相も各国外相と並んで撮影されていた/写真: 在ドイツ米国大使館(パブリックドメイン)

G20の集合写真が見送られた過去の例:2022年以降の11会合

ロシアが2022年2月にウクライナへの全面侵攻を始めて以降、G20の会合では、ロシア代表との集合写真がたびたび問題になってきました。外務省が公表している会合の概要と、当時の報道で確認できた範囲を、首脳会議と外相会合に分けて一覧にしました。外務省の参加国一覧では、11会合すべてにロシアが参加しています。

時期 会合 開催地 日本の出席 集合写真 成果文書 補足
2022年7月 外相会合 インドネシア・バリ 林外相 見送りと報道 外務省の概要に記載なし 共同通信(Novaya Gazeta Europe経由)
2022年11月 首脳会議 インドネシア・バリ 岸田首相 「中止」と事前報道 バリ首脳宣言 共同通信(同上)。ロシアはラブロフ外相が代理出席
2023年3月 外相会合 インド・ニューデリー 山田副大臣 確認できず 議長総括・成果文書 ―
2023年9月 首脳会議 インド・ニューデリー 岸田首相 確認できず ニューデリー首脳宣言 ―
2024年2月 外相会合 ブラジル・リオデジャネイロ 上川外相 なし 外務省の概要に記載なし 南アの高官が「昨年ブラジルでも撮らなかった」と説明
2024年9月 外相会合 米国・ニューヨーク(国連本部) ― 確認できず 成果文書「グローバル・ガバナンス改革への行動要請」 全国連加盟国に開かれた形
2024年11月 首脳会議 ブラジル・リオデジャネイロ 石破首相 あり リオデジャネイロ首脳宣言 外務省が「各国首脳との集合写真」を掲載
2025年2月 外相会合 南アフリカ・ヨハネスブルグ 岩屋外相 なし 外務省の概要に記載なし 南アは「時間切れ」と説明、欧州が避けたとの報道も
2025年9月 外相会合 米国・ニューヨーク(国連本部) ― 確認できず 外務省の概要に記載なし 全国連加盟国に開かれた形
2025年11月 首脳会議 南アフリカ・ヨハネスブルグ 高市首相 あり 首脳宣言(米国は不参加) 欧州委員会の公式写真が公開
2026年10月 外相会合 米国・アトランタ 茂木外相 中止 共同声明は見込まれず、議長声明の予定と報道 米当局者「一部の代表団が参加に消極的」

集合写真の有無は報道・公式写真で確認できた範囲。「確認できず」は、撮影したともしなかったとも確認できなかったもの。成果文書は外務省の概要(2022〜2025年)と、今回については報道による。「―」は外務省の概要に日本の出席者の記載がないもの。

数えてみると、2022年以降の外相会合7回のうち、集合写真がなかった、または見送りが報じられたのは4回(今回を含む)で、残る3回は確認できませんでした。一方、首脳会議は2024年のリオデジャネイロと2025年のヨハネスブルグで集合写真が撮られています。外相会合のほうが、写真の扱いがより政治的な問題になりやすいことがうかがえます。

「時間切れ」とされた2025年のヨハネスブルグ

2025年2月に南アフリカで開かれた外相会合では、集合写真が撮られませんでした。南アフリカ外務省の高官は「準備はしたが、時間がなくなった」と説明し、ロシアのラブロフ外相と並びたくなかったからではないとしました。この高官は、前年のブラジルでの外相会合でも写真は撮らなかったと述べています(メール・アンド・ガーディアン、アナドル通信)。一方で、EU加盟国がラブロフ外相と距離を置くため意図的に撮影を避けたとする関係者の話も報じられています。

2022年のバリでは「G20史上初」との報道も

2022年11月のバリ首脳会議を前に、共同通信はインドネシア政府筋の話として、集合写真が中止になったと伝えました。同年7月のバリ外相会合でも、同じ判断があったとしています。ロシアのタス通信は、首脳会議での中止を「G20の歴史で初めて」と伝えました(いずれもNovaya Gazeta Europeの引用による)。首脳会議には、プーチン大統領の代わりにラブロフ外相が出席しました。

今回の違い:議長国が「撮らない」と明言

過去の例では、議長国が「時間切れ」などと説明し、写真を拒む国があったかどうかは関係者の話として伝わるのが中心でした。今回は、議長国の米国の当局者自身が「一部の代表団が参加に消極的だった」と理由を説明しており、拒否の動きが公になった点が目立ちます。

今回のG20の顔ぶれ:南アフリカとウクライナは招かれず

外務省の「G20に関する基礎的Q&A」によると、G20はG7の7か国とEUに、ロシアや中国、インド、南アフリカなど12か国とアフリカ連合(AU)を加えた枠組みです。国の数は19か国になります。ところが、今回のアトランタの外相会合について外務省が公表した参加国の一覧には、18か国しかありません。

数え方 国 国以外 招待国
G20メンバーの国(外務省の基礎的Q&A) 19か国 EU・AU ―
今回の外相会合の参加国(外務省の一覧) 18か国 EU・AU ポーランド
2026年の米国議長下の参加国(G20公式サイト) 19か国 EU・AU 12か国

外務省の発表(10月27日・30日)とG20公式サイト(g20.org、10月31日に確認)の一覧を突き合わせて集計。G20公式サイトの一覧は、2026年の米国議長年全体の参加国。

違いは南アフリカです。外務省が10月27日に出した茂木外相の出張の発表では、G20メンバーに南アフリカが入っていますが、30日の会合の概要の参加国一覧からは外れています。G20公式サイトでも、ポーランドが「国の参加者」に入り、南アフリカの名前はありません。ガーディアンによると、南アフリカはG20の創設メンバーで、グループ唯一のアフリカの国ですが、トランプ政権と対立して招待されていません。南アフリカ側は「不参加は自らの意思ではない」と主張しています。

一方、ポーランドは今回、招待国として初めてG20の会合に参加しました。ガーディアンによると、ポーランドは米国の支援を受けて正式メンバー入りを目指していますが、ロシアがこれに反対しています。ウクライナは、近年は同様の会合に招かれてきましたが、今回は招かれていません(BBC)。米当局者は、正式なメンバーだけを招くという意図的な判断だと説明しています(ガーディアン)。

このほか、中国は王毅外相ではなく馬朝旭・筆頭外務次官が出席しました(アルジャジーラが国務省の代表団リストとして報道)。ロシア外務省は、代表団のビザ取得に問題があり、直前に解決したと不満を述べています(CBS)。

2026年の米国議長下のG20、ほかの閣僚会合はまとまった?

G20の議長国の任期は12月から翌年11月までの1年間です(外務省)。2026年は米国が議長国で、トランプ政権は「G20を経済という本来の役割に戻す」と掲げています(米国務省)。G20公式サイトに掲載された各閣僚会合の成果を、米政府の発表で確認しました。

会合 開催地 日程(2026年) 成果文書
財務相・中央銀行総裁会議 ノースカロライナ州アッシュビル 8月31日〜9月1日 議長声明(Chair’s Statement)
イノベーション閣僚会合 ノースカロライナ州チャペルヒル 9月2日まで(2日間) 全会一致の閣僚声明
エネルギー閣僚会合 テキサス州ヒューストン 9月16日閉幕 4つの成果文書で合意
貿易相会合 ウィスコンシン州ミルウォーキー 10月初め(USTRの10月2日付発表) 「食料の武器化」声明で合意+議長声明
外相会合 ジョージア州アトランタ 10月30〜31日 議長声明の見込み(報道)・集合写真は中止

出典:米財務省(9月1日)、ホワイトハウス(9月2日・21日)、USTR(10月2日)、米国務省、報道。日程は各発表の記載による。

経済分野の閣僚会合では、終わった4つのうち3つで、G20全体で合意した文書が出ています。貿易相会合では、議長のグリア通商代表が「G20全体が食料の武器化に関する声明で合意できたことは特に意義深い」と述べる一方、強制労働をなくす取り組みでは合意できず「失望している」とも表明しました(USTR)。

これに対して外相会合は、ウクライナ侵攻やイランをめぐる対立をそのまま持ち込む場になっています。ポーランドのシコルスキ外相は「戦争が続き、その当事者がテーブルを囲んでいるので、共通の路線で合意するのはとても難しい」と話しました(CNN・ガーディアン)。米国は共同声明の代わりに、自ら起草した議長総括を出す見込みだと、AFP通信が外交筋の話として伝えています(アルジャジーラ)。

米国務省によると、首脳会議はトランプ大統領の主催で12月14〜15日、フロリダ州マイアミのトランプ・ナショナル・ドラルで開かれます。アトランタの外相会合は、首脳会議前の最後の閣僚会合です(アルジャジーラ)。

日本の対応は?茂木外相が出席

外務省によると、茂木敏充外相は10月29日から11月1日の日程でアトランタを訪れ、G20外相会合に出席しています。会合では、中東・ウクライナ・インド太平洋といった地域情勢や、エネルギー安全保障、サプライチェーン(供給網)の強靱化が議題になっています。

セッション1「地政学的課題」

現地時間30日午前10時40分(日本時間30日午後11時40分)から約2時間。茂木外相はウクライナについて、公正で永続的な平和に向けて支援を続け、厳しい冬を前に大型発電機の供与などエネルギー分野でも支えていくと述べました。中東では、ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡の自由で安全な航行の回復が重要だと訴えています。

セッション2「エネルギーと経済成長」

現地時間30日午後2時5分(日本時間31日午前3時5分)から約1時間30分。茂木外相は、世界のエネルギー安全保障には、自由で透明なエネルギー貿易、石油備蓄の強化に向けた国際協調、生産国と消費国の連携強化の3つが鍵だと述べました。

集合写真についての日本の立場は不明

10月31日時点の外務省の発表には、集合写真の中止についての記載はありません。報道で写真に反対した国として名前が挙がっているのは、EU加盟国、英国、オーストラリア、カナダなどで、日本が反対したかどうかを伝えた報道は確認できませんでした。日本の考えが明らかになれば追記します。

G20外相会合と首脳会議はこれからどうなる?

外相会合は現地時間31日(土)まで続きます。ガーディアンによると、ウクライナをめぐる対立や南アフリカを招かなかったことへの異論もあり、閉幕時に共同声明は出ない見通しだと参加者は話しています。それでも、参加者たちは対立を乗り越える努力を続け、12月の首脳会議を成功させることでは一致したといいます。

首脳会議にロシアがどのレベルで参加するのかも焦点です。CBSは、トランプ大統領によるプーチン大統領への招待を受けるかどうかは分かっていないと伝えています。外相会合で集合写真すら撮れなかったことは、12月の首脳会議でも同じ問題が起きる可能性を示しているとみられます。

日本時間で追うときの目安

アトランタは米東部時間(夏時間)で、日本より13時間遅れています。31日(土)の会合は、日本時間では31日の夜から11月1日の朝にあたります。茂木外相は1日に帰国する予定です(外務省)。

G20の集合写真中止についてよくある質問

Q. G20の集合写真はなぜ中止になったの?

A. ロシアのラブロフ外相と並んで写ることに、EU加盟国や英国、オーストラリア、カナダなど参加国の約3分の1が反対したためです(ガーディアン・ABC)。議長の米国は、写真が外交上の妨げになるのを避けるため中止したと説明しています(BBC・CNN)。

Q. 今回のG20外相会合はいつ・どこで開かれている?

A. 2026年10月30〜31日(現地時間)に、米ジョージア州アトランタで開かれています。議長は米国のルビオ国務長官です(米国務省)。日本からは茂木外相が出席しています(外務省)。

Q. G20の集合写真が撮られなかったのは初めて?

A. 初めてではありません。2022年以降の外相会合7回のうち、今回を含め4回で集合写真がなかったか、見送りが報じられています。2025年2月の南アフリカでの外相会合では、議長国が「時間切れ」と説明しました。

Q. なぜ南アフリカは参加していないの?

A. 南アフリカはG20の創設メンバーですが、トランプ政権と対立しており、今回は招待されていません(ガーディアン)。外務省の参加国一覧でも、今回は南アフリカを除く18か国とEU・AUになっています。

Q. G20首脳会議はいつ?

A. 2026年12月14〜15日に、米フロリダ州マイアミのトランプ・ナショナル・ドラルで開かれる予定です(米国務省)。ロシアが誰を送るのかは、10月31日時点で分かっていません。

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出典・参考資料

  • 米国務省「The United States to Host G20 Foreign Ministers’ Meeting in Atlanta, Georgia」(2026年5月18日)、「Secretary Rubio’s Travel to Atlanta to Host the G20 Foreign Ministers’ Meeting」(10月26日)、「Secretary of State Marco Rubio at the G20 Foreign Ministers’ Meeting Welcome Reception」(10月30日)
  • G20公式サイト(米国議長年)「G20 Miami 2026」(参加国・招待国、各閣僚会合の成果文書)
  • 米財務省「G20 Chair’s Statement」(9月1日)、ホワイトハウス「G20 Innovation Ministerial Concludes with Consensus Statement」(9月2日)・「G20 Energy Abundance Ministerial Concludes with Four Consensus Outcomes」(9月21日)、USTR「Chair’s Statement of the G20 Trade Ministerial」(10月2日)
  • 外務省「茂木外務大臣のG20外相会合(米国)出席」(10月27日)、「G20外相会合(セッション1「地政学的課題」)」「G20外相会合(セッション2「エネルギーと経済成長」)」(10月30日)、「G20に関する基礎的Q&A」、「G20(金融世界経済に関する首脳会合)」(2022〜2025年の各会合の概要)
  • BBC「G20 'family photo' cancelled after protests over presence of Russian minister」(2026年10月30日公開・同日更新、GMT)
  • The Guardian「US cancels G20 ‘family photo’ after Australia, UK and others refuse to appear with Russia」(10月31日公開・同日更新、GMT)
  • CNN「G20 photo scrapped amid tensions over Russian foreign minister’s presence」(10月30日)、ABC(豪)「G20 foreign ministers skip ‘family’ photo amid objections over Russia」(10月31日、豪州時間)、Al Jazeera「G20 drops group photo as Europeans refuse to stand with Lavrov」(10月30日)、CBS News「U.S. cancels G20 group photo in Atlanta」(10月30日)
  • 過去の例:Mail & Guardian「SA downplays icing of Russian foreign minister as ‘family photo’ cancelled」・アナドル通信「G20 foreign ministers meeting excludes ‘family photo’」(2025年2月21日)、Novaya Gazeta Europe「Kyodo: G20 joint photoshoot cancelled」(2022年11月14日)、2025年ヨハネスブルグ首脳会議の集合写真(欧州委員会、CC BY 4.0)
  • 写真:Wikimedia Commons。アイキャッチは2019年G20大阪サミットの集合写真(Alan Santos/PR、CC BY 2.0、トリミング・文字入れ)。本文は2017年G20外相会合(在ドイツ米国大使館、パブリックドメイン、リサイズ)
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