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日本シリーズ第2戦もソフトバンク延長勝ち|2連勝の日本一は75.7%
SMBC日本シリーズ2026の第2戦が10月25日、横浜スタジアムで行われ、ソフトバンクが4対3で勝ちました。第1戦(延長11回)に続いて2試合連続の延長戦を制したソフトバンクが2連勝としました。NPB(日本野球機構)が公開している1950年からの全76回の試合結果を集計し、第2戦が終わった時点の勝敗パターンごとに「日本一になれた割合」を確かめました。
この記事の結論
- 第2戦はソフトバンクが4対3で勝利。勝ち投手はD.ヘルナンデス、負け投手は伊勢大夢、セーブは杉山一樹です(NPB公式記録)。DeNAは8回に筒香嘉智選手の3ランで逆転しましたが、9回に代打・山川穂高選手、10回に川村友斗選手がソロ本塁打を打ちました。
- これでソフトバンクの2連勝。第2戦終了時に2連勝していたチームの日本一は37回中28回(75.7%)、敵地で2連勝した場合は15回中11回(73.3%)でした(当サイト集計)。
- ただし2連勝から逆転された9回には、2024年のこのカードが含まれます。ソフトバンクが横浜で2連勝したあと、DeNAが4連勝して日本一になりました。第1・2戦を2試合とも延長で勝ったのは2011年の中日以来で、その中日も逆転されています。
- 第3〜5戦は10月27〜29日、みずほPayPayドーム福岡で行われます。過去に2連勝したチームは、相手の本拠地での第3〜5戦で合計45勝54敗でした。
日本シリーズ2026第2戦の結果は?スコアと勝敗投手
第2戦は10月25日(日)に横浜スタジアムで行われ、18:03に始まり21:39に終わりました(試合時間3時間36分、入場者33,432人)。ソフトバンクが4対3で勝ち、対戦成績はソフトバンクの2勝0敗になりました。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 9 | 0 |
| DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 9 | 2 |
出典:NPB「SMBC日本シリーズ2026 第2戦」試合結果。安=安打、失=失策。先攻がソフトバンク、後攻がDeNAです。
- 勝ち投手:D.ヘルナンデス(1勝0敗)
- 負け投手:伊勢大夢
- セーブ:杉山一樹
- 本塁打:ソフトバンク・正木智也(3回ソロ)、山川穂高(9回ソロ、代打)、川村友斗(10回ソロ)/DeNA・筒香嘉智(8回3ラン)
試合の流れ:8回に筒香の逆転3ラン、9回・10回にソロ2本で再逆転
ソフトバンクの先発モイネロ投手は7回を91球、5安打無失点、8奪三振。DeNAの先発・尾形崇斗投手は4回1/3を75球、5安打2失点(6奪三振)でした(NPBのボックススコア)。
- 2回裏(0-0):DeNAは松尾汐恩選手の安打と井上朋也選手のレフト線二塁打で1死二・三塁、敬遠で2死満塁としましたが、モイネロ投手に抑えられました。
- 3回表(ソ 1-0):1死から正木智也選手がレフトへソロ本塁打。
- 4回表(ソ 2-0):2死から山本祐大選手が安打で出塁し、庄子雄大選手の右中間への適時二塁打で追加点。庄子選手は第1戦に続く適時打です。
- 8回裏(デ 3-2):モイネロ投手に代わった松本裕樹投手から、度会隆輝選手の安打と牧秀悟選手の死球で無死一・二塁。1死後、筒香嘉智選手がレフトへ逆転3ランを打ちました。
- 9回表(3-3):DeNAのS.レイノルズ投手から、1死で代打・山川穂高選手がレフトへ同点ソロ。
- 9回裏:DeNAは三森大貴選手の安打と犠打、牧選手の敬遠で1死一・二塁としましたが、佐野恵太選手がレフトフライ、筒香選手が三振で、サヨナラはなりませんでした。
- 10回表(ソ 4-3):1死から川村友斗選手が伊勢大夢投手からセンターへ勝ち越しソロ。
- 10回裏:杉山一樹投手が2死から成瀬脩人選手に安打を許しましたが、代打・宮﨑敏郎選手をライトフライに打ち取って試合終了。勝ち投手は9回裏を抑えたD.ヘルナンデス投手です。
ソフトバンクの4点のうち3点がソロ本塁打でした。DeNAは第1戦の牧選手のソロに続き、この試合も得点は本塁打だけで、2試合の得点は合計4点です。

2戦目を終えて日本一になれる確率は?勝敗パターン別に76回を集計【独自】
NPBの「日本シリーズ 各年度試合結果」から1950〜2025年の全76回・全試合のスコアを取り出し、第2戦が終わった時点の勝敗と、その年の日本一を照らし合わせました。第1戦か第2戦が引き分けだった1975年・1986年・2018年・2022年の4回は除き、72回で計算しています。
| 第2戦終了時の形 | 回数 | 日本一 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 2連勝したチーム | 37回 | 28回 | 75.7% |
| うち敵地(先攻)で2連勝 | 15回 | 11回 | 73.3% |
| うち本拠地(後攻)で2連勝 | 21回 | 16回 | 76.2% |
| 1勝1敗:第1戦の勝者 | 35回 | 17回 | 48.6% |
| 1勝1敗:第2戦の勝者 | 35回 | 18回 | 51.4% |
| 1勝1敗:敵地で1勝した側 | 35回 | 24回 | 68.6% |
| 第1戦を敵地で勝ち、第2戦を落とした側 | 18回 | 12回 | 66.7% |
| 第1戦を落とし、第2戦を敵地で勝った側 | 17回 | 12回 | 70.6% |
当サイトがNPB「日本シリーズ 各年度試合結果(1950〜2025年)」の全試合から集計。第1・2戦は同じ球場で行われ、第3〜5戦は相手の本拠地に移る形です(1950年だけは第1戦と第2戦の主催が異なるため、敵地・本拠地の内訳から除いています。1950年は2連勝の年です)。
2連勝したチームの日本一は37回中28回(75.7%)で、4回に3回の割合です。一方、1勝1敗の35回は第1戦の勝者17回・第2戦の勝者18回で、どちらが勝ったかだけでは差がほとんどありません。
違いが出るのは「どこで勝ったか」です。1勝1敗のうち、最初の2試合を敵地で戦い1勝したチーム(=第3〜5戦を本拠地で戦うチーム)が日本一になったのは35回中24回(68.6%)でした。敵地の第1戦に勝って第2戦を落とした場合が18回中12回、第1戦を落として第2戦を敵地で勝った場合が17回中12回と、どちらも7割前後です。
1勝1敗のあとの第3〜5戦(敵地で1勝したチームの本拠地)を合計すると、そのチームの63勝41敗でした。3連勝で一気に王手をかけた年も8回あります。中盤の3試合を本拠地で戦えることが、数字に表れていると見られます。ただし回数は35回と多くないため、目安の一つとして見てください。
2連勝したチームは、その後どう戦った?
2連勝した37回のうち、日本一になった28回の決着は4試合(4連勝)が7回、5試合が9回、6試合が8回、7試合が4回でした。4連勝で決めたのは1959年・1960年・1990年・2002年・2005年・2019年・2020年で、2019・2020年はソフトバンクです。
一方で、2連勝したチームが相手の本拠地に移った第3〜5戦では、合計45勝54敗と負け越しています(1950年を除く36回)。第3戦に勝ったのは36回中18回とちょうど半分です。2連勝から逆転された9回は、いずれも第3〜5戦で2敗以上し、流れが変わっていました。2連勝の意味は「4回に3回は日本一」ですが、敵地の3連戦は簡単ではないというのが数字から見える姿です。
ソフトバンク側(南海・ダイエー時代を含む)が第2戦を終えて2連勝していたのは8回で、日本一は6回(1959年・2003年・2015年・2017年・2019年・2020年)。逆転されたのは2000年・2024年(ダイエー時代の2000年と、今回と同じ顔合わせの2024年)です。
今年のソフトバンクに当てはめると
ソフトバンクは敵地・横浜で2連勝したので、過去の15回では11回(73.3%)が日本一になった側に入ります。ただ、逆転された4回のうち2000年(ダイエー)と2024年(ソフトバンク)はソフトバンク側で、2024年は今年とまったく同じ「横浜で2連勝→福岡で3連敗→横浜で敗戦」でした。また、第1・2戦をともに延長で勝ったのは2011年の中日以来2回目で、その中日は3勝4敗で敗れています。過去の数字は目安の一つです。
年代別に見ると
| 年代 | 2連勝側の日本一 | 1勝1敗で敵地1勝側の日本一 | 回数(2連勝/1勝1敗) |
|---|---|---|---|
| 1950年代 | 6回 | 3回 | 7/3 |
| 1960年代 | 3回 | 4回 | 4/6 |
| 1970年代 | 4回 | 3回 | 5/4 |
| 1980年代 | 2回 | 2回 | 4/5 |
| 1990年代 | 5回 | 2回 | 5/5 |
| 2000年代 | 3回 | 6回 | 4/6 |
| 2010年代 | 4回 | 2回 | 6/3 |
| 2020年代(〜2025年) | 1回 | 2回 | 2/3 |
当サイト集計。第1戦か第2戦が引き分けの年は除いています。
2020年代は、2連勝した2020年のソフトバンクが日本一になった一方、2024年はソフトバンクが2連勝したあとDeNAが4連勝しました。1勝1敗だった3回は、2021年のヤクルトと2023年の阪神が「敵地で1勝した側」として日本一になり、2025年は本拠地で第2戦を取り返したソフトバンクが日本一になりました。
第1戦の記事との違い
第1戦の記事では「第1戦の勝ち方」(敵地・本拠地、点差、延長)で集計しました。この記事では第2戦まで終えた時点の形に絞っています。
2連勝から逆転された年は?9回の一覧
| 年 | 2連勝したチーム | 日本一(シリーズの勝敗) |
|---|---|---|
| 1958年 | 読売 | 西鉄(4勝3敗) |
| 1962年 | 阪神 | 東映(4勝2敗1分) |
| 1979年 | 近鉄 | 広島東洋(4勝3敗) |
| 1980年 | 近鉄 | 広島東洋(4勝3敗) |
| 1989年 | 近鉄 | 読売(4勝3敗) |
| 2000年 | 福岡ダイエー | 読売(4勝2敗) |
| 2011年 | 中日 | 福岡ソフトバンク(4勝3敗) |
| 2016年 | 広島東洋 | 北海道日本ハム(4勝2敗) |
| 2024年 | 福岡ソフトバンク | 横浜DeNA(4勝2敗) |
当サイトがNPB「日本シリーズ 各年度試合結果」から集計。チーム名は当時の名称です。色付きの行はソフトバンク側(ダイエー時代を含む)が2連勝した年です。
9回のうち6回は第7戦までもつれました。2000年・2016年・2024年は、2連勝したチームがそのあと4連敗しています。2024年は横浜でソフトバンクが2連勝(5対3、6対3)したあと、DeNAが福岡で3連勝し、横浜に戻った第6戦で日本一を決めました。今年は、その2024年と同じ球場・同じ順番で第3戦を迎えます。
第3戦はいつ?日本シリーズ2026の残り日程と中継
4勝先取の7回戦制で、第7戦までは延長12回で打ち切ります。第3〜5戦はソフトバンクの本拠地、みずほPayPayドーム福岡で行われ、パ・リーグ代表の本拠地なので指名打者(DH)制を使います(NPB開催要項)。
| 試合 | 日時・球場 | テレビ/ネット |
|---|---|---|
| 第3戦 | 10月27日(火)18:00 みずほPayPayドーム福岡 |
TBS/NHK-BS/U-NEXT/TVer |
| 第4戦 | 10月28日(水)18:00 みずほPayPayドーム福岡 |
日本テレビ/Hulu/TVer |
| 第5戦 | 10月29日(木)18:00 みずほPayPayドーム福岡 |
テレビ朝日/ABEMA/TVer |
| 第6戦 | 10月31日(土)18:30 横浜スタジアム |
TBS/U-NEXT/TVer |
| 第7戦 | 11月1日(日)18:00 横浜スタジアム |
TBS/U-NEXT/TVer |
出典:NPB「SMBC日本シリーズ2026 開催要項」。第5戦以降はどちらかが4勝した時点で行われません。
過去2回の対戦(2017年・2024年)
| 年 | 結果 | 第2戦までの流れ |
|---|---|---|
| 2017年 | ソフトバンクが4勝2敗 | 福岡でソフトバンクが2連勝。第3戦も勝って3連勝し、DeNAの2連勝のあと第6戦で決着 |
| 2024年 | DeNAが4勝2敗 | 横浜でソフトバンクが2連勝。DeNAが福岡で3連勝し、横浜に戻った第6戦で日本一 |
出典:NPB「日本シリーズ 各年度試合結果」(2024年ほか)。
第3戦の予告先発は、この記事の時点(10月25日22時ごろ)ではNPB公式サイトにまだ掲載されていません。全試合で予告先発制を採用しているため、発表されしだい確認できます。
日本シリーズ2026第2戦のよくある質問
Q. 日本シリーズ2026第2戦の結果は?
A. ソフトバンクが4対3で勝ちました。勝ち投手はD.ヘルナンデス、負け投手は伊勢大夢、セーブは杉山一樹です。対戦成績はソフトバンクの2勝0敗です(NPB公式記録)。
Q. 第2戦を終えて1勝1敗のとき、日本一になりやすいのはどちら?
A. 1950〜2025年の35回では、第1戦の勝者が17回、第2戦の勝者が18回とほぼ半々です。会場で分けると、最初の2試合で敵地で1勝したチームが24回(68.6%)日本一になっています(当サイト集計)。
Q. 2連勝したチームが日本一になる確率は?
A. 37回中28回(75.7%)です。2024年のソフトバンクのように、2連勝から逆転された年も9回あります。
Q. 第3戦はいつ・どこで?
A. 10月27日(火)18時から、みずほPayPayドーム福岡で行われます。テレビはTBSとNHK-BS、ネットはU-NEXTとTVerです。第4戦は28日(日本テレビ/Hulu・TVer)、第5戦は29日(テレビ朝日/ABEMA・TVer)です(NPB開催要項)。
Q. 福岡の試合ではDH制を使う?
A. 使います。日本シリーズでは、パ・リーグ代表の本拠地の試合で指名打者制を採用します。横浜スタジアムの第1・2戦は投手も打席に立ちました。
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出典・参考資料
- NPB:SMBC日本シリーズ2026、開催要項、第1戦 試合結果、第2戦 試合結果、第2戦 ボックススコア
- NPB:日本シリーズ 各年度試合結果(1950〜2025年の各年度ページ)
第2戦終了時の勝敗パターン別の日本一の割合などは、NPBの公開データをもとに当サイトが集計・計算したものです。内容は2026年10月25日時点の情報です。アイキャッチの写真:Ximonic(Simo Räsänen)(横浜ランドマークタワーから見た横浜スタジアム、2024年)、本文の写真:Suicasmo(いずれもWikimedia Commons、CC BY-SA 4.0)。アイキャッチはトリミング・明るさ調整し文字を加えています。


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