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ゴジラ映画全作一覧|『-0.0』公開前に歴代の動員と興行収入を比較
映画『ゴジラ-0.0』が2026年11月3日に公開されます。第1作の公開日と同じ「ゴジラの日」です。公開を前に、日本製作の実写ゴジラ30作の観客動員と収入を一覧にし、時代別の平均と、その年の映画人口に占める割合を当サイトで計算しました。作品の評価やネタバレは扱いません。
この記事の要点
- 動員の最多は1962年『キングコング対ゴジラ』の1,255万人(再上映を含む公表値。封切時は1,120万人)。最少は1975年『メカゴジラの逆襲』の97万人です。
- 映連の数字で興行収入が最も高いのは2016年『シン・ゴジラ』の82.5億円、次が『ゴジラ-1.0』の76.5億円です。
- その年の全国入場者数に占める割合で見ると、1位は『ゴジラvsデストロイア』の約3.35%。『キングコング対ゴジラ』は約1.69%で、順位が大きく変わります。
- 『ゴジラ-0.0』は日本で11月3日、北米で11月6日に公開。前作の日米の間隔は28日で、今回は3日です。
ゴジラ映画シリーズ全作一覧(日本製作の実写30作と最新作)
東宝の『ゴジラxコング 新たなる帝国』公式サイトは『ゴジラ-1.0』を「日本で製作されたゴジラ映画の記念すべき30作品目」と説明しています。したがって『ゴジラ-0.0』は、数え方を合わせると31作目にあたります。下の表はこの30作と最新作をまとめたものです。アニメ版とハリウッド版は後半で別に扱います。
スマホでは表を横にスクロールすると、動員と収入の列が見られます。
| No. | 作品 | 公開日 | 監督 | 動員 | 収入 |
|---|---|---|---|---|---|
| 昭和シリーズ(1954〜1975年)15作 | |||||
| 1 | ゴジラ | 1954年11月3日 | 本多猪四郎 | 961 | — |
| 2 | ゴジラの逆襲 | 1955年4月24日 | 小田基義 | 834 | — |
| 3 | キングコング対ゴジラ | 1962年8月11日 | 本多猪四郎 | 1,255 (封切時1,120) |
— |
| 4 | モスラ対ゴジラ | 1964年4月29日 | 本多猪四郎 | 720 (封切時351) |
— |
| 5 | 三大怪獣 地球最大の決戦 | 1964年12月20日 | 本多猪四郎 | 541 (封切時432) |
— |
| 6 | 怪獣大戦争 | 1965年12月19日 | 本多猪四郎 | 513 (封切時378) |
— |
| 7 | 南海の大決闘 | 1966年12月17日 | 福田純 | 421 (封切時345) |
— |
| 8 | 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 | 1967年12月16日 | 福田純 | 309 (封切時248) |
— |
| 9 | 怪獣総進撃 | 1968年8月1日 | 本多猪四郎 | 258 | — |
| 10 | オール怪獣大進撃 | 1969年12月20日 | 本多猪四郎 | 148 | — |
| 11 | ゴジラ対ヘドラ | 1971年7月24日 | 坂野義光 | 174 | — |
| 12 | ゴジラ対ガイガン | 1972年3月12日 | 福田純 | 178 | — |
| 13 | ゴジラ対メガロ | 1973年3月17日 | 福田純 | 98 | — |
| 14 | ゴジラ対メカゴジラ | 1974年3月21日 | 福田純 | 133 | — |
| 15 | メカゴジラの逆襲 | 1975年3月15日 | 本多猪四郎 | 97 | — |
| 平成VSシリーズ(1984〜1995年)7作 | |||||
| 16 | ゴジラ(1984年版) | 1984年12月15日 | 橋本幸治 | 320 | 配収 17.0億円 |
| 17 | ゴジラvsビオランテ | 1989年12月16日 | 大森一樹 | 200 | 配収 10.4億円 |
| 18 | ゴジラvsキングギドラ | 1991年12月14日 | 大森一樹 | 270 | 配収 14.5億円 |
| 19 | ゴジラvsモスラ | 1992年12月12日 | 大河原孝夫 | 420 | 配収 22.2億円 |
| 20 | ゴジラvsメカゴジラ | 1993年12月11日 | 大河原孝夫 | 380 | 配収 18.7億円 |
| 21 | ゴジラvsスペースゴジラ | 1994年12月10日 | 山下賢章 | 340 | 配収 16.5億円 |
| 22 | ゴジラvsデストロイア | 1995年12月9日 | 大河原孝夫 | 400 | 配収 20.0億円 |
| ミレニアムシリーズ(1999〜2004年)6作 | |||||
| 23 | ゴジラ2000 ミレニアム | 1999年12月11日 | 大河原孝夫 | 200 | 興収 16.5億円 |
| 24 | ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 | 2000年12月16日 | 手塚昌明 | 135 | 興収 12.0億円 |
| 25 | 大怪獣総攻撃 | 2001年12月15日 | 金子修介 | 240 | 興収 27.1億円 |
| 26 | ゴジラ×メカゴジラ | 2002年12月14日 | 手塚昌明 | 170 | 興収 19.1億円 |
| 27 | 東京SOS | 2003年12月13日 | 手塚昌明 | 110 | 興収 13.0億円 |
| 28 | ゴジラ FINAL WARS | 2004年12月4日 | 北村龍平 | 100 | 興収 12.6億円 |
| 2016年以降 | |||||
| 29 | シン・ゴジラ | 2016年7月29日 | 庵野秀明(総監督)・樋口真嗣 | 551以上 (2016年11月16日時点) |
興収 82.5億円 |
| 30 | ゴジラ-1.0 | 2023年11月3日 | 山崎貴 | 489以上 (2024年4月14日時点) |
興収 76.5億円 |
| 31 | ゴジラ-0.0 | 2026年11月3日 | 山崎貴 | 公開前 | 公開前 |
監督は本編監督を記載。動員は『平成ゴジラ大全』などの書籍を出典とするWikipedia日本語版の各作品ページの値で、東宝がまとめて公表した一覧ではありません。資料により差があり、第1作は843万人、『ゴジラの逆襲』は841万人、『FINAL WARS』は104万人とする記述もあります。平成VS以降の多くは10万人単位の概数です。収入の「—」は、映連の作品別データで確認できなかった作品です。
動員の「公表値」は再上映を含みます
1960年代の作品の公表値には、後年の再上映分が足されています。『モスラ対ゴジラ』は公表値720万人に対して封切時は351万人と、2倍以上の差があります。表の28作(『FINAL WARS』まで)の公表値を足すと9,925万人で、『シン・ゴジラ』の公開4日間の71万人を加えると9,996万人です。2016年8月に報じられた累計1億人突破とほぼ一致するため、公式の累計も再上映込みの数字と見られます。
昭和・平成・ミレニアム・シン・-1.0の時代別平均
30作を時代で分け、1作あたりの平均を計算しました。収入の単位が途中で変わるため、同じ列でも単純には比べられません。
| 時代 | 作品数 | 平均動員(公表値) | 平均動員(封切時優先) | 平均収入(映連) |
|---|---|---|---|---|
| 昭和シリーズ | 15作 | 443万人 | 384万人 | — |
| 平成VSシリーズ | 7作 | 333万人 | 同左 | 配収 17.0億円 |
| ミレニアムシリーズ | 6作 | 159万人 | 同左 | 興収 16.7億円 |
| シン・ゴジラ | 1作 | 551万人以上 | 同左 | 興収 82.5億円 |
| ゴジラ-1.0 | 1作 | 489万人以上 | 同左 | 興収 76.5億円 |
昭和の平均が高いのは、公開当初の動員が大きかった1960年代前半までの作品が引っ張っているためです。1969〜1975年の6作はいずれも200万人に届いていません。ミレニアムシリーズは平均159万人で、2001〜2003年の3作は『とっとこハム太郎』との同時上映でした。映連の数字もこの同時上映を含む番組全体のものです。
平成VSの7作の合計は資料と一致しました
平成VSの動員合計は2,330万人、配給収入の合計は119.3億円で、Wikipedia「ゴジラシリーズ」に載る「2,330万人、総配給収入119億3,000万円」と一致します。配給収入は映連の年別資料から1作ずつ転記した値です。
配給収入を興行収入に換算すると平成VSは平均約40億円
配給収入は、興行収入のうち配給会社に入る分です。映連は1999年まで作品別の順位を配給収入で、2000年からは興行収入で発表しています。そこで、映連の過去データ一覧表から各年の「配給収入÷興行収入」を求め、平成VSの配給収入を興行収入の目安に直しました。
| 作品 | 配給収入 | 基準年 | その年の配収÷興収 | 興収換算の目安 |
|---|---|---|---|---|
| ゴジラ(1984年版) | 17.0億円 | 1985年 | 40.0% | 約43億円 |
| ゴジラvsビオランテ | 10.4億円 | 1990年 | 41.3% | 約25億円 |
| ゴジラvsキングギドラ | 14.5億円 | 1992年 | 41.0% | 約35億円 |
| ゴジラvsモスラ | 22.2億円 | 1993年 | 43.9% | 約51億円 |
| ゴジラvsメカゴジラ | 18.7億円 | 1994年 | 41.8% | 約45億円 |
| ゴジラvsスペースゴジラ | 16.5億円 | 1995年 | 43.4% | 約38億円 |
| ゴジラvsデストロイア | 20.0億円 | 1996年 | 42.5% | 約47億円 |
基準年は映連の掲載年に合わせ、12月公開作は翌年としました。比率は業界全体の値で、作品ごとの実際の比率ではありません。あくまで目安です。
7作の平均は約40億円です。ミレニアムシリーズの平均16.7億円を大きく上回る一方、『シン・ゴジラ』と『ゴジラ-1.0』の平均79.5億円の半分ほどにとどまります。チケット代も違うため、金額だけで人気を比べることはできません。
映画人口に占める割合はvsデストロイアが最高
全国の映画館の入場者数は、1962年の約6.6億人に対し、2023年は約1.6億人です。動員の万人数だけでは時代の差が反映されません。そこで、映連の年間入場者数で割った割合を計算しました。すると上位5作はすべて1990年代以降の作品になります。
| 順位 | 作品 | 動員 | 基準年の入場者数 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ゴジラvsデストロイア | 400万人 | 11,957万人 | 3.35% |
| 2位 | ゴジラvsモスラ | 420万人 | 13,072万人 | 3.21% |
| 3位 | ゴジラ-1.0 | 489万人以上 | 15,553万人 | 3.14% |
| 4位 | ゴジラvsメカゴジラ | 380万人 | 12,299万人 | 3.09% |
| 5位 | シン・ゴジラ | 551万人以上 | 18,018万人 | 3.06% |
| 参考 | キングコング対ゴジラ | 1,120万人 | 66,227万人 | 1.69% |
封切時の値がある作品はそちらを使用。入場者数の統計が1955年からのため、1954年の第1作は対象外です。12月公開作は翌年、それ以外は公開年を基準としました。上映が年をまたぐ作品もあり、平成VS以降の動員は概数なので、小数点以下の差は誤差の範囲です。『シン・ゴジラ』と『ゴジラ-1.0』は途中時点の下限値のため、最終値では順位が入れ替わる可能性があります。
1990年代は映画館全体の入場者が少ない時期で、正月映画の平成VSは数%を占めていました。動員では歴代最多の『キングコング対ゴジラ』も、映画人口が今の4倍以上あった時代の数字なので、割合では2%に届きません。
ゴジラ-1.0の国内・北米の興行収入とアカデミー賞
前作『ゴジラ-1.0』は国内で76.5億円(映連)を記録し、公式サイトによると第96回アカデミー賞で日本映画として初めて視覚効果賞を受賞しました。北米では2023年12月1日に公開され、Box Office Mojoのドル建てでは北米の数字が日本を上回っています。
| 区分 | 数字 | 出典 |
|---|---|---|
| 日本 | 76.5億円 | 映連 2024年資料 |
| 日本(ドル建て) | $48,207,737 | Box Office Mojo |
| 北米 | $57,144,669 | Box Office Mojo、The Numbers |
| 北米の公開初週末 | $11,419,975(2,308館) | Box Office Mojo、The Numbers |
| 世界 | $113,932,284 | Box Office Mojo |
| 世界 | $105,215,071 | The Numbers |
| 世界 | 1億1,600万ドル超 | Godzilla Official |
Box Office Mojoの値で比べると、北米は日本の約1.19倍です。ただし日本の数字の換算レートは同サイトの基準によるもので、世界の合計も資料ごとに最大1,000万ドル以上の差があります。
ゴジラ-0.0の公開日・上映時間・キャスト
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本公開 | 2026年11月3日(火・祝) |
| 北米公開 | 2026年11月6日(GKIDS配給) |
| 上映時間 | 2時間15分(前作は2時間5分) |
| 監督・脚本・VFX | 山崎貴 |
| 音楽 | 佐藤直紀 |
| 出演 | 神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、國村隼、田中美央、安藤サクラ、長澤まさみ、田中泯、吉岡秀隆 |
| 米国のレーティング | R指定(シリーズ初と報道) |
2時間15分という上映時間は、各作品の資料で確認した限り、日本製作の実写ゴジラで最長です。これまでは『FINAL WARS』と『ゴジラ-1.0』の125分が最長でした(資料により多少の差があります)。上映時間はシネマトゥデイによると、ニューヨーク映画祭の公式サイトに掲載された数字です。
MOVIE WALKER PRESSは、日米同時期の公開は日本製作のゴジラシリーズで初めてと伝えています。北米配給のGKIDSは2024年に東宝が買収した会社で、Godzilla Officialも、日本製作のゴジラとしては珍しいほぼ同時の公開だと説明しています。米国のR指定は、電ファミニコゲーマーによると米国の審査機関CARAの発表で、17歳未満は保護者や成人の同伴が必要です。
日本の上映形式と公開スケジュール
日本の主な日程は次のとおりです。IMAXと、その他のプレミアムフォーマットで開始日が異なります。
- 11月3日0時IMAXの最速上映公開初日の午前0時から全国31館のIMAX劇場で上映(MOVIE WALKER PRESS)。
- 11月3日日本公開通常版とIMAXで公開が始まります。
- 11月6日北米公開日本から3日後。前作は日本公開から28日後でした。
- 11月13日Dolby Cinema・4DX・MX4Dこの日から上映が追加されます(MOVIE WALKER PRESS)。
FILMED FOR IMAXとは
企画の初期段階からIMAX向けに作る制作プログラムです。公式サイトは、本作が日本映画として初めてこの形で制作されたと説明しています。映像は劇場の設備に応じて1.90:1または1.43:1の画面比率になるため、同じIMAXでも映る範囲が劇場で変わる場合があります。上映回は各劇場の案内で確認してください。
ハリウッド版とアニメ版の映連データ
日本製作の実写以外のゴジラ映画についても、映連の資料で確認できた日本国内の数字を載せます。東宝が国内配給した作品です。
| 作品 | 公開 | 収入 |
|---|---|---|
| GODZILLA | 1998年 | 配収 30.0億円 |
| GODZILLA ゴジラ | 2014年 | 興収 32.0億円 |
| ゴジラ キング・オブ・モンスターズ | 2019年 | 興収 28.4億円 |
| ゴジラvsコング | 2021年 | 興収 19.0億円 |
| ゴジラxコング 新たなる帝国 | 2024年 | 興収 17.4億円 |
アニメ映画の『GODZILLA』三部作(2017〜2018年)は、映連の2017〜2019年の興収10億円以上リストに名前がありません。同じ興収ベースでは『シン・ゴジラ』と『ゴジラ-1.0』が、ハリウッド版の最高値32.0億円の2倍以上です。
ゴジラ映画シリーズのよくある質問
Q. 『ゴジラ-0.0』はいつ公開されますか?
A. 日本は2026年11月3日(火・祝)、北米は11月6日です。IMAXでは公開初日の午前0時から全国31館で最速上映が予定されています。
Q. 上映時間は何分ですか?
A. 2時間15分(135分)と報じられています。前作『ゴジラ-1.0』は2時間5分でした。
Q. ゴジラ映画で一番ヒットした作品はどれですか?
A. 基準によって違います。公表された動員は1962年『キングコング対ゴジラ』の1,255万人、映連の興行収入は2016年『シン・ゴジラ』の82.5億円が最多です。全国の入場者数に占める割合では『ゴジラvsデストロイア』が最も高いと当サイトは計算しました。
Q. ゴジラ映画は全部で何作ありますか?
A. 日本製作の実写は『ゴジラ-1.0』までで30作、『ゴジラ-0.0』は31作目にあたります。このほかにアニメ映画3作とハリウッド版があります。
Q. 昭和の作品の興行収入はなぜ空欄なのですか?
A. 映連のサイトで作品別の数字を確認できるのは1980年分以降のためです。1984年版より前の作品は、書籍などに配給収入の記述があるものの、出どころを確認できなかったため載せていません。
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出典・参考資料
- 日本映画製作者連盟:日本映画産業統計、過去データ一覧表、1985年の配給収入上位作品(1990・1992〜1996・1998年も同形式)、2016年興収10億円以上番組、2023年、2024年(2000〜2005・2014・2019・2021年も参照)
- 東宝:映画『ゴジラ-0.0』公式サイト、FILMED FOR IMAX、『ゴジラxコング 新たなる帝国』公式サイト/Godzilla Official(2026年1月9日)
- Box Office Mojo:Godzilla Minus One/The Numbers:Godzilla Minus One
- 報道:シネマトゥデイ(2026年8月6日)、MOVIE WALKER PRESS(公開日)、同(2026年9月24日)、同(2026年10月6日)、同(2024年4月19日)、同(2016年8月3日)、アニメイトタイムズ(2016年11月17日)、電ファミニコゲーマー(2026年9月23日)
- Wikipedia「ゴジラシリーズ」および各作品ページ(動員の値。書籍を出典とする記述)
時代別平均・換算・映画人口シェアは、上記の資料をもとに当サイトが計算したものです。アイキャッチ写真:Asanagi/Wikimedia Commons(CC0)。トリミング・文字入れあり。


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