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福島県知事選2026の結果|内堀雅雄氏が4選、投票率と得票率の推移
任期満了に伴う福島県知事選挙は2026年10月25日に投開票され、無所属の現職内堀雅雄氏(62)が新人6人を破って4回目の当選を果たしました。福島県選挙管理委員会の開票結果(確定)によると、内堀氏の得票は585,641票(得票率90.8%)です。過去の知事選と比べて、投票率や当選者の得票率はどう変わったのか。県選管の公表データで7回分を並べました。
この記事の結論
- 内堀雅雄氏が585,641票・得票率90.8%で4選。2位は小山田友子氏の36,839票(5.7%)でした。
- 投票率は44.05%で、前回2022年の42.58%を1.47ポイント上回りました。期日前投票は34万9,453人で前回の1.17倍(福島民報)。
- 2004年以降の7回で見ると、当選者の得票率は8割台・9割台が多い一方、有権者全体に占める当選者の票(絶対得票率)は3〜4割にとどまります。
- 選挙時登録の有権者は1,489,345人で、前回より72,382人(4.6%)減りました。

福島県知事選2026の概要(日程・有権者数)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 告示日 | 2026年10月8日(木) |
| 投開票日 | 2026年10月25日(日) |
| 期日前投票 | 10月9日〜24日(市町村や投票所によって期間・時間が異なる) |
| 選挙時登録者数 | 1,489,345人(10月15日現在) |
| 立候補者 | 7人(現職1人・新人6人) |
| 同日の選挙 | 福島県議会議員補欠選挙(福島市・郡山市・いわき市の3選挙区、各定数1) |
福島県選管「第23回福島県知事選挙及び福島県議会議員補欠選挙」、期日前投票所の設置一覧、選挙人名簿登録者数(選挙時登録)による。
福島県知事選2026の開票結果:全7候補の得票
福島県選挙管理委員会の開票結果(確定)による、候補者ごとの得票は次のとおりです。得票率は有効投票(645,250票)に占める割合で、当サイトで計算しました。
| 順位 | 候補者 | 党派・年齢 | 得票 | 得票率 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 内堀雅雄(当選) | 無所属・現職・62歳 | 585,641票 | 90.76% |
| 2 | 小山田友子 | 日本共産党・新人・33歳 | 36,839票 | 5.71% |
| 3 | 遠藤雄大 | 無所属・新人・41歳 | 9,460票 | 1.47% |
| 4 | 塚越栄光 | 無所属・新人・51歳 | 4,391票 | 0.68% |
| 5 | 金山屯 | 無所属・新人・86歳 | 3,005票 | 0.47% |
| 6 | 長谷沼邦彦 | 無所属・新人・59歳 | 2,987票 | 0.46% |
| 7 | 藤本昭一 | 無所属・新人・61歳 | 2,927票 | 0.45% |
党派・年齢は県選管「立候補届出状況」(告示日10月8日現在)による。無効投票は5,604票。
共同通信によると、今回の争点は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興と、内堀氏による3期12年の県政運営への評価でした。立候補者7人は福島県知事選で過去最多で(福島テレビ)、現職以外の6人はいずれも新人です。
福島テレビによると、内堀氏は県の生活環境部長や企画調整部長、副知事を経て、2014年の知事選で初当選しました。今回で4期目に入ります。
投票率は?期日前投票は前回の1.17倍
県選管の発表では、今回の投票率は44.05%(当日有権者1,477,389人、投票者650,859人)でした。前回2022年の42.58%を1.47ポイント上回りました。
福島民報によると、県選管が25日に発表した期日前投票者数は34万9,453人で、前回より5万823人多い1.17倍でした。全有権者に占める期日前投票者の割合は23.45%で、前回より4.16ポイント上がっています。
市町村別の投票率:最高は檜枝岐村
県選管の市町村別の確定投票率を並べると、最も高かったのは檜枝岐村(81.36%)で、只見町(77.94%)、三島町(77.81%)が続きました。最も低かったのは双葉町(35.98%)、次いでいわき市(36.85%)です。59市町村のうち、前回より投票率が上がったのは36市町村でした。
一方で、有権者そのものは減っています。県選管の選挙時登録者数は、前回2022年の1,561,727人から今回は1,489,345人へ、72,382人(4.6%)減りました。2006年の当日有権者数は1,663,410人だったので、20年で174,065人少なくなった計算です(選挙時登録と当日有権者数は基準日が違うため目安です)。
福島県知事選の投票率と当選者の得票率の推移【2004〜2026年】
福島県選管が公開している過去の開票結果(2004・2006・2010・2014・2018・2022年)と投票率の推移の表から、当選者の得票、得票率、投票率を並べました。絶対得票率は、当選者の票を当日有権者数で割ったもので、「有権者全体の何%が当選者に投票したか」を表します(いずれも当サイトで計算)。
| 年 | 候補者 | 当選者 | 当選者の得票 | 得票率 | 2位の得票率 | 投票率 | 絶対得票率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2004年 | 2人 | 佐藤栄佐久 | 704,220 | 85.0% | 15.0% | 50.76% | 42.4% |
| 2006年 | 5人 | 佐藤雄平 | 497,171 | 51.5% | 41.0% | 58.77% | 29.9% |
| 2010年 | 2人 | 佐藤雄平 | 609,932 | 88.5% | 11.5% | 42.42% | 37.0% |
| 2014年 | 6人 | 内堀雅雄 | 490,384 | 68.4% | 18.0% | 45.85% | 30.6% |
| 2018年 | 4人 | 内堀雅雄 | 650,982 | 91.2% | 4.9% | 45.04% | 40.7% |
| 2022年 | 2人 | 内堀雅雄 | 576,221 | 88.2% | 11.8% | 42.58% | 37.2% |
| 2026年 | 7人 | 内堀雅雄 | 585,641 | 90.8% | 5.7% | 44.05% | 39.6% |
得票率は有効投票に占める割合。2006年の得票は按分票を含むため小数点以下を四捨五入。2026年は確定値。
得票率は高く、絶対得票率は3〜4割
7回のうち当選者の得票率が8割を超えたのは5回で、最も高かったのは2018年の内堀氏の91.2%でした。最も低かったのは2006年の51.5%で、この年は5人が立候補し、2位の候補も41.0%を得ました。
ただし投票率が4〜5割台のため、有権者全体で見ると当選者に投票した人はおおむね3〜4割です。2018年でも絶対得票率は40.7%で、得票率9割超でも有権者の過半数の支持を得たわけではありません。
投票率は2010年以降40%台が続く
県選管の推移表によると、知事選の投票率が8割を超えたのは1988年(81.20%)が最後です。その後は6割前後から5割台へ下がり、2010年には42.42%で過去最低となりました。その後は2014年45.85%、2018年45.04%、2022年42.58%と、40%台前半〜半ばで推移しています。
供託金300万円は戻る?「10分の1」に届かなかった候補者
知事選に立候補するには、1人300万円の供託金を納める必要があります(公職選挙法92条)。得票が有効投票の総数の10分の1に達しないと、供託金は県に帰属します(同93条)。また、当選するには有効投票の総数の4分の1以上の得票が必要です(同95条)。
今回の有効投票645,250票に当てはめると、没収ラインは64,525票、当選に必要な得票(法定得票)は161,312票です。このラインに届かなかった候補者は6人(小山田友子氏・遠藤雄大氏・塚越栄光氏・金山屯氏・長谷沼邦彦氏・藤本昭一氏)でした。
| 年 | 候補者数 | 没収ライン | ライン未満 |
|---|---|---|---|
| 2004年 | 2人 | 82,840票 | 0人 |
| 2006年 | 5人 | 96,529票 | 3人 |
| 2010年 | 2人 | 68,953票 | 0人 |
| 2014年 | 6人 | 71,746票 | 4人 |
| 2018年 | 4人 | 71,343票 | 3人 |
| 2022年 | 2人 | 65,342票 | 0人 |
| 2026年 | 7人 | 64,525票 | 6人 |
県選管の開票結果(県計)から当サイトで計算。2026年は確定値。
2004年以降の7回で、ライン未満の候補者は合計16人です。候補者が2人の選挙(2004・2010・2022年)では、敗れた候補も1割以上を得ていたため該当者はいませんでした。候補者が多い選挙ほど、得票が10分の1に届かない候補が出やすいことが分かります。
内堀雅雄氏の得票は4回でどう変わった?
内堀氏が出馬した4回の知事選の得票を並べると、次のようになります。最も多かったのは2018年の650,982票でした。
| 年 | 得票 | 得票率 | 前回比 |
|---|---|---|---|
| 2014年(1回目) | 490,384票 | 68.4% | ― |
| 2018年(2回目) | 650,982票 | 91.2% | +160,598票 |
| 2022年(3回目) | 576,221票 | 88.2% | −74,761票 |
| 2026年(4回目) | 585,641票 | 90.8% | +9,420票 |
今回の得票は前回2022年より9,420票多くなりました。得票率は88.2%から90.8%へ上がりました。候補者が2人から7人に増えたなかでも、得票・得票率とも前回を上回った形です。
有権者全体に占める内堀氏の票(絶対得票率)は、2014年30.6%、2018年40.7%、2022年37.2%、2026年39.6%でした。有権者が減るなかで得票が増えたため、今回は前回より2.4ポイント高くなっています。
地方別に見た内堀氏の得票率(浜通り・中通り・会津)
県選管の市町村別の開票結果を、福島県で一般的な3つの地方の区分(浜通り・中通り・会津)に分けて集計しました。
| 地方 | 内堀氏の得票 | 有効投票 | 得票率 |
|---|---|---|---|
| 浜通り(13市町村) | 135,392票 | 151,291票 | 89.5% |
| 会津(17市町村) | 91,762票 | 100,535票 | 91.3% |
| 中通り(29市町村) | 358,487票 | 393,424票 | 91.1% |
59市町村のうち、内堀氏の得票率が最も高かったのは檜枝岐村(96.7%)、次いで玉川村(95.9%)、小野町(95.1%)でした。最も低かったのはいわき市(88.1%)です。
福島県知事選2026についてよくある質問
Q. 福島県知事選2026の結果は?
A. 2026年10月25日投開票の福島県知事選挙は、無所属の現職・内堀雅雄氏が585,641票(得票率90.8%)を得て4回目の当選を果たしました(福島県選挙管理委員会の開票結果(確定))。
Q. 内堀雅雄氏は何期目?
A. 4期目です。内堀氏は2014年の知事選で初当選し、2018年、2022年に続いて2026年も当選しました。
Q. 福島県知事選2026の投票率は?
A. 44.05%で、前回2022年の42.58%を1.47ポイント上回りました。期日前投票者は34万9,453人で前回の1.17倍でした(福島民報)。
Q. 立候補者は何人だった?
A. 7人です。福島テレビによると、福島県知事選挙としては過去最多でした。現職の内堀氏のほかは、共産党公認の小山田友子氏と無所属の5人で、いずれも新人です。
Q. 福島県知事の任期は?
A. 知事の任期は4年です(地方自治法140条)。今回当選した内堀氏の4期目は2030年までとなる見込みです。
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出典・参考資料
- 福島県選挙管理委員会「令和8年10月25日執行 第23回福島県知事選挙 投票・開票結果」
- 福島県選挙管理委員会「第23回福島県知事選挙及び福島県議会議員補欠選挙」「立候補届出状況」(選挙人名簿登録者数〈選挙時登録〉を含む)
- 福島県選挙管理委員会「選挙の結果(福島県知事選挙)」(2004〜2022年の開票結果)、「福島県知事選挙投票率の推移」
- 福島民報「【福島県知事選】期日前投票者数34万9453人 前回の1・17倍」(2026年10月25日)
- 福島テレビ「【速報・福島県知事選挙】現職・内堀雅雄氏が当選確実 4期目へ」(2026年10月25日)
- 共同通信「福島知事選、7人届け出 復興、県政の評価争点」(熊本日日新聞掲載、2026年10月8日)
- e-Gov法令検索「公職選挙法」(92条・93条・95条)、「地方自治法」(140条)
- 写真:Wikimedia Commonsのフリーライセンス画像(一部リサイズ)


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