エンタメ|ドラマ・視聴率
VIVANT視聴率の推移を全18話で比較|続編の最終回は20%超える?
堺雅人さん主演のTBS系日曜劇場『VIVANT』第2シーズンが10月4日、2週間の休止を経て第19話から後半戦に入りました。放送後、X(旧Twitter)のトレンドは「#VIVANT」が1位、「ジャミーン」「和田さん」「奪還作戦」など関連の言葉が並んでいます。そこで、ビデオリサーチ(関東地区)の視聴率を前作の全10話と続編の8話、あわせて18話並べ、続編が前作とどう違うのか、同じ福澤克雄監督の『半沢直樹』2作とも比べて確かめました。最終回の数字も、過去の伸び方から試算しています。
この記事の結論
- 第2シーズン(第11〜18話)の世帯視聴率の平均は16.2%。前作(全10話)の平均14.3%を上回り、同じ「1〜8話目」どうしで比べると13.5%→16.2%です。
- 続編でいちばん低い回(15.0%)でも、前作の第1〜9話のどの回(最高14.9%)より高い。8話すべてが15%以上です。
- 一方で、前作は第1話の11.5%から番組最高を6回塗り替える右肩上がりだったのに対し、続編は初回の18.8%が今も最高で、その後は15〜17%台の横ばいです。
- 前作の最終回(19.6%)を見ていた人のうち、続編の初回も見た割合の目安は約96%。『半沢直樹』の続編(約52%)と比べると、離れた人が少ないのが特徴です。
- 過去3作で「最終回がそれまでの平均の何倍だったか」を当てはめると、第2シーズンの最終回(11月8日)は22.1〜24.7%の計算。前作最終回の19.6%を超えるには1.21倍あればよく、3作とも上回っていました。
VIVANT第19話がXトレンド入り|休止明けに何が起きた?
第2シーズンは9月13日の第18話で前半を終え、9月20日と27日は「アジア大会 愛知・名古屋2026」の中継で放送を休みました。10月4日の第19話は、その2週間ぶりの再開回です。
放送後、Xの日本のトレンドでは「#VIVANT」が1位になり、次のような関連の言葉が上位に並びました(10月4日22時台、トレンド集計サイト「Twittrend」で確認)。Googleでも「ヴィヴァン」の検索が過去24時間で1万件を超えています。
- #VIVANT
- ジャミーン
- 和田さん
- 拷問シーン
- 奪還作戦
- 黒須の実家
- 野崎さん
- チョッキー
- シンシー
- Fの存在
- 悪役会議室
ここから第19話の内容にふれます
まだ見ていない人は、次の見出し「視聴率の推移」まで読み飛ばしてください。
第19話は、本編の前に「一部に暴力的描写を含む表現があります」という注意のテロップが流れて始まりました。シンシーに捕らえられた黒須(松坂桃李さん)ら別班員5人は、過酷な拷問を受けても口を割りません。業を煮やしたハン(宮下今日子さん)は別班員を1日1人ずつ処刑すると決め、最初の標的に選ばれたのが和田(平山祐介さん)でした。奪われた乃木家の守り刀が使われる場面に、SNSでは「過去一しんどかった」という声が相次いだと報じられています。トレンドの「和田さん」「拷問シーン」はこの場面です。
日本では、配送員を装ったシンシーの諜報員が黒須の実家に押し入ろうとしますが、陸上自衛隊の特殊作戦群の隊員で黒須の弟・翼が撃退。この翼役で、俳優の西垣匠さんがサプライズ出演しました。一方、乃木(堺雅人さん)、弟のノコル(二宮和也さん)、チョッキー(オーム・タナパックさん)らの奪還チームは、ゴルバド共和国の「シャキ城」へ向かう奪還作戦を始めています。
VIVANT視聴率の推移【全18話一覧】世帯・個人
前作の第1話から続編の第18話まで、ビデオリサーチが発表した関東地区の平均視聴率を並べました。世帯は「テレビを持つ世帯のうち何%が見ていたか」、個人は「4歳以上の人のうち何%が見ていたか」です。グラフの長さは20%を目いっぱいとしています。
| 話 | 放送 | 世帯 | 個人 |
|---|---|---|---|
| 第1シーズン(2023年7〜9月・全10話) | |||
| 第1話 | 7/16 | 11.5% | 7.4% |
| 第2話 | 7/23 | 11.9% | 7.2% |
| 第3話 | 7/30 | 13.8% | 8.9% |
| 第4話 | 8/6 | 13.4% | 8.4% |
| 第5話 | 8/13 | 14.2% | 8.7% |
| 第6話 | 8/20 | 14.3% | 9.3% |
| 第7話 | 8/27 | 14.1% | 9.3% |
| 第8話 | 9/3 | 14.9% | 10.1% |
| 第9話 | 9/10 | 14.9% | 9.8% |
| 第10話 最終回 |
9/17 | 19.6% | 12.9% |
| 第2シーズン(2026年7月〜・第18話まで) | |||
| 第11話 | 7/26 | 18.8% | 12.1% |
| 第12話 | 8/2 | 16.4% | 10.4% |
| 第13話 | 8/9 | 15.1% | 9.7% |
| 第14話 | 8/16 | 16.6% | 10.8% |
| 第15話 | 8/23 | 15.2% | 9.8% |
| 第16話 | 8/30 | 15.0% | 9.6% |
| 第17話 | 9/6 | 17.1% | 11.2% |
| 第18話 | 9/13 | 15.0% | 9.8% |
ビデオリサーチ調べ・関東地区・リアルタイム。各話の数字は、放送翌日〜翌々日のMANTANWEBの視聴率記事から転記。平均は当サイトで計算(小数第2位を四捨五入)。
数字を見ると、続編は初回の18.8%が前作の最終回(19.6%)にほぼ並ぶところから始まりました。その後は16.4%、15.1%と下がったあと、第14話(16.6%)と第17話(17.1%)で持ち直し、15〜17%台を行き来しています。第13話と第16話・第18話の15.0〜15.1%が底で、ここを割った回はまだありません。
前作は「上り坂」、続編は「高い平地」|番組最高の更新は0回
2つのシーズンは、平均の高さよりもグラフの形が大きく違います。前作は第1話の11.5%から、第2話・第3話・第5話・第6話・第8話・最終回と6回も番組最高を更新しました。口コミで見る人が増えていった、典型的な「右肩上がり」です。
続編は逆で、初回の18.8%がいまも最高。第12話以降、一度も初回を超えていません(更新0回)。ただし、それは人が離れたというより最初から前作の終盤の高さで始まったからです。続編の最低15.0%は、前作の第1〜9話のどの回(最高14.9%)よりも高い数字です。
| 比べる点 | 第1シーズン(2023) | 第2シーズン(2026) |
|---|---|---|
| 初回 | 11.5% | 18.8% |
| 1〜8話目の平均 | 13.5% | 16.2% |
| いちばん低い回 | 11.5%(第1話) | 15.0%(第16・18話) |
| 番組最高の更新 | 6回 | 0回 |
| 8話目の数字 | 14.9%(第8話) | 15.0%(第18話) |
おもしろいのは最後の行です。8話目どうしで比べると14.9%と15.0%で、ほぼ同じ。前作が8話かけて上ってきた高さに、続編は初回から立っていて、そこから大きく崩れずにいる、という見方ができます。
個人視聴率でも同じ形
個人視聴率は、前作が7.4%から12.9%へ上がり、続編は12.1%から始まって9.6〜11.2%で推移しています。前作で10%を超えたのは第8話と最終回の2回だけでしたが、続編では8話中4回です。
半沢直樹の続編と比べると?前作の最終回から何割残ったか
VIVANTと同じ福澤克雄さんが演出し、同じ堺雅人さんが主演した『半沢直樹』も、2013年の大ヒットのあと2020年に続編が放送されました。人気作の続編が「前作の最終回の勢い」をどれだけ持ち越せたかを、初回の数字で比べます。
| 作品 | 前作の最終回 | 続編の初回 | 残った割合 |
|---|---|---|---|
| 半沢直樹(2013→2020) | 42.2% | 22.0% | 約52% |
| VIVANT(2023→2026) | 19.6% | 18.8% | 約96% |
「残った割合」は続編の初回÷前作の最終回で計算した目安です。7年・3年の間にテレビの見られ方も変わっているので、厳密に同じ人が見続けた割合ではありません。
『半沢直樹』は最終回42.2%という社会現象級の数字だったため、続編の初回22.0%は半分ほどでした。VIVANTは前作の最終回19.6%に対して続編初回18.8%で、約96%。3年の間を空けても、見ていた人の大半がそのまま戻ってきた計算です。
一方、続編の中での動きは少し違います。『半沢直樹』の2020年版は初回のあとも番組最高を5回更新しましたが、VIVANTの第2シーズンはまだ0回です。後半6話で初回の18.8%を超えられるかが、次の見どころになります。
VIVANT最終回の視聴率は20%超え?過去3作の伸び方で試算
福澤作品は、最終回で数字が大きく跳ねるのが特徴です。そこで3作について「最終回の視聴率が、それまでの回の平均の何倍だったか」を出し、第2シーズンのここまでの平均(16.15%)に当てはめてみました。
| 作品(計算) | 最終回の倍率 | 当てはめた最終回 |
|---|---|---|
| 半沢直樹(2013) 42.2%÷27.6% |
1.53倍 | 24.7% |
| 半沢直樹(2020) 32.7%÷23.9% |
1.37倍 | 22.1% |
| VIVANT(2023) 19.6%÷13.7% |
1.43倍 | 23.2% |
3作のどの伸び方を当てはめても、第2シーズンの最終回は22.1〜24.7%となり、20%の大台を超える計算になりました。前作の最終回19.6%を上回るのに必要な倍率は1.21倍で、3作とも実際にはそれより大きく伸びています。
あくまで「過去と同じ伸び方なら」の試算です
倍率のもとになる平均には、まだ放送されていない第19〜23話が入っていません。後半で数字が下がれば試算も下がります。また、テレビの世帯視聴率はTVerなどの配信の広がりで全体に下がる傾向にあり、2013年の『半沢直樹』と同じ伸び方をするとは限りません。
第19話の視聴率はいつ出る?残りの放送日程
ビデオリサーチの視聴率は、これまで放送翌日(月曜。祝日の場合は翌々日)の午前10時〜正午ごろに各メディアで報じられてきました。第19話の数字は10月5日に出る見込みです。15%以上なら第2シーズンは9話連続の15%台になります。2週間空いたあとの回なので、見る習慣が途切れて下がるのか、トレンド1位の勢いで上がるのかが注目点です。
| 話 | 放送日 |
|---|---|
| 第19話 | 10月4日(日)午後9時(放送済み・2週休止明け) |
| 第20話 | 10月11日(日)午後9時 |
| 第21話 | 10月18日(日)午後9時 |
| 第22話 | 10月25日(日)午後9時 |
| 第23話 | 11月1日(日)午後9時 |
| 第24話(最終回) | 11月8日(日)午後9時 |
第18話の放送後に堺雅人さんが告知した日程(オリコン、2026年9月14日)。第2シーズンは第11〜24話の全14話。
見逃した回は、TBSの公式サイトで案内されている動画配信サービスで見られます。リアルタイムでは「TBS FREE」でも配信しています。
VIVANTの視聴率についてよくある質問
Q. VIVANT第2シーズンの視聴率は?
A. 第11話から第18話までの世帯視聴率の平均は16.2%(個人10.4%)です。最高は初回(第11話)の18.8%、最低は第16話と第18話の15.0%で、8話すべてが15%以上でした(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。
Q. VIVANTの視聴率は前作より高いですか?
A. 高いです。前作(2023年・全10話)の平均は14.3%で、同じ1〜8話目どうしで比べると前作13.5%に対して続編16.2%です。ただし前作は右肩上がりで最終回19.6%まで伸びたのに対し、続編は初回が最高で、その後は15〜17%台で推移しています。
Q. VIVANT第19話の視聴率はいつわかりますか?
A. 第19話は10月4日に放送されました。ビデオリサーチの数字はこれまで放送翌日の午前10時から正午ごろに報じられており、10月5日に出る見込みです。
Q. VIVANTの最終回はいつですか?
A. 第2シーズンの最終回(第24話)は2026年11月8日(日)午後9時からです。10月11日の第20話から毎週日曜に放送され、残りは第19話を含めて6回でした。
Q. 前作VIVANTの最終回の視聴率は?
A. 2023年9月17日放送の第10話(最終回)は世帯19.6%、個人12.9%でした。瞬間最高は世帯20.8%で、番組最高の数字でした。
Q. VIVANTが9月20日と27日に休んだのはなぜ?
A. 「アジア大会 愛知・名古屋2026」の中継のためです。第18話の放送後に、堺雅人さん本人が2週連続の休止と10月4日の再開を告知しました。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- TBSテレビ:日曜劇場『VIVANT』公式サイト(2026年10月4日閲覧)
- MANTANWEB:VIVANT:第2シーズン“ロケットスタート” 初回視聴率18.8%(2026年7月27日)
- MANTANWEB:VIVANT:第18話視聴率15.0% 個人は9.8% 第2シーズン前半戦完結(2026年9月14日)
- MANTANWEB:VIVANT:最終回視聴率19.6% 番組最高の数字で有終の美(2023年9月19日)
- MANTANWEB:VIVANT:初回視聴率11.5% 堺雅人主演の日曜劇場(2023年7月18日)
- MANTANWEB:VIVANT:「過去一しんどかった」“守り刀”での凄惨シーンにネットも衝撃(2026年10月4日)
- MANTANWEB:VIVANT:西垣匠が“特殊作戦群”隊員役でサプライズ出演(2026年10月4日)
- 秋田魁新報(オリコン配信):『VIVANT』放送終了後に告知(後半の放送スケジュール)(2026年9月14日)
- オリコン:『半沢直樹』最終回で視聴率42.2%(2013年9月)
- スポーツ報知:「半沢直樹」最終回視聴率は今シリーズ最高の平均32.7%(2020年9月28日)
第2シーズンの第12〜17話、第1シーズンの第2〜9話の数字も、MANTANWEBの各話の視聴率記事(ビデオリサーチ調べ・関東地区)によります。『半沢直樹』の各話の数字は関東地区・世帯のリアルタイム視聴率で、単純平均(2013年29.1%・2020年24.8%)が報道の平均(29.0%・24.7%)とほぼ一致することを確かめています。


コメント