柔道でオリンピックの金メダルを獲得した角田夏実選手が、こめかみにシールのようなものを貼っている姿を見て、「あれは何?」と気になった人が多くいました。実はスポーツ選手が体や顔に貼っているカラフルなテープは、多くの場合キネシオテープ(キネシオロジーテープ)と呼ばれるものです。この記事では、選手が貼るテープの正体と、キネシオテープの効果・貼る理由をわかりやすく解説します。
角田夏実選手の「こめかみのシール」の正体は?
試合中の選手が肩や膝、時には顔まわりに貼っているテープは、一般的にキネシオテープと呼ばれる伸縮性のあるテーピングテープです。角田選手がこめかみ付近に貼っていたものも、こうした筋肉や体をサポートするためのテープの一種と考えられます。
普通の絆創膏とは異なり、キネシオテープは皮膚と同じくらい伸び縮みするのが特徴で、貼った部分の動きを妨げずにサポートできます。プロ・アマを問わず、多くのアスリートが愛用しています。
キネシオテープとは?その効果と仕組み
キネシオテープは、筋肉や関節をサポートする目的で開発されたテーピングです。ガチガチに固定する従来のテーピングとは考え方が異なります。
筋肉の動きをサポートする
皮膚に貼ると、テープの伸縮によって筋肉の動きをやさしく助けるとされています。動きを制限しすぎず、必要なサポートを与えることで、パフォーマンスの発揮を後押しします。
血流やリンパの流れを促すとされる
テープが皮膚をわずかに持ち上げることで、皮下の血液やリンパの流れを促し、疲労物質の排出やむくみの軽減を助けると考えられています。これにより、痛みや張りをやわらげる効果が期待されます。
けがの予防・サポート
関節や筋肉を適度に支えることで、けがの予防や再発防止のサポートにも用いられます。固定するのではなく「支える」ことで、動きながらケアできるのが強みです。
なぜ「顔」や「こめかみ」にも貼るの?
キネシオテープは手足や体幹だけでなく、顔まわりに使われることもあります。表情や噛む動作に関わる筋肉のサポート、こわばりの緩和などを目的に貼られる場合があるほか、汗や接触から肌を保護する狙いで用いられることもあります。選手が顔にテープを貼っている理由はさまざまで、必ずしも一つに限られるわけではありません。
キネシオテープに関するよくある質問
Q. キネシオテープと普通のテーピングは何が違いますか?
普通のテーピングは関節を固定して動きを制限するのが目的です。一方キネシオテープは伸縮性があり、動きを妨げずに筋肉をサポートするのが特徴です。目的が「固定」か「サポート」かで使い分けられます。
Q. キネシオテープは一般の人でも使えますか?
使えます。スポーツショップやドラッグストアで市販されており、肩こりや膝の違和感のケアなどに幅広く利用されています。正しい貼り方を守ることが効果を得るポイントです。
Q. キネシオテープはどのくらい貼っていられますか?
製品にもよりますが、数日程度貼り続けられる耐水性のものが多くあります。かゆみやかぶれが出た場合は、無理をせずはがしましょう。
まとめ|選手のカラフルなテープは「キネシオテープ」
角田夏実選手がこめかみに貼っていたシールのようなものは、多くの選手が使うキネシオテープの一種と考えられます。キネシオテープは、筋肉の動きをサポートし、血流を促し、けがを予防するために使われる伸縮性のあるテーピングです。一般の人でも手軽に使えるので、体の張りやこりが気になるときに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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