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無人カフェはなぜ増える?1杯420円で時間無制限、喫茶店は6割減
店員のいない無人カフェ「セルフカフェ」が全国に広がっています。自動販売機のようなマシンでドリンクを1杯買えば、席は時間無制限。Wi-Fiと電源も使えます。東洋経済オンライン(10月21日)によると、店舗数は75店(10月13日時点)になりました。一方で、昔ながらの喫茶店は1981年の15万4,630店から5万8,669店へ6割以上減っています。この記事では、公式サイトの料金と店舗一覧、総務省の家計調査・物価指数を自分で集計し、「喫茶店が減るのに無人カフェが増える」理由を数字で確かめます。
この記事の結論
- 無人カフェ「セルフカフェ」は、名古屋発祥のブランドです。2022年1月に名古屋駅前で期間限定の1号店を開き、4年で75店(10月13日時点、東洋経済オンライン)に広がりました。
- 公式サイトの店舗一覧に載る75店を数えると、愛知県が38店(約51%)、大阪府が19店、東京都が7店です。うち3店はオープン日が10月24日以降で、10月21日時点で営業中なのは72店とみられます。
- 喫茶店の数は1981年の154,630店がピークで、2021年は58,669店。40年で62%減り、平均すると毎年約2,400店ずつ消えた計算です。
- ところが、家計調査の「喫茶代」(二人以上の世帯)は2025年に年11,823円と、2020年の2.1倍、コロナ前の2019年より51%多く、1980年代の最高(1986年の8,989円)も上回りました。外食のコーヒーの物価は2020年比で約1.15〜1.22倍なので、値上がりだけでは説明できません。
- 「店は減ったが、外でコーヒーを飲む場所へのお金は増えている」。そのすき間を、人件費と厨房を省いて1日20杯で採算が合う(運営会社の説明)無人カフェが埋めている、と読めます。
店舗数の内訳・喫茶店の減少率・喫茶代の倍率・サブスクの1杯あたりの価格は、各資料から当サイトが計算しました。
無人カフェ「セルフカフェ」とは?仕組みと料金
東洋経済オンラインの記事(10月21日5時45分公開)とセルフカフェ公式サイトの利用方法・よくある質問をもとに、使い方を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| どんな店? | 店員が常駐しない無人運営のカフェ。厨房がなく、調理したフードは出さない |
| 使い方 | マシンでドリンクを1人1杯以上買い、空いている席を選んで座る。会員登録・アプリは不要 |
| 料金 | ドリンクはMサイズ390〜440円、Lサイズは80〜100円増し(公式サイト・店舗で異なる)。栄店はブレンドコーヒーとストレートティーが420円、カフェオレや抹茶ラテなどが440円(東洋経済の取材時) |
| 支払い | キャッシュレスのみ(クレジットのタッチ決済、交通系、PayPay、QUICPayなど)。現金は使えない |
| 滞在時間 | 席は時間無制限。トイレや10分以内の離席は買い直し不要、それ以上離れたらもう1杯 |
| 設備・ルール | 高速Wi-Fiと電源(一部の席は電源なし)。会話・電話・オンライン会議もできる(周りへの配慮が条件) |
| 営業時間 | 店ごとに違う。栄店は朝6時〜深夜2時、年中無休。24時間営業の店もある |
| 防犯 | 全店に防犯カメラ10台以上、本部で24時間遠隔監視(運営会社の説明)。飲食物の持ち込みをカメラが検知すると自動音声で注意 |
| 運営 | ウッドデザインパーク株式会社(本社・名古屋市)。グランピング施設なども手がける |
東洋経済の取材に答えた運営元の社長によると、1日の平均客数は平日も土日祝日も50〜100人で、平日と休日で客数が変わらない店が多いそうです。1人あたりの利用時間は平均90分。サービス開始当初は30〜40代が中心でしたが、いまは20代が最も多く、中高生も増えたといいます。
420円で90分いると、1時間あたり280円の計算になります。同じ記事によると、個室は1時間180円から、会議室は360円から(店舗やスペースで異なる)で、「場所代込みのドリンク代」という位置づけです。
サブスクなら1杯147円まで下がる
よく使う人向けには、月額制のメンバーシップがあります。料金は税込で、ドリンクはMサイズだけです。1杯あたりの価格と「何杯飲めば元が取れるか」を、420円を基準に計算しました。
| プラン | 月額 | 月の杯数 | 1杯あたり | 420円より | 元が取れる杯数 |
|---|---|---|---|---|---|
| ライトプラン | 3,850円 | 10杯 | 385円 | 8%安い | 10杯〜 |
| スタンダードプラン | 7,150円 | 30杯 | 238円 | 43%安い | 18杯〜 |
| プレミアムプラン | 8,800円 | 60杯 | 147円 | 65%安い | 21杯〜 |
月額・杯数は公式サイトのメンバーシップのページ(10月21日確認)。1日に使える杯数はライト2杯・スタンダード5杯・プレミアム10杯まで。初回は初期費用3,300円(入会金・事務手数料)が別にかかります(キャンペーンで無料の時期あり)。「元が取れる杯数」は月額÷420円を切り上げた当サイトの計算で、初期費用は含みません。
運営会社は2026年5月21日のリリースで、6月1日からライトプランとスタンダードプランの月額を改定すると発表しています(プレミアムは据え置き)。上の表は改定後に公式サイトに載っている料金です。東洋経済の記事では、サブスクは30代以上の利用が多く、シニアにも好評で、朝の散歩の途中に寄る人もいると紹介されています。
4年で75店に:出店のペースと地域のかたより
運営会社の発表と公式サイトのお知らせを時系列に並べると、ここ半年あまりで出店のペースが上がっていることがわかります。
- 2022年1月名古屋駅前に期間限定の1号店同年9月に初の常設店「ささしまライブ店」を開業(東洋経済オンライン)。
- 2026年2月27日月間利用者8万人運営会社のリリースで到達を発表。
- 2026年3月15日57店舗目「渋谷神南店」渋谷に初出店(リリース)。
- 2026年4月7日全国60店舗鳥取県に初出店を発表(リリース)。
- 2026年6月20日月間利用者9万人埼玉県に初出店(リリース)。
- 2026年9月27日月間利用者10万人9月の利用者が10万人を超えたと公式サイトで発表。
- 2026年10月2日全国70店舗以上大阪駅前第4ビル店を開業(リリース)。
- 2026年10月13日75店東は岩手県盛岡市、西は鳥取県鳥取市まで(東洋経済オンラインの取材に社長が回答)。
3月15日の57店舗目から10月13日の75店まで、約7か月で18店増えた計算です。利用者数(月8万人→10万人)も同じ時期に伸びています。単純に10万人を営業中の72店で割ると、1店あたり月約1,390人です(利用者の数え方は公表されていません)。
店舗の半分は愛知県。喫茶店が多い地域から広がった
公式サイトの店舗一覧に載っている75店(開業予定の店を含む)を都道府県別に数え、全日本コーヒー協会がまとめた都道府県別の喫茶店数(総務省「令和3年経済センサス」)と並べました。
| 都道府県 | セルフカフェ | 喫茶店の数(2021年) | 喫茶店1店あたりの人口 |
|---|---|---|---|
| 愛知県 | 38店 | 6,171店 | 1,220人 |
| 大阪府 | 19店 | 6,758店 | 1,302人 |
| 東京都 | 7店 | 6,121店 | 2,254人 |
| 千葉県 | 2店 | 1,383店 | 4,563人 |
| 岐阜県 | 2店 | 2,393店 | 834人 |
| 岩手県 | 2店 | 361店 | 3,342人 |
| 三重県 | 1店 | 1,212店 | 1,473人 |
| 埼玉県 | 1店 | 1,644店 | 4,493人 |
| 滋賀県 | 1店 | 636店 | 2,225人 |
| 静岡県 | 1店 | 1,355店 | 2,700人 |
| 鳥取県 | 1店 | 337店 | 1,637人 |
| 合計・全国 | 75店 | 58,669店 | 2,146人 |
セルフカフェの店舗数は公式サイトの店舗一覧(10月21日取得)を当サイトが集計。愛知の丸の内店(10月24日開業予定)、岐阜のイオンタウン大垣店(10月30日)、大阪の鶴見横堤店(11月5日)を含みます。静岡は浜松の1店、三重は木曽岬の1店です。
愛知県は喫茶店の数が大阪府に次いで全国2位で、人口あたりでも多い「喫茶店の県」です。セルフカフェはそんな地域から生まれ、まず名古屋市内で店を増やしました。全国の喫茶店5万8,669店に対してセルフカフェ75店は約0.13%にすぎず、喫茶店の代わりになるほどの規模ではありません。ただ、喫茶店の数が多い地域でも成り立っていることは、普通の喫茶店とは別の需要(長時間の作業・勉強)を取りにいっていることを示していると読めます。
喫茶店は1981年の4割以下に減った
総務省の事業所統計と経済センサスから、全日本コーヒー協会が喫茶店の事業所数をまとめています。そこから、ピークの1981年と比べた割合を計算しました。
| 年 | 喫茶店の数 | 1981年を100とすると |
|---|---|---|
| 1975年 | 92,137店 | 60 |
| 1981年 | 154,630店 | 100 |
| 1986年 | 151,054店 | 98 |
| 1991年 | 126,260店 | 82 |
| 1996年 | 101,945店 | 66 |
| 1999年 | 94,251店 | 61 |
| 2001年 | 88,933店 | 58 |
| 2004年 | 83,684店 | 54 |
| 2006年 | 81,062店 | 52 |
| 2009年 | 77,036店 | 50 |
| 2012年 | 70,454店 | 46 |
| 2014年 | 69,983店 | 45 |
| 2016年 | 67,198店 | 43 |
| 2021年 | 58,669店 | 38 |
出典:全日本コーヒー協会「喫茶店の事業所数及び従業員数」(資料は総務省統計局「事業所統計調査報告書」、2009年以降は経済センサス)。調査の種類が年によって違うため、細かな増減より大きな流れを見るための数字です。
喫茶店は1981年の154,630店をピークに減り続け、2021年は58,669店。ピークの38%しか残っていません。直近の2016年から2021年の5年間でも12.7%減っています。
減った理由は資料には書かれていませんが、セルフ式のコーヒーチェーンやファストフード、2010年代に広がったコンビニのいれたてコーヒー、経営者の高齢化などが重なったと一般に言われています。セブンカフェなどコンビニのコーヒーについてはセブンカフェ「セレクトブレンド」の記事でも取り上げました。
それでも家計の「喫茶代」は増えている
店の数とは逆に、家計が喫茶店やカフェで使うお金は増えています。総務省「家計調査」の品目「喫茶代」を、1世帯あたりの年間支出で並べました。
| 年 | 喫茶代(年間) | 2020年を1とすると |
|---|---|---|
| 1981年※ | 6,370円 | 1.15倍 |
| 1986年※ | 8,989円 | 1.63倍 |
| 2000年※ | 5,517円 | 1.00倍 |
| 2007年※ | 5,406円 | 0.98倍 |
| 2015年 | 5,973円 | 1.08倍 |
| 2016年 | 6,453円 | 1.17倍 |
| 2017年 | 6,421円 | 1.16倍 |
| 2018年 | 6,761円 | 1.22倍 |
| 2019年 | 7,832円 | 1.42倍 |
| 2020年 | 5,523円 | 1.00倍 |
| 2021年 | 6,212円 | 1.12倍 |
| 2022年 | 7,527円 | 1.36倍 |
| 2023年 | 9,123円 | 1.65倍 |
| 2024年 | 9,837円 | 1.78倍 |
| 2025年 | 11,823円 | 2.14倍 |
出典:総務省「家計調査(家計収支編)」品目分類・二人以上の世帯(e-Stat、2015〜2025年)。※の年は旧表「二人以上の非農林漁家世帯」(1963〜2007年)の値で、対象世帯が少し違います。2018年に家計簿の様式が変わり、前後の比較には注意が必要です(総務省)。倍率は当サイトの計算。
2025年の喫茶代は11,823円。コロナ禍で落ち込んだ2020年(5,523円)の2.1倍、コロナ前の2019年(7,832円)と比べても51%多く、旧表で最も高かった1986年(8,989円)も上回っています。喫茶店が4割以下に減ったのに、支出は1981年(6,370円)の2倍近くです。
値上がりだけでは説明できない
もちろんコーヒーの値段も上がっています。総務省「消費者物価指数」(2020年=100)で、コーヒーに関係する品目を見てみます。
| 品目 | 2025年平均 | 2026年8月 |
|---|---|---|
| 総合 | 111.9 | 114.3 |
| 外食 | 116.3 | 119.0 |
| コーヒー(外食)A | 115.3 | 119.5 |
| コーヒー(外食)B | 121.5 | 127.5 |
| コーヒー飲料B | 135.6 | 148.4 |
| コーヒー豆 | 204.8 | 255.9 |
出典:総務省統計局「消費者物価指数(2020年基準)」品目別価格指数(全国)。2025年平均は月次の値から当サイトが計算。品目名は総務省の表記どおりで、「コーヒー飲料B」はコンビニで店頭抽出するセルフ式のコーヒー(2015年基準の品目解説)。
外食のコーヒーの物価は2020年から2025年にかけて約1.15〜1.22倍。喫茶代の支出は2.1倍なので、値上がりの分を除いても、外でコーヒーを飲む回数や1回の量は2020年の約1.8倍以上に増えた計算です(2020年はコロナ禍で落ち込んだ年なので、伸びが大きく出る点に注意)。一方で原料のコーヒー豆は2.5倍超になっており、店側のコストは大きく上がっています。

数字から見える構図
喫茶店の数は減っても、外でコーヒーを飲む需要そのものは強い。ただし豆も人件費も上がり、昔ながらの店は続けにくい。だから「人を置かない・調理しない」ことでコストを削り、席と時間を売る無人カフェが出店を増やせる——というのが、統計と運営会社の説明を合わせた見立てです。
無人カフェはなぜ増える?5つの理由
1. 人気カフェの「席が足りない」
東洋経済の記事は、都心では「カフェ難民」という言葉が出るほど席の取り合いになっていると指摘しています。運営元の社長も、近くのスターバックスやコメダ珈琲店が満席で来店する客がいると話しています。
2. 時間を気にせず長くいられる
社長は「低価格で利用できて時間無制限」が最大の特長だと説明しています。開発のきっかけは、コロナ禍で増えたコワーキングスペースが「会員登録が面倒」「使える時間帯が限られる」など、使い始めるまでのハードルが高かったことだといいます。
3. 店員の目がないので気が楽
行列や店員の視線を気にせず長居できる点も支持されている、と記事は伝えています。勉強や仕事に使う人が多く、取材した栄店は図書館のように静かだったそうです。
4. 運営の手間を極限まで削った
現金を扱わないので売上金の回収がいらず、フードを出さないので掃除も短時間で済みます。社長によると、店舗改装などの初期投資は約900万円で、1日20杯ほど売れれば運営コストを回収できる計算だそうです。420円で20杯なら1日8,400円、30日で約25.2万円。1日50〜100人が全員420円の1杯だけを買ったと仮定すると、売上は1日21,000〜42,000円で、採算ラインの2.5〜5倍になります(サブスク利用者がいるので実際の単価はもっと低いとみられます)。
5. 地方の「夜の居場所」
社長は今後の出店余地が大きいのは地方だと話しています。盛岡駅前店や鳥取駅前店では、仕事や勉強より、おしゃべりなど憩いの場として使われることが多いそうです。県庁所在地でも夜遅くまで開いている店が少ないためで、スーパーやフィットネスジム、自治体との提携も進めているといいます。人のいない店は自動販売機が減っている話とも通じますが、無人カフェは「物を売る」より「場所を貸す」ことで成り立っている点が違います。
「自販機のドリンクで400円以上は高い」という声も
東洋経済の記事では、こうした批判に対して社長が「あくまで『ドリンクも提供する長時間使える空間』という位置づけ」と答えています。短時間でコーヒーだけ飲みたいなら、コンビニのいれたてコーヒーのほうが安く済みます。使う時間が長いほど割安になる仕組みだと考えるとわかりやすいでしょう。
無人カフェを使うときの注意点
- 現金は使えません。交通系ICやスマホ決済、クレジットのタッチ決済を用意しておきましょう。
- 飲食物の持ち込みは原則禁止。見つかると持込料2,000円がかかります(かばんに入れたままならOK、机の上に出すのはNG)。一部の店には有料の持ち込み席があります。
- 10分を超えて席を離れたら、もう1杯買う必要があります。荷物を置いたまま長時間離れると、荷物を回収されることがあります。
- 領収書は出ません。買い間違いの返金もありません(サブスクの決済は領収書あり)。
- 個室は防音ではありません。大きな声での会話や発声練習は断られます。予約はできず、席は早い者勝ちです。
- 24時間営業の店でも、1杯で使えるのは最大24時間です。
セルフカフェ公式「よくある質問」・利用方法より(10月21日確認)。ルールは店舗によって違う場合があります。
東洋経済の記事(X)
東洋経済オンラインは10月21日、1杯420円で時間無制限の無人カフェが全国75店舗に広がっていると伝え、Yahoo!ニュースのトピックスにも取り上げられました。店舗の内訳や喫茶店数の推移は、本文で公式サイトと統計から集計しています。
【コーヒー1杯420円で「何時間いてもOK」の《無人カフェ》がZ世代に人気…店員もフードもないのに全国75店舗に急拡大の訳】 #東洋経済オンラインhttps://t.co/RzeoCxCpiF
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) October 20, 2026
【Z世代人気の無人カフェ 拡大の訳】https://t.co/XVb33l5onQ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 21, 2026
無人カフェについてよくある質問
Q. 無人カフェ「セルフカフェ」の料金はいくらですか?
A. ドリンクはMサイズ390〜440円(税込)で、Lサイズは80〜100円増しです(店舗によってメニューが違います)。名古屋の栄店ではブレンドコーヒーが420円でした(東洋経済オンラインの取材時)。席料はなく、1杯買えば時間無制限で使えます。
Q. 本当に何時間いてもいいのですか?
A. はい。席の時間制限はありません。ただし10分を超えて席を離れたときはもう1杯買う必要があり、24時間営業の店でも1杯で使えるのは最大24時間です。
Q. セルフカフェは何店舗ありますか?
A. 東洋経済オンラインの記事では75店(2026年10月13日時点)です。公式サイトの店舗一覧も75店で、愛知県38店・大阪府19店・東京都7店などです。うち3店は10月24日以降に開業予定です。
Q. サブスクはお得ですか?
A. 月額3,850円で10杯(1杯385円)、7,150円で30杯(238円)、8,800円で60杯(147円)の3プランがあります。420円のドリンクで比べると、スタンダードは月18杯、プレミアムは21杯以上使えば元が取れます。初回は初期費用3,300円が別にかかります。
Q. 喫茶店はどれくらい減っていますか?
A. 総務省の統計をもとにした全日本コーヒー協会の資料では、1981年の15万4,630店がピークで、2021年は5万8,669店です。ピークの約4割に減りました。
Q. 喫茶店が減っているのに無人カフェが増えるのはなぜですか?
A. 家計調査の「喫茶代」は2025年に1世帯あたり年1万1,823円と、外でコーヒーを飲む需要は強いままです。無人カフェは店員と厨房を置かず、1日20杯ほどで採算が合う(運営会社の説明)ため、コストの上がった普通の喫茶店より出店しやすいとみられます。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- 東洋経済オンライン:コーヒー1杯420円で「何時間いてもOK」の《無人カフェ》がZ世代に人気…(2026年10月21日5時45分公開)
- セルフカフェ公式サイト:トップ・店舗一覧/利用方法/メンバーシップ(サブスク)/よくある質問/月間利用者数が10万人を突破
- ウッドデザインパーク株式会社(PR TIMES):2026年2月27日/3月15日/4月7日/5月21日/6月20日/10月2日
- 総務省統計局:家計調査 長期時系列データ(品目分類「喫茶代」、e-Statから取得)
- 総務省統計局:消費者物価指数(2020年基準)時系列データ
- 全日本コーヒー協会:統計資料(喫茶店の事業所数及び従業員数/都道府県別 喫茶店数)
アイキャッチの写真はイメージで、カナダ・バンクーバーのカフェです(Tim Gouw/Wikimedia Commons、CC0)。本文の写真はWikimedia Commonsのフリーライセンス画像を縮小して使っています。店舗数の内訳、喫茶店の減少率、喫茶代の倍率、物価指数の年平均、サブスクの1杯あたりの価格は当サイトの集計・計算です。データは2026年10月21日時点のものです。


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