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英空軍機に謎のドローン接近、何が起きた?英国の記録1,053件で検証
英国空軍(RAF)の機体が、北海の上空で正体のわからないドローンのような物体とすれ違っていた――。英国の新聞が10月16日に報じ、英国では「mystery drones(謎のドローン)」が検索の急上昇ワードになりました。報道のもとになった出来事は、英国の空のニアミスを審査する英エアプロックス委員会(UKAB)の報告書にも載っています。この記事では、報告書で事実関係を確かめたうえで、UKABが公開している2014年以降のドローン・正体不明の物体のニアミス1,053件を集計し、今回の件がどれほど異例なのかを検証します。日本の空の状況もあわせて整理します。
この記事の結論
- 2026年2月18日、北海上空で空中給油をしていた英空軍の給油機ボイジャーの約30m(100フィート)上を、黒く丸い物体が通過しました。2月23日には、訓練空域で戦闘機タイフーンの上を、車のタイヤほどの黒い円形の物体が通過しています。
- UKABは2件とも「物体の正体は判断できない」と結論。危険度は給油機の件がB(安全が確保されていなかった)、戦闘機の件がC(衝突のおそれはなかった)です。レーダーには映っていませんでした。
- UKABのデータでは、2014年以降のドローン・気球・正体不明の物体などとのニアミスは1,053件。2026年は9月21日までで81件と、すでに2025年1年間(71件)を超えました。
- 軍用機が高度1万フィート(約3,000m)を超える高さで遭遇した例は、2014年以降で11件しかありません。そのうち3件が2026年で、1年としては最も多くなっています。
- 日本では、航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)が2026年度上半期に442回と前年同期の約1.7倍に増えています。周辺では中国の無人機の飛行も公表されています。
英国の件数はUKABの公開データ(2026年9月版)から当サイトが集計。2026年は9月21日発生分まで。
英空軍機と謎のドローン、何が起きた?
英国のThe Independent(10月16日)やThe Standard(10月17日)は、英紙The Telegraphが入手した記録をもとに、英空軍機が北海上空で正体不明のドローンと2回ニアミスしていたと報じました。報道によると、記録は警察にも伝えられ、外部の複数の調査が続いているとされています。
同じ2件は、英国の空のニアミスを第三者として審査する英エアプロックス委員会(UK Airprox Board=UKAB)が、4月22日の審査会で扱っています。UKABが公開している報告書の内容を整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 1件目(2月18日) | 2件目(2月23日) |
|---|---|---|
| 日時 | 2026年2月18日 10時15分(UTC) | 2026年2月23日 15時21分(UTC) |
| 機体 | 空中給油機ボイジャー(英空軍) | 戦闘機タイフーン(英空軍) |
| 場所 | ノーフォーク州クローマーの北北東約59km(32海里)の北海上空 | イングランド北東部沖の北海上空の訓練空域(D323) |
| 高度 | FL160(約1万6,000フィート=約4,900m) | 1万2,000フィート(約3,700m) |
| していたこと | タイフーンへの空中給油 | 別の機体と訓練中(報道では模擬空中戦) |
| 物体 | 黒く円形。高速で西へ | 黒く円形で車のタイヤほど。東へ水平飛行 |
| 距離(報告値) | 上方100フィート(約30m)・水平0m | 上方300フィート(約90m) |
| レーダー | 管制のレーダーに映らず | 記載なし |
| UKABの判断 | 正体は判断できない/危険度B | 正体は判断できない/危険度C |
UKABの個別報告(Airprox 2026012・2026014)より作成。FL(フライトレベル)は気圧を基準にした高度で、FL160はおよそ1万6,000フィートです。距離は操縦士の目測です。
1件目では、給油機の操縦席にいた操縦士が、機体の真正面に何かを見つけ、物体はほんの数秒で頭上を通り過ぎました。報告書には、思わず身をかがめたほど近かったと書かれています。給油を受けていたタイフーンの操縦士の1人も同じものを見ていました。管制官のレーダーには何も映っておらず、管制官は位置を記録して周辺の機体に注意を呼びかけています。
ただし、報告した操縦士自身も「ドローンだと断定することはできず、気球のようなものだった可能性もある」と振り返っています。UKABはこれを受けて、物体を「ドローン」ではなく「正体不明の物体(Unknown Object)」に分類しました。
報道の「1万7,000フィート」と報告書の違い
The Standardは、物体の1つが「約1万7,000フィート(約5,200m)」にいたと伝えています。UKABの報告書では、給油機が飛んでいた高さはFL160(約1万6,000フィート)で、給油のために確保していた空域がFL140〜170でした。報道の数字は、この空域の上限や、物体が給油機の約30m上にいたことを反映している可能性があります。いずれにしても、ふつうのドローンが飛べる高さ(英国では400フィート=約120m)の40倍前後という点は変わりません。
英国防省のコメント
The Independentによると、英国防省は個別の事案にはコメントせず、ドローンとみられる活動を見つけて記録・評価する力は高まっていると説明しました。そのうえで、防空と対ドローン能力に20億ポンド超を投じていること、報告されたドローンが必ずしも敵対的なものではないこと、具体的な脅威の評価にはコメントしないことを述べています。
同紙はまた、英国防省の施設やその周辺で報告されたドローンがからむ保安上の事案が、2026年8月までの1年間で340件あったとも伝えています(2025年は250件、その前年は126件)。英国内ではロシアなど敵対的な国の関与を疑う声も上がっていますが、UKABの報告書は物体の正体も、どこから飛んできたのかも特定していません。

高い空でのドローン遭遇はどれほど珍しい?UKABの1,053件で検証
UKABは、ドローン・模型飛行機・気球・正体不明の物体が関わったエアプロックス(ニアミス)を1件ずつ、日付・機種・高度・危険度つきで公開しています。2014年1月から2026年9月21日までの1,053件を当サイトで集計しました。
年別:2026年は9月までで2025年を超えた
UKABのデータを年別に集計。2026年は9月21日発生分まで(審査が終わっていない事案を含む)。
件数が最も多かったのは2018年の139件です。2018年7月に、ドローンを400フィート以下・空港から1km以上離して飛ばすことを義務づける規制が始まり、2019年は125件、2020年は45件、2021〜2025年は年71〜90件で推移しています。2026年は9月21日までで81件。1〜9月の件数を直前5年間(2021〜2025年)の平均68件と比べると、約19%多い水準です。
軍用機×高度1万フィート超は12年で11件、うち3件が2026年
1,053件のうち、高度1万フィート(約3,000m)を超えていたのは64件です。大半は旅客機で、空港へ降りていく途中などに報告されています。軍用機に限ると11件しかなく、2014〜2025年は多い年でも2件でした。それが2026年は、今回報じられた2件に加えて、5月28日にもタイフーンが高い空でドローンとみられる物体と遭遇しています。
| 発生日 | 軍用機 | 高度 | 物体/危険度 |
|---|---|---|---|
| 2019年1月15日 | タイフーン | 15,000ft | 正体不明/C |
| 2021年11月5日 | F-15(米軍) | 21,000ft | 気球/B |
| 2022年8月4日 | F-35 | 18,000ft | ドローン/C |
| 2022年8月4日 | F-35 | 18,000ft | ドローン/C |
| 2023年9月6日 | タイフーン | 11,300ft | 気球/E |
| 2024年2月14日 | F-35 | 14,460ft | ドローン/B |
| 2024年3月25日 | F-35 | 11,970ft | 正体不明/C |
| 2025年5月2日 | F-15(米軍) | 12,000ft | 正体不明/A |
| 2026年2月18日 | ボイジャー(給油機) | 16,000ft | 正体不明/B |
| 2026年2月23日 | タイフーン | 12,000ft | 正体不明/C |
| 2026年5月28日 | タイフーン | 10,500ft | ドローン/C |
UKABのデータから、機種名で軍用機と判断できるものを抽出(民間でも使われる機種は除外)。高度は報告値。危険度はA(衝突の深刻なおそれ)〜E(通常の手順で安全)の5段階。F-15は英国に駐留する米空軍機。
5月28日の件は、イングランド東部スケグネスの北東約35km(19海里)、高度FL105(約1万500フィート)で、3機編隊の最後尾を飛んでいたタイフーンの数百フィート上を、四角い胴体の黒っぽい物体が通過したものです。操縦士は4つのローターを持つドローン(クアッドコプター)だと考え、胴体の長さは40〜50cmほどと見積もっています。物体は機体のヘッドアップディスプレイの録画にも映っていました。UKABは「ドローンだった可能性がある」と判断し、危険度はCとしています。
なお、2022年8月にはF-35が1万8,000フィート、2024年2月にもF-35が1万4,460フィートでドローンとみられる物体と遭遇しており、高い空での軍用機の遭遇は今回が初めてではありません。ただ、1年に3件というのは、公開データの中では初めてです。
「正体不明の物体」の割合が上がっている
UKABは、操縦士が「4つのローター」のようにドローンの特徴を具体的に説明した場合はドローン、ぼんやりと「物体」としか言えない場合は正体不明の物体に分類する方針です。審査が終わった事案のうち正体不明の物体の割合を比べると、次のようになります。
| 年 | 審査済みの件数 | うち正体不明の物体 |
|---|---|---|
| 2021年 | 81件 | 20件(25%) |
| 2022年 | 81件 | 19件(23%) |
| 2023年 | 84件 | 20件(24%) |
| 2024年 | 90件 | 24件(27%) |
| 2025年 | 71件 | 19件(27%) |
| 2026年 (審査済み分) |
45件 | 19件(42%) |
UKABのデータを当サイトで集計。2026年は81件のうち36件がまだ審査前で、分類が確定していません。
2021〜2025年は2割台でしたが、2026年は審査済み45件のうち19件、約42%が正体不明でした。高い空や海の上では、物体が一瞬で通り過ぎ、地上の操縦者も見つからないため、正体を確かめるのが難しくなります。
危険度A・Bの割合は下がっている
一方で、危険度がA(衝突の深刻なおそれ)かB(安全が確保されていなかった)とされた割合は、2015年の70%、2018年の66%から、2025年は51%、2026年(審査済み分)は47%に下がっています。件数が増えているからといって、すべてが衝突寸前だったわけではありません。今回の2件も、給油機の件はB、戦闘機の件はCでした。
なぜ謎のドローンの正体がわからないのか
今回の2件で正体が特定できなかった理由は、報告書から次のように読み取れます。
- 目撃が一瞬だった:給油機の操縦士が物体を見たのは数秒だけでした。高速で飛ぶ機体どうしでは、色や形を確かめる時間がほとんどありません。
- レーダーに映らなかった:小さなドローンや気球はレーダーでとらえにくく、1件目では管制官のレーダーに何も映っていませんでした。
- 海の上だった:陸上なら地上の操縦者を探せますが、北海の沖合では手がかりがありません。
- 気球の可能性も残る:報告した操縦士自身が、気球のようなものだった可能性を否定していません。
「謎のドローン」=敵対国の偵察とは限らない
英国の一部報道や政治家からは、ロシアなど敵対的な国の関与を疑う声が出ています。しかし、10月17日時点で、英国政府が今回の物体の正体や出どころを公表した事実はありません。英国防省は「報告されたドローンが必ずしも敵対的とは限らない」とし、具体的な脅威の評価にはコメントしていません。正体についての断定は避けるべき段階です。
英国の空の主な出来事
- 2026年2月18日給油機ボイジャーの約30m上を物体が通過クローマー沖の北海上空、FL160。危険度B。
- 2026年2月23日タイフーンの上を黒い円形の物体が通過イングランド北東部沖の訓練空域、1万2,000フィート。危険度C。
- 2026年4月22日UKABが2件を審査いずれも「物体の正体は判断できない」と結論。
- 2026年5月28日タイフーンの上をドローンとみられる物体が通過スケグネス沖、FL105。9月16日の審査会で危険度C。
- 2026年10月16日英紙が「謎のドローン」と報道英国でトレンド入り。英国防省は個別の事案にコメントせず。
欧州で相次ぐドローン侵入との違いは?
英国の「謎のドローン」が注目された背景には、2025年秋から欧州で相次いだドローン事案があります。主なものを、英語版Wikipediaのポーランドの事案と欧州のドローン目撃の記事をもとにまとめます(いずれも報道ベース)。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年9月9〜10日 | ポーランド:ロシアから飛来したとされる無人機が領空に侵入。NATOの戦闘機が出動し、一部を撃墜。ワルシャワなどの空港が一時閉鎖 |
| 2025年9月12日 | NATOが東側の守りを固める「イースタン・セントリー」作戦を開始 |
| 2025年9月22日 | デンマーク:コペンハーゲン空港の管制空域で大型ドローンが繰り返し目撃され、約4時間にわたり発着停止 |
| 2025年9月24〜26日 | デンマーク:空軍基地を併設するオールボー空港が2度にわたり影響を受ける |
| 2025年10月2〜3日 | ドイツ:ミュンヘン空港が2日続けて運航を一時停止 |
| 2025年11月6日・9日 | ベルギー:ブリュッセル空港、続いてリエージュ空港がドローンの目撃で一時閉鎖 |
欧州の事案の多くは、夜間に空港や軍事施設の近くで目撃され、空港の閉鎖など目に見える影響が出ました。これに対して英国の今回の2件は、昼間に、北海の沖合の高い空で、訓練中の軍用機の操縦士が一瞬だけ目撃したものです。空港の閉鎖もなく、物体の種類もわかっていません。同じ「謎のドローン」でも、性質はかなり異なります。
日本の空は大丈夫?スクランブルと無人機の数字
日本の読者にとって気になるのは、日本の周りの空で同じようなことが起きていないか、という点です。英国のUKABのように、自衛隊機と正体不明の物体のニアミスを公表する仕組みは日本にはありませんが、防衛省と国土交通省の公表資料から、関係する数字を確かめました。
空自のスクランブルは上半期442回、前年の1.7倍
統合幕僚監部が10月16日に公表した資料によると、航空自衛隊の戦闘機の緊急発進(スクランブル)は、2026年度上半期(4〜9月)に442回でした。前年同期の265回から約1.7倍に増えています。相手は中国機が約65%、ロシア機が約34%です。
| 年度 | 1年間 | 上半期(4〜9月) |
|---|---|---|
| 2022年度 | 778回 | 446回 |
| 2023年度 | 669回 | 424回 |
| 2024年度 | 704回 | 358回 |
| 2025年度 | 595回 | 265回 |
| 2026年度 | - | 442回 |
統合幕僚監部「2026年度上半期までの緊急発進実施状況について」(2026年10月16日)より。過去最多は2016年度の1,168回。
中国の無人機は2025年度に16回公表
統合幕僚監部は、ふだんと違う飛び方をした外国機を「特異飛行」として公表しています。2025年度の資料を数えると、特異飛行の公表43件のうち16件に中国の無人機(推定を含む)が含まれていました。多くは与那国島と台湾の間を抜けて、東シナ海と太平洋を行き来する飛行です。2026年度上半期は25件のうち2件で、いずれも情報収集機と一緒に東シナ海を飛んだ偵察・攻撃型無人機でした。
同じ資料の領空侵犯の公表事例49件には、2017年5月に尖閣諸島の領海上空で確認された中国の小型無人機も含まれています。1976年に旧ソ連のミグ25が函館空港に強行着陸したベレンコ中尉事件も、この一覧に載っている事例の1つです。
国内のドローン事故報告に「有人機とのニアミス」は見当たらず
日本では2022年12月から、ドローンを飛ばす人に事故や重大インシデントの報告が義務づけられました。飛行中の航空機と衝突しそうになった場合も報告の対象です。国土交通省が公開している報告一覧(2022年12月〜2025年3月の194件)を確認したところ、年度別では2023年度87件、2024年度89件で、人のけがや物の損壊、機体の制御不能などの事案です。有人の航空機とのニアミスとして載っている事案は見当たりませんでした。
ただし、これはドローンを飛ばした側の報告で、英国のUKABのようにパイロット側の目撃を集めた統計ではありません。日本の航空法では、ドローンは原則として地表から150m未満でしか飛ばせません(国土交通省の飛行ルール)。旅客機で海外へ行く人にとっては、英国や欧州で空港がドローンのために閉鎖されると、遅れや欠航につながる点にも注意が必要です。
英国の報道(X)
英紙デイリー・テレグラフは10月17日付の1面で「英空軍が英国上空で謎のドローンを発見」と報じました。インディペンデント紙も英国時間16日夜、英空軍機が「正体不明のドローン」を報告したと伝えています。
The front page of tomorrow’s Daily Telegraph:
RAF finds mystery drones over UK#TomorrowsPapersToday pic.twitter.com/yMITNV81rI
— The Telegraph (@Telegraph) October 16, 2026
RAF jets report ‘unidentified drones over UK’ https://t.co/N0iTA9aSlh pic.twitter.com/k5IMQV53FB
— The Independent (@Independent) October 16, 2026
英空軍機と謎のドローンのよくある質問
Q. 英空軍機と謎のドローンのニアミスはいつ起きましたか?
A. 2026年2月18日と2月23日です。18日は北海上空で空中給油をしていた給油機ボイジャーの約30m上を、23日は訓練中の戦闘機タイフーンの約90m上を、黒く丸い物体が通過しました。英国の新聞が10月16日に報じて注目されました。
Q. 謎のドローンの正体はわかっていますか?
A. わかっていません。英エアプロックス委員会(UKAB)は2件とも「物体の正体は判断できない」と結論づけています。1件目を報告した操縦士も、ドローンとは断定できず気球の可能性もあるとしています(10月17日時点)。
Q. ドローンは高度1万7,000フィートまで飛べるのですか?
A. 英国では、一般のドローンは原則400フィート(約120m)以下でしか飛ばせません。報道の「約1万7,000フィート」はその40倍前後にあたります。UKABの報告書では、給油機の高度はFL160(約1万6,000フィート)でした。
Q. 英国でドローンとのニアミスは増えていますか?
A. UKABのデータでは、ドローンや正体不明の物体などとのニアミスは2026年1〜9月で81件と、2025年1年間の71件をすでに超えました。軍用機が高度1万フィートを超える高さで遭遇した例は2026年に3件あり、1年としては最多です。
Q. 危険度AやBとはどういう意味ですか?
A. UKABが付ける5段階の危険度で、Aは衝突の深刻なおそれ、Bは安全が確保されていなかった状態、Cは安全は損なわれたが衝突のおそれはなかった状態を指します。今回は給油機の件がB、戦闘機の件がCでした。
Q. 日本で同じようなことは起きていますか?
A. 自衛隊機と正体不明の物体のニアミスを公表する仕組みは日本にはありません。ただ、空自のスクランブルは2026年度上半期に442回と前年同期の約1.7倍に増え、2025年度には中国の無人機が関わる特異飛行が16件公表されています。
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出典・参考資料
- UK Airprox Board:Drones、UA and Other Airprox Count and Information(2026年9月版、Excel)、Individual Airprox Reports 2026(Airprox 2026012・2026014・2026089)
- 統合幕僚監部:2026年度上半期までの緊急発進実施状況について(2026年10月16日)、2025年度緊急発進実施状況について(2026年4月17日)
- 国土交通省:無人航空機の事故等の報告及び負傷者救護義務、無人航空機に係る事故等報告一覧(PDF)、無人航空機の飛行ルール
- The Independent「RAF jets report ‘unidentified drones over UK’」(2026年10月16日)
- The Standard「Unidentified drones in near-misses with RAF jets over North Sea」(2026年10月17日)
- Wikipedia:2025 Russian drone incursion into Poland、2025 European drone sightings
英国の件数の集計(年別・軍用機・高度別・割合)、日本の特異飛行・事故報告の件数は当サイトによるもので、各機関の公式統計ではありません。写真:アイキャッチ=U.S. Navy photo by Strike Fighter Squadron 11/Wikimedia Commons(パブリックドメイン、明るさ調整・文字入れ)。本文=Cpl Nathan Edwards / MOD(Open Government Licence v3.0、Contains public sector information licensed under the Open Government Licence v3.0)。


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