即席麺・スナック・食用油
6月の食品値上げを総まとめ
日常的に手に取る食品の値上げが集中する6月。何が・いつ・どれくらい上がるのかを一覧で整理し、家計を守る節約のコツまでわかりやすく解説します。
2026年6月の食品値上げとは
大手メーカーが6月1日に価格改定を集中
帝国データバンクが食品主要195社を対象に行った最新調査によると、2026年6月の飲食料品の値上げは1,078品目、平均値上げ率は月平均14%です。前年6月(1,940品目)からは半数程度に落ち着いた一方、直前の5月(84品目)からは約13倍に急増します。
分野別では、香辛料やふりかけ類を中心とした「調味料」(450品目)が最多。次いで納豆・缶詰・即席麺などの「加工食品」(304品目)が続きます。どちらも食卓に欠かせない基礎食品で、家計に響きやすいカテゴリです。
| 年月 | 品目数 |
|---|---|
| 2025年6月 | 1,940品目 |
| 2026年4月 | 約2,800品目 |
| 2026年5月 | 84品目 |
| 2026年6月 | 1,078品目 |
| 2026年7月 | 2,269品目 |
6月の値上げ 3つのポイント
身近な食品がまとめて値上げ
即席麺(明星食品)、スナック(カルビー)、プロテイン(明治)、食用油(日清オイリオ)など、毎日使う商品が6月1日にそろって値上げします。
原因は「原材料高+中東情勢」
原材料高はほぼ全品(97.7%)に影響。さらに中東情勢による容器・フィルムなどの資材高と物流コスト上昇が重なっています。
夏以降はさらに拡大の見込み
7月は2,269品目に増加。年内に5年連続で年間1万品目突破が確実視され、当面は備えが必要です。
6月に値上げされる主な食品
多くは6月1日(小麦粉は6月20日)からの改定
小麦粉・スパイスも改定
ニップン・日清製粉は6月20日から業務用小麦粉を25kgあたり75〜100円値上げ。ハウスギャバンはスパイス・加工食品407品を改定します。小麦粉の値上げはパンや麺の価格にじわじわ反映されていきます。
値上げが続く4つの理由
6月の値上げ要因(複数回答)
2026年に特に目立つのが中東情勢の影響です。地政学リスクの高まりとホルムズ海峡の混乱で、食品トレーやフィルムの原料となるナフサの供給が不安定になり、コストが上昇。これを価格へ転嫁する動きが広がっています。円安の長期化(一時1ドル160円に迫る水準)も輸入原材料費を押し上げています。
夏以降の値上げ見通し
残念ながら、値上げの波は夏以降さらに強まる見込みです。7月は2,269品目と単月で再び2,000品目を超え、8月(849品目)・9月(580品目)も高水準が続く可能性があります。
2026年通年の値上げ品目数は5月末時点で約9,361品目。6月中にも、調査開始の2022年から5年連続となる年間1万品目突破が確実視されています。「値上げは一段落」と油断せず、家計の備えを続けることが大切です。
家計を守る節約のコツ5選
買い方を少し工夫するだけで、ダメージは確実に減らせます
値上げ前にまとめ買い
日持ちする即席麺・食用油・調味料は改定前に。ただし使い切れる範囲で。
プライベートブランド(PB)に切り替え
スナック・調味料・食用油はPBで2〜3割安くなることも。味が同等なら乗り換えを。
単価で比べる・大容量を選ぶ
「100gあたり」「1食あたり」で比較。よく使う物は大容量が割安です。
ポイント・クーポン・特売日を活用
還元やアプリクーポンを組み合わせれば、実質的な値上げ分を相殺できます。
「実質値上げ(容量減)」に注意
価格据え置きで内容量が減るケースも。グラム単価で判断するクセを。
よくあるご質問
2026年6月の食品値上げは何品目ですか?
6月はどんな食品が値上げされますか?
なぜ値上げが続いているのですか?
値上げはいつ落ち着きますか?
まとめ
この記事のポイント
- 2026年6月の食品値上げは1,078品目、平均約14%
- 即席麺・スナック・プロテイン・食用油など身近な商品が対象
- 原因は原材料高に加え、中東情勢による資材・物流コストの上昇
- 夏以降も値上げは拡大見込み。今のうちの備えが家計を守るカギ
値上げ自体は避けられませんが、値上げ前のまとめ買い、PBへの切り替え、単価比較、ポイント活用、容量チェックといった工夫で、家計へのダメージは着実に減らせます。「何が・いつ・どれくらい上がるか」を知っておくことが、いちばんの節約の第一歩です。
主な参考:帝国データバンク/カルビー/アサヒグループ食品/明星食品(日清食品グループ)/味の素/キユーピー/明治/日清オイリオ/不二家/ニップン/日清製粉/ハウスギャバン/カゴメ 各社リリース。

コメント