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都道府県魅力度ランキング2026一覧|最下位は佐賀、茨城と0.1点差
ブランド総合研究所が2026年10月3日に発表した「都道府県魅力度ランキング2026」。1位は北海道で18年連続、最下位の47位は佐賀県でした。46位の茨城県との差はわずか0.1点。公式CSVで全47都道府県の点数と前年からの変化をまとめ、2009年からの18年分で「最下位の歴史」と「その差は誤差の範囲なのか」を確かめました。
この記事の結論
- 2026年の魅力度1位は北海道(68.0点)で18年連続。2位京都府、3位沖縄県は7年連続で同じ顔ぶれです。4位に東京都、5位に神奈川県が入れ替わりました。
- 最下位は佐賀県(15.1点)。46位茨城県(15.2点)との差は0.1点で、18年間で最も小さい差(3回目)です。佐賀県の最下位は2022年・2024年に続き3回目です。
- 伸びが最も大きかったのは大阪府(+5.3点・6位)。順位は新潟県・宮崎県・高知県が6つずつ上げました。前年より点数が上がったのは28都道府県です。
- 1県あたりの回答者は平均約949人。筆者の概算では、2県の点数差が約2.1〜3.2点より小さいと、誤差で入れ替わりうる範囲です。佐賀県から2.1点以内には下位5県が入っています。
都道府県魅力度ランキング2026 全47都道府県の一覧
ブランド総合研究所が公開したCSVデータをもとに、2026年の順位・魅力度(点)と、2025年からの変化を一覧にしました。同点の県は同じ順位です(12位が3県、28位が2県)。
| 順位 | 都道府県 | 魅力度 | 前年比 | 前年順位 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 北海道 | 68.0点 | -2.7 | 1位 → |
| 2位 | 京都府 | 53.5点 | +0.9 | 2位 → |
| 3位 | 沖縄県 | 49.1点 | +0.5 | 3位 → |
| 4位 | 東京都 | 45.9点 | +3.8 | 5位 ↑1 |
| 5位 | 神奈川県 | 41.5点 | -1.6 | 4位 ↓1 |
| 6位 | 大阪府 | 40.9点 | +5.3 | 8位 ↑2 |
| 7位 | 福岡県 | 39.4点 | ±0.0 | 6位 ↓1 |
| 8位 | 長崎県 | 36.4点 | +1.6 | 11位 ↑3 |
| 9位 | 長野県 | 35.0点 | -1.8 | 7位 ↓2 |
| 10位 | 静岡県 | 33.7点 | ±0.0 | 12位 ↑2 |
| 11位 | 宮城県 | 32.6点 | +2.5 | 15位 ↑4 |
| 12位 | 石川県 | 32.5点 | +0.9 | 13位 ↑1 |
| 12位 | 兵庫県 | 32.5点 | -2.4 | 10位 ↓2 |
| 12位 | 広島県 | 32.5点 | +2.3 | 14位 ↑2 |
| 15位 | 奈良県 | 31.5点 | -3.9 | 9位 ↓6 |
| 16位 | 熊本県 | 29.8点 | +2.1 | 19位 ↑3 |
| 17位 | 愛知県 | 29.2点 | -0.8 | 16位 ↓1 |
| 18位 | 青森県 | 29.1点 | +2.2 | 21位 ↑3 |
| 19位 | 千葉県 | 28.4点 | -0.3 | 18位 ↓1 |
| 20位 | 鹿児島県 | 28.2点 | -0.7 | 17位 ↓3 |
| 21位 | 富山県 | 27.2点 | -0.2 | 20位 ↓1 |
| 22位 | 新潟県 | 26.8点 | +3.2 | 28位 ↑6 |
| 23位 | 秋田県 | 25.6点 | +0.8 | 24位 ↑1 |
| 24位 | 宮崎県 | 25.5点 | +2.3 | 30位 ↑6 |
| 25位 | 香川県 | 25.0点 | +1.3 | 27位 ↑2 |
| 26位 | 大分県 | 24.8点 | +0.9 | 25位 ↓1 |
| 27位 | 和歌山県 | 24.6点 | +1.2 | 29位 ↑2 |
| 28位 | 福島県 | 24.4点 | +2.9 | 33位 ↑5 |
| 28位 | 高知県 | 24.4点 | +3.2 | 34位 ↑6 |
| 30位 | 三重県 | 24.3点 | -0.9 | 23位 ↓7 |
| 31位 | 岩手県 | 24.1点 | +2.0 | 31位 → |
| 32位 | 山梨県 | 23.9点 | -2.2 | 22位 ↓10 |
| 33位 | 山形県 | 23.7点 | -0.1 | 26位 ↓7 |
| 34位 | 福井県 | 22.2点 | +2.0 | 36位 ↑2 |
| 35位 | 愛媛県 | 21.9点 | ±0.0 | 32位 ↓3 |
| 36位 | 岐阜県 | 21.6点 | +0.4 | 34位 ↓2 |
| 37位 | 滋賀県 | 21.2点 | +1.3 | 37位 → |
| 38位 | 島根県 | 20.5点 | +2.5 | 42位 ↑4 |
| 39位 | 栃木県 | 19.5点 | +0.6 | 39位 → |
| 40位 | 山口県 | 19.4点 | +1.6 | 43位 ↑3 |
| 41位 | 岡山県 | 19.3点 | -0.2 | 38位 ↓3 |
| 42位 | 鳥取県 | 18.8点 | +1.5 | 44位 ↑2 |
| 43位 | 徳島県 | 16.9点 | -1.9 | 41位 ↓2 |
| 44位 | 埼玉県 | 16.7点 | +3.0 | 47位 ↑3 |
| 45位 | 群馬県 | 16.4点 | -2.5 | 39位 ↓6 |
| 46位 | 茨城県 | 15.2点 | +0.9 | 46位 → |
| 47位 | 佐賀県 | 15.1点 | -0.3 | 45位 ↓2 |
| — | 47都道府県平均 | 28.5点 | +0.7 | — |
出典:ブランド総合研究所「地域ブランド調査2026」都道府県魅力度ランキングCSV。前年比・順位の矢印は筆者が計算。
魅力度の点数の出し方
回答者に各都道府県が「どの程度魅力的か」を5段階で聞き、「とても魅力的」を100点、「やや魅力的」を50点、それ以外を0点として平均した値です。つまり魅力度15点は、たとえば「とても魅力的」5%・「やや魅力的」20%のような水準で、「魅力がない」と答えた人の割合ではありません。
1位は北海道で18年連続|ただし点数は5年連続で低下
北海道は都道府県の調査が始まった2009年から一度も1位を譲っていません。2位京都府、3位沖縄県の顔ぶれも2020年から7年連続で同じです。
一方で、北海道の点数は2021年の73.4点をピークに5年連続で下がり、今回は68.0点でした(73.4→73.3→72.4→70.8→70.7→68.0)。2位京都府との差は14.5点あり、首位の座はまだ盤石です。
4位〜10位の入れ替わり
4位は東京都(+3.8点)が神奈川県と入れ替わりました。6位の大阪府は+5.3点で47都道府県最大の伸びです。ブランド総合研究所は、梅田周辺で大型商業施設の開業が続いたことなどを背景に挙げています。8位の長崎県は音楽フェスや「ピース文化祭」などのイベントで「祭りやイベント」の認知が伸び、調査開始以来最高の36.4点になりました。
順位が上がった県・下がった県|大阪・新潟・高知が上昇
点数が上がった5都府県
| 都道府県 | 点数の変化 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|
| 大阪府 | +5.3 | 8位 | 6位 |
| 東京都 | +3.8 | 5位 | 4位 |
| 新潟県 | +3.2 | 28位 | 22位 |
| 高知県 | +3.2 | 34位 | 28位 |
| 埼玉県 | +3.0 | 47位 | 44位 |
点数が下がった5道県
| 都道府県 | 点数の変化 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|
| 奈良県 | -3.9 | 9位 | 15位 |
| 北海道 | -2.7 | 1位 | 1位 |
| 群馬県 | -2.5 | 39位 | 45位 |
| 兵庫県 | -2.4 | 10位 | 12位 |
| 山梨県 | -2.2 | 22位 | 32位 |
公式CSVの2026年・2025年の点数から筆者が計算。
順位では、新潟県・宮崎県・高知県がそろって6つ上昇しました。ブランド総合研究所によると、3県とも観光意欲度が上がっています。新潟県は世界文化遺産「佐渡島の金山」への注目、宮崎県は「神楽」の世界遺産登録に向けた動き、高知県はNHK連続テレビ小説『あんぱん』の舞台となった効果が挙げられています。高知県の観光意欲度の伸びは全国で最も大きかったとのことです。11位の宮城県(4つ上昇)、38位の島根県(同、朝ドラ『ばけばけ』の舞台)も観光面の注目が順位につながりました。
反対に、順位を最も下げたのは山梨県(22位→32位)、点数を最も下げたのは奈良県(-3.9点、9位→15位)です。群馬県は-2.5点で39位から45位に下がりました。
魅力度ランキング最下位の推移|18年で茨城12回・佐賀3回
都道府県の調査が始まった2009年から2026年まで、47位になった県を並べました。
| 年 | 47位 | 点数 | 46位との差 |
|---|---|---|---|
| 2009年 | 茨城県 | 6.6点 | 佐賀県と0.4点差 |
| 2010年 | 茨城県 | 7.0点 | 佐賀県と0.4点差 |
| 2011年 | 茨城県 | 7.2点 | 佐賀県と0.3点差 |
| 2012年 | 群馬県 | 7.6点 | 茨城県と0.2点差 |
| 2013年 | 茨城県 | 6.6点 | 佐賀県と0.4点差 |
| 2014年 | 茨城県 | 6.5点 | 群馬県と2.3点差 |
| 2015年 | 茨城県 | 5.9点 | 埼玉県と2.2点差 |
| 2016年 | 茨城県 | 7.7点 | 栃木県と0.1点差 |
| 2017年 | 茨城県 | 8.0点 | 徳島県と1.1点差 |
| 2018年 | 茨城県 | 8.0点 | 徳島県と1.8点差 |
| 2019年 | 茨城県 | 9.4点 | 佐賀県と1.8点差 |
| 2020年 | 栃木県 | 11.4点 | 徳島県と0.7点差 |
| 2021年 | 茨城県 | 11.6点 | 佐賀県と1.2点差 |
| 2022年 | 佐賀県 | 13.2点 | 茨城県と0.3点差 |
| 2023年 | 茨城県 | 13.7点 | 佐賀県と0.1点差 |
| 2024年 | 佐賀県 | 14.9点 | 埼玉県と0.3点差 |
| 2025年 | 埼玉県 | 13.7点 | 茨城県と0.6点差 |
| 2026年 | 佐賀県 | 15.1点 | 茨城県と0.1点差 |
2025・2026年はブランド総合研究所の公式CSV、2009〜2024年は都道府県市区町村(uub.jp)がまとめた同研究所の発表値による(2025年分は公式CSVと47都道府県すべて一致することを確認)。46位との差は筆者が計算。
- 茨城県が12回で最多です。2013〜2019年は7年連続でした。今回は46位です。
- 佐賀県は3回目で、2022・2024・2026年と偶数年に最下位になっています。佐賀県は18年のうち17年が43位以下で、43位より上だったのは2016年(38位)だけです。
- 群馬県(2012年)、栃木県(2020年)、埼玉県(2025年)が1回ずつ。18年の最下位は、すべて北関東3県と埼玉県・佐賀県の5県のどれかです。
- 46位と47位の差が0.1点だったのは2016年、2023年、2026年の3回だけで、今回は18年で最も小さい差に並びます。
0.1点差は誤差の範囲?回答者数から見る順位の重み
都道府県の調査票では、1人が11〜12の都道府県に答え、1県あたりの回答者は平均約949人です(ブランド総合研究所の調査概要)。アンケートには必ず「たまたま」の誤差があります。そこで、佐賀県の15.1点を例に、誤差の大きさを概算しました。
概算の考え方
魅力度は1人の回答を100点・50点・0点に置き換えた平均なので、回答のばらつき(標準偏差)がわかれば誤差を見積もれます。15.1点の内訳は「とても魅力的」が0〜15.1%のどこかで、その割合によって標準誤差は約0.75〜1.16点になります。2県の差を比べるときは誤差が√2倍に広がるので、95%の目安で約2.1〜3.2点より小さい差は、偶然で逆転しうる範囲です。
佐賀県(15.1点)から2.1点以内に入るのは、佐賀県(15.1点)・茨城県(15.2点)・群馬県(16.4点)・埼玉県(16.7点)・徳島県(16.9点)の下位5県です。つまり、43位〜47位の並びは調査をやり直せば入れ替わっても不思議ではない差といえます。0.1点差で決まった今回の最下位も、「佐賀県が茨城県より魅力がない」とまでは言い切れません。
この概算の限界
単純な無作為抽出を仮定した計算です。実際の調査は人口構成に合わせて重み付け(ウェイトバック)をしているため、誤差はこれより大きくなる可能性があります。また、ネット調査の回答者の偏りなど、回答者数では測れない誤差は含みません。ブランド総合研究所自身は誤差の幅を公表していないため、目安としてご覧ください。
一方で、18年のうち17年が43位以下という佐賀県の位置は、誤差だけでは説明できない「傾向」です。1年ごとの順位より、何年分かの並びで見るほうが実態に近いといえます。
魅力度ランキングはどうやって決まる?調査の概要
- 実施:株式会社ブランド総合研究所「地域ブランド調査2026」(第21回、都道府県は2009年から18回目)
- 方法:インターネット調査。20〜70代の男女を年代・地域別にほぼ同数ずつ集め、人口構成に合わせて再集計
- 有効回答:31,666人(都道府県は1県平均約949人が回答)
- 調査期間:2026年6月23日〜7月17日
- 項目:魅力度のほか、認知度、情報接触度、観光意欲度、居住意欲度、産品購入意欲度など全91項目
- 発表:2026年10月3日(日本テレビ系『世界一受けたい授業』と同研究所のサイト)
調査は2026年6〜7月に行われたため、それ以降の出来事(夏以降のイベントや災害など)は今回の順位に反映されていません。魅力度は「その地域をどう思うか」というイメージの調査で、住みやすさや経済の豊かさを測るものではない点にも注意が必要です。
都道府県魅力度ランキング2026のよくある質問
Q. 都道府県魅力度ランキング2026の1位はどこですか?
A. 北海道です(68.0点)。都道府県の調査が始まった2009年から18年連続の1位です。2位は京都府(53.5点)、3位は沖縄県(49.1点)でした。
Q. 都道府県魅力度ランキング2026の最下位はどこですか?
A. 47位は佐賀県(15.1点)です。46位は茨城県(15.2点)、45位は群馬県(16.4点)、44位は埼玉県(16.7点)、43位は徳島県(16.9点)でした。
Q. 佐賀県が最下位になったのは何回目ですか?
A. 2022年、2024年に続いて3回目です。2009年以降の18年間で最下位が最も多いのは茨城県の12回です。
Q. 2026年に最も順位を上げた都道府県はどこですか?
A. 新潟県(28位→22位)、宮崎県(30位→24位)、高知県(34位→28位)がそれぞれ6つ上げました。点数の伸びは大阪府の+5.3点が最大です。
Q. 魅力度の点数はどうやって計算していますか?
A. 「とても魅力的」を100点、「やや魅力的」を50点、それ以外を0点として、回答者の平均をとったものです。インターネット調査で、2026年は31,666人が回答しました。
Q. 0.1点差の順位に意味はありますか?
A. 1県あたりの回答者は約949人なので、筆者の概算では2県の差が約2.1〜3.2点より小さいと偶然で逆転しうる範囲です。2026年の下位5県(43〜47位)はこの範囲に入っており、1年の順位だけで優劣を決めるのは難しいといえます。
あわせて読みたい
出典・参考資料
- ブランド総合研究所(地域ブランドNEWS):「都道府県魅力度ランキング2026」1位は北海道。大阪府・長崎県が躍進(2026年10月3日、CSVデータ)
- ブランド総合研究所:第21回「地域ブランド調査2026」ニュースリリース(PDF)(2026年10月3日)
- ブランド総合研究所:「地域ブランド調査2026」10月3日に「都道府県魅力度ランキング」などを公開(調査概要、2026年9月30日)
- 都道府県市区町村:魅力度(都道府県データランキング)(2009〜2024年の順位・点数)
前年比、最下位の推移、46位と47位の差、誤差の概算は、公表データをもとに筆者が計算したものです。アイキャッチ背景:lumoplank「Shikisai-no-oka 2.jpg」(北海道美瑛町・四季彩の丘、Wikimedia Commons、CC0)をトリミング・文字入れ。


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