【要注意】蚊やダニが媒介する感染症とは?野外活動シーズンに備える虫よけ対策まとめ

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初夏から秋にかけて、レジャーやアウトドアが楽しい季節になってきました。しかしこの時期、野外活動とともに増えてくるのが「蚊」や「ダニ」による刺傷と、それに関連する感染症のリスクです。

特に蚊やマダニは、私たちの健康に影響を及ぼす感染症の「媒介者(ベクター)」となる場合があり、油断は禁物です。この記事では、蚊やダニが媒介する感染症のリスクとその予防法を詳しく解説します。

厚生労働省 蚊媒介感染症


https://x.com/MHLWitter/status/1930097936618373379

目次

1. 蚊やダニが媒介する感染症とは?

【蚊が媒介する感染症】

蚊に刺されてうつる代表的な感染症には以下のようなものがあります。

  • 日本脳炎
    国内でも発症例は少ないものの、重症化することがあり注意が必要です。
  • デング熱
    近年、海外から持ち込まれる例が増加しています。高熱や発疹、関節痛を伴うウイルス感染症です。
  • ジカウイルス感染症
    妊娠中の女性が感染すると、胎児に小頭症などの障害を引き起こす恐れがあります。
  • マラリア(海外)
    日本国内ではありませんが、渡航時の注意が必要な感染症です。

【ダニが媒介する感染症】

  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
    マダニが媒介するウイルス性疾患で、発熱や嘔吐、出血症状を伴い、致死率も高めです。
  • 日本紅斑熱
    マダニが病原体を持っている場合、感染すると発熱や皮膚の発疹などが現れます。
  • ライム病
    欧米では一般的な感染症で、感染後しばらくしてから慢性的な関節炎や神経障害を起こすことがあります。

2. 野外活動が感染リスクを高める理由

アウトドア活動では、蚊やダニが多く生息する環境に長時間身を置くことになります。

  • 森林や草むらでのキャンプ
  • ハイキングや山登り
  • 公園でのピクニック
  • 農作業や庭いじり

これらの場所にはマダニが多く生息しており、長袖を着ていても隙間から入り込んでくることがあります。また、蚊も水辺や日陰に多く、動いて汗をかく人間のにおいに反応して集まってきます。


3. 感染症を防ぐ基本的な虫よけ対策

蚊やダニによる感染症を防ぐために、日常生活やレジャー時に取り入れたい対策をまとめました。

【服装の工夫】

  • 肌の露出を避け、長袖・長ズボンを着用する
  • シャツの裾をズボンに入れるなど、ダニの侵入を防ぐ工夫
  • 明るい色の服を着るとマダニが視認しやすくなります

【虫よけ剤の活用】

  • ディートやイカリジン成分を含む虫よけスプレーやローションを使用する
  • 特に足首・手首・首回りなど、露出している部位に重点的に塗布
  • 衣服用のスプレーも併用することで、さらに予防効果が高まります

【帰宅後のチェック】

  • 自宅に戻ったら全身の肌を確認し、マダニが付着していないかをチェック
  • 特に耳の後ろ、脇の下、足の付け根などは見落としがち
  • ペットにもマダニ対策を忘れずに

4. 子どもや高齢者は特に注意が必要

蚊やダニが媒介する感染症は、免疫力の弱い子どもや高齢者にとって重症化のリスクがあります。以下のような点に特に注意してください。

  • 小さな子どもは虫に刺された場所を掻き壊して、二次感染を起こしやすい
  • 高齢者は体温調節機能や免疫機能の低下により、症状が重篤化する可能性がある
  • 妊娠中の女性がジカウイルスなどに感染すると胎児への影響も懸念されます

5. 都市部でも油断できない感染症リスク

「自然の多い地方に行かなければ大丈夫」と思いがちですが、都市部でも油断は禁物です。

  • 都会の公園や河川敷には意外と蚊が多く生息
  • ベランダのプランターやバケツにたまった水が蚊の発生源になることも
  • ダニは草むらだけでなく、民家の裏庭や空き地にも生息していることがあります

6. 虫よけグッズと効果的な使い方

市販されている虫よけグッズをうまく活用することで、感染症のリスクを大きく減らせます。おすすめのアイテムをご紹介します。

【虫よけスプレー】

  • 肌に直接噴霧できるタイプ(ディート、イカリジン)
  • 衣類にかけるタイプ(長時間効果持続)

【虫よけシール・ブレスレット】

  • 小さなお子様にも使いやすい
  • 香りで虫を寄せ付けにくくするタイプが多い

【屋外用の蚊取り線香や電気式駆除機】

  • キャンプやBBQで重宝
  • 蚊の侵入を防ぐバリアを作るイメージで活用

【忌避植物】

  • レモングラス、ミント、ゼラニウムなどは蚊が嫌う香り
  • 庭先やベランダに植えることで、自然な虫よけ効果が期待できます

7. まとめ:快適なレジャーには「虫対策」が不可欠

蚊やダニが媒介する感染症は、正しく対策すればほとんどの場合、防げるものです。特にこれからの季節、野外での活動が増える中で「予防意識」がとても大切になります。

肌の露出を控える、明るい服を着る、虫よけを使う、帰宅後にチェックする——これらの習慣を取り入れるだけでも、感染リスクは大きく減らせます。

楽しいレジャーの思い出を病気で台無しにしないためにも、今日からできる虫対策を始めましょう!

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